特集
初詣・厄除けと寺社めぐり
初詣、厄除け、七福神めぐり、節分。神奈川と関東の寺社へ電車で行く人に向けて、最寄り駅と歩く道、混む時間、大晦日の終夜運転と臨時列車、その寺社の由来を書いています。
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冬ぼたんは、花の少ない冬に咲くよう手をかけて藁で囲った正月の縁起花
冬ぼたんは、春に咲く品種を抑制栽培で正月に咲かせたもので、冬の花の付く割合が2割以下の寒牡丹とは別だと上野東照宮ぼたん苑は説明しています。鎌倉の鶴岡八幡宮の神苑ぼたん庭園(入園料500円、2026年は1月1日から2月中旬頃まで)と上野東照宮ぼたん苑(大人1,000円、1月1日から2月23日まで)の期間・時間・最寄り駅を、公式の案内から書いています。
写真:わらぼっちが並ぶ上野東照宮ぼたん苑。奥は上野公園の五重塔
東照宮 プレスリリース 2025.12.11(PR TIMES)より
大阪の七五三詣は、5社のうち3社が予約なしの当日受付
住吉大社、大阪天満宮、難波八阪神社、坐摩神社、石切劔箭神社。大阪の5社の七五三詣を、各社の公式サイトの案内で並べました。住吉大社・大阪天満宮・石切劔箭神社は予約不要で当日受付、難波八阪神社は電話で日時を相談、坐摩神社は希望の日時を先に知らせる形です。初穂料は石切劔箭神社が5,000円、住吉大社と大阪天満宮は1人10,000円。祈祷中の撮影は住吉大社が禁止、大阪天満宮は建物内が不可です。
写真:住吉大社の本殿(住吉造)
写真: Saigen Jiro(CC0、Wikimedia Commons)
秩父札所の午歳総開帳:11月30日まで、34カ寺を電車とバスで回るには
秩父札所34カ寺で12年に一度の御開帳が行われる「午歳総開帳」は2026年3月18日〜11月30日。連合会は車で3〜4日・徒歩で7〜8日、数回に分けても構わないとしています。御朱印は500円・受付は8時〜17時(冬は16時)、27番と28番は御朱印の受け方が違います。
写真:秩父札所4番 金昌寺の仁王門
写真: Higa4(CC0、Wikimedia Commons より)
要石と鯰絵:鹿島の石が鯰絵に描かれたのは、なぜ1855年の江戸地震からなのか
鹿島神宮は要石を「地震を起こす鯰の頭を抑えている」石と説明し、香取神宮は両神宮の大神が石棒で大ナマズの頭と尾を刺し通したと伝えます。地震鯰の説は16世紀末から17世紀には広まっていたのに、鹿島神・鯰・要石をそろえた絵が200種前後も出たのは1855年の安政江戸地震のあとが初めてでした。なぜこの年だったのかを内閣府の報告書と両社の公式サイトで突き合わせ、鯰絵を見られる場所と鹿島神宮駅・佐原駅からの行き方も書きます。
写真:1855年の安政江戸地震のあとに出た鯰絵。地震を起こしたとされる大鯰に、町の人々が打ちかかる
画像: 作者不詳(パブリックドメイン、Wikimedia Commons)
七五三詣の神社6社:東京と神奈川の受付時間・予約・初穂料・最寄り駅
明治神宮、神田明神、日枝神社、伊勢山皇大神宮、鶴岡八幡宮、寒川神社。東京と神奈川の6社の七五三詣の、受付時間・初穂料・最寄り駅・出張カメラマンの決まりです(各社の公式サイトによる)。予約は明治神宮・神田明神・日枝神社・伊勢山皇大神宮の4社が不要と案内し、鶴岡八幡宮は当日の受付手順のみ、寒川神社は記載がありません。
写真:横浜総鎮守・伊勢山皇大神宮の本殿
写真: 桜男爵(パブリックドメイン、Wikimedia Commons)
初詣「約300万人」は誰の数字か:警察庁の全国集計は2009年で終わった
初詣のニュースでよく見る「約300万人」という数字は、明治神宮の公式サイトには見当たりません。警察庁が全国の初もうで人出ランキングを発表していたのは2009年までで、以後は取りやめています。神社ごとの参拝者数は、祈祷件数やおみくじの販売数、さい銭の額などをもとにした推計です。
写真:明治神宮の鳥居(参道)
写真: Kakidai(CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)
初詣は鉄道が広めた:川崎大師へ向かう汽車と、縁日に走り出した京急の最初の電車
「初詣」という言葉が新聞に出てくるのは明治18年(1885年)、川崎大師へ向かう人のために汽車が川崎に臨時停車したという記事です。1899年には、いまの京急大師線が大師の縁日に開業しました。初詣と鉄道の関係を、研究書と鉄道会社の資料からたどります。
写真:川崎大師(平間寺)の大本堂(2011年4月撮影)
写真: ペン太(CC BY 2.5、Wikimedia Commons)
今宮戎神社の十日戎:1月9〜11日、福笹と吉兆・宝恵駕行列。南海の今宮戎駅、大阪メトロの大国町駅からの行き方
今宮戎神社の十日戎は毎年1月9日(宵戎)・10日(本戎)・11日(残り戎)。南海高野線の今宮戎駅は降りてすぐ東、大阪メトロ御堂筋線の大国町駅3番出口からは徒歩約8分です。2026年(令和8年)の実績では、福笹の授与は3日間とも7時から翌1時まででした。
写真:今宮戎神社の鳥居(大阪市浪速区)
写真: Yanajin33(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)
神奈川の初詣を電車で:川崎大師・鶴岡八幡宮・寒川神社・伊勢山皇大神宮の最寄り駅と、祈祷の受付時間、正月の交通規制
神奈川の4つの寺社へ電車で初詣に行く人向けに、公式の案内にある最寄り駅と徒歩の分数、祈祷の受付時間と料金、2026年正月の交通規制と終夜運転の実績を1つの表にしました。厄年の数え方は川崎大師が満年令、寒川神社が数え年と、寺社で違います。
写真:鶴岡八幡宮(鎌倉市)。JR・江ノ電の鎌倉駅から徒歩10分
写真: Nerotaso(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)
川崎大師の初詣と厄除け:京急大師線での行き方、護摩の受付時間と祈祷料、正月の交通規制
川崎大師は京急川崎駅で大師線に乗り換え、川崎大師駅から徒歩8分。護摩の祈祷は予約不要で、申込みは祈祷の10〜15分前が目安。祈願料はお護摩5,000円からです。2026年正月の交通規制は12月31日午後10時〜1月1日午後7時頃、1月2・3日は午前10時〜午後7時頃でした。
写真:川崎大師の不動門(2019年8月撮影)
写真: Suikotei(CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)
国府宮はだか祭 2027:2月19日(金)、揉み合いは午後4時頃から約1時間。名鉄の国府宮駅から歩いて3分
尾張大國霊神社(国府宮)のはだか祭は旧暦正月13日で、2027年は2月19日(金)。午後3時に儺追神事が始まり、神男をめぐる揉み合いは午後4時頃から約1時間です。裸男の集団は正午頃から来ます。名鉄の国府宮駅北口から徒歩3分、当日は神社の駐車場が使えません。
写真:門の前に集まった裸男たち(2014年2月12日撮影)。撮影者の説明では、山門に迫った神男に触ろうと集まったところ
写真: KKPCW(CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)
成田山新勝寺の節分会 2027:2月3日、「鬼は外」を言わない豆まき。前回の時刻と、JR・京成の成田駅から歩いて10分
成田山新勝寺の節分会は立春の前日、2月3日です。「鬼は外」とは言わず「福は内」と唱えます。2026年の特別追儺豆まき式は11時・13時30分・16時の3回で、大相撲の力士と大河ドラマの出演者が豆をまきました。JR成田駅・京成成田駅から徒歩10分。当日は参道が10時から17時まで交通規制でした。
写真:成田山新勝寺の大本堂(2014年9月撮影)。節分会の豆まきはこの前で行われる
写真: アルトクール(CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)
西宮神社の十日えびすと開門神事(福男選び):1月10日午前6時に本殿まで走る神事と、前夜の抽選。阪神の西宮駅から徒歩5分
西宮神社の十日えびすは1月9〜11日。10日午前6時、十日戎大祭を終えた表大門が開き、参拝者が本殿まで走る「開門神事」で到着順1〜3番がその年の福男に選ばれます。阪神本線の西宮駅えびす口から徒歩5分。参拝者は毎年100万人以上、と神社は説明しています。
写真:西宮神社の拝殿(兵庫県西宮市)
写真: Saigen Jiro(CC0、Wikimedia Commons)
寒川神社の八方除と初詣:JR相模線・宮山駅からの歩き方、祈祷の受付時間と初穂料
寒川神社は「相模國一之宮」を名乗る、全国唯一の八方除の神社です。最寄りはJR相模線の宮山駅で徒歩5分、寒川駅ではありません。御祈祷は予約不要で初穂料3,000円からの5段階です。2026年正月の交通規制と、神門に掲げる迎春ねぶたの期間も公式の案内どおりに書いています。
写真:寒川神社の社殿(神奈川県寒川町)
写真: 五虎将軍(CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)
横浜瀬谷八福神めぐり:花博の会場の地元を相鉄線で歩く。8つの寺と、相鉄のスタンプラリー
横浜市瀬谷区には、七福神に達磨大師を加えた8つの寺をめぐる「瀬谷八福神」があります。区の公式ページで8寺の名前・福神・最寄りを確かめ、相鉄が毎年冬に開くスタンプラリーと、花博のシャトルバス駅でもある瀬谷駅・三ツ境駅からの行き方を書いています。
写真:瀬谷八福神の達磨大師をまつる長天寺(横浜市瀬谷区)の本堂
写真: 小池 隆(CC BY 3.0、Wikimedia Commons)
高崎のだるま市 2027:元日・2日は高崎駅前、6・7日は少林山達磨寺。2つの市の違いと、信越本線1時間に1本の行き方
高崎のだるま市は、高崎駅西口の「高崎だるま市」が毎年1月1日・2日、少林山達磨寺の「七草大祭だるま市」が1月6日・7日と、日も場所も分かれています。少林山へは信越本線の群馬八幡駅から徒歩約20分、高崎駅西口からバスで約30分。信越本線は日中1時間に1本です。
写真:少林山達磨寺の本堂と、納められただるま(2010年4月撮影)
写真: puffyjet(CC BY 2.0、Wikimedia Commons)
東大寺二月堂のお水取り(修二会)2027:3月1〜14日、お松明の時刻と12日だけの11本。近鉄奈良駅からの行き方と混む日
東大寺二月堂の修二会(お水取り)は752年に始まり、2027年で1276回目。3月1日から14日、お松明は毎晩19時(12日は19時半、14日は18時半)です。近鉄奈良駅から東大寺境内へ徒歩約20分。寺は旅行会社に向けて「修二会行事は、イベントではありません」と書いています。
写真:二月堂の舞台を走るお松明(2007年3月9日撮影)
写真: ignis(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)
鶴岡八幡宮の初詣:鎌倉駅から徒歩10分、三が日は24時間参拝。祈祷の受付時間と正月の交通規制
鶴岡八幡宮はJR鎌倉駅東口・江ノ電鎌倉駅から徒歩10分です。開門・閉門は通年午前6時から午後8時までですが、正月三が日は24時間参拝可能でした(2026年の実績)。ご祈祷の受付時間・初穂料と、鎌倉市の年末年始の交通規制も公式の案内から書いています。
写真:鶴岡八幡宮の舞殿と本宮(鎌倉市)
写真: Nerotaso(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)
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