「お伊勢参りは、外宮から」。神宮の交通案内にそう書いてあります。外宮は近鉄の伊勢市駅から徒歩約 5 分、内宮へはそこからバスで約 10 分で、大みそかの夜は 2025-26 年、大阪難波と近鉄名古屋から臨時特急「ひのとり」が 0 時から 2 時台に 3 本ずつ走りました(2026-27 年の案内はまだ出ていません)。
伊勢市駅で降りて外宮へ、内宮へはバスで約 10 分
神宮は外宮(豊受大神宮)を「伊勢市の中心部、高倉山を背にして」鎮まるお宮と紹介していて、まつられているのは豊受大御神。正宮や別宮など代表的な見どころを回ると約 30 分かかります。
内宮(皇大神宮)へはタクシーでも行けます。入口は五十鈴川にかかる宇治橋で、神宮の案内には「宇治橋をわたり、玉砂利を敷き詰めた長い参道を進むとそこは神域」とあります。内宮の代表的な見どころを回ると約 60 分です。
神宮の交通案内では、外宮と内宮の間を三重交通の路線バス 51 系統・55 系統、周遊バスの CAN ばす、主要な停留所だけに停まる特急が結んでいます。三重交通の運賃検索では、外宮前から内宮前までの通常の運賃は大人 520 円、小児 260 円です。
大みそかの臨時特急「ひのとり」は、近鉄の伊勢市駅とその先の宇治山田駅・五十鈴川駅に停まりました。
大みそかの夜に走った臨時特急「ひのとり」の時刻(2025-26 年)
近鉄は 2025 年 11 月 10 日の発表で、大みそかから元旦にかけて終夜運転(一部線区を除く)をすると知らせました。このとき臨時特急「ひのとり」は、大阪難波駅と近鉄名古屋駅から五十鈴川駅まで各 3 往復(帰りの 1 本は大阪上本町止まり)走らせました。伊勢へ向かう便の時刻は次のとおりでした。
| 出発駅 | 発車 | 伊勢市着 | 宇治山田着 | 五十鈴川着 |
|---|---|---|---|---|
| 大阪難波 | 0:00 | 1:48 | 1:51 | 1:55 |
| 大阪難波 | 1:00 | 2:47 | 2:50 | 2:53 |
| 大阪難波 | 2:00 | 3:44 | 3:47 | 3:51 |
| 近鉄名古屋 | 0:15 | 1:35 | 1:38 | 1:42 |
| 近鉄名古屋 | 1:00 | 2:20 | 2:23 | 2:27 |
| 近鉄名古屋 | 2:00 | 3:20 | 3:23 | 3:27 |
帰りの「ひのとり」は、大阪方面が五十鈴川発 2:35・3:35・4:08 で、このうち 3:35 発は大阪難波まで行かず大阪上本町止まりでした。名古屋方面は五十鈴川発 2:04・3:04・4:04 です。
同じ発表の終夜運転の一覧では、大阪難波発の五十鈴川行き特急が終夜約 30 分〜60 分間隔で 8 本、近鉄名古屋発の五十鈴川行きが 22 時と 0 時〜2 時台に 4 本、京都発の五十鈴川行きが 1 時台に 1 本でした(上の「ひのとり」を含む数かは一覧に書かれていません)。普通は、伊勢中川駅・明星駅と五十鈴川駅の間を終夜約 30 分間隔で走りました。一方、鳥羽線の五十鈴川〜鳥羽は大みそかから元旦にかけて運転しませんでした。
このときは 12 月 27 日から 1 月 4 日まで土・休日ダイヤでした。
2024-25 年の正月は大みそかの朝から 1 月 5 日の夜まで参れた
神宮の参拝時間は通常、内宮・外宮とも午前 5 時からで、閉まる時刻は月で変わります。参拝案内には、お正月中は時間が変わると断りがあります。次の表は、神宮の令和 6 年 12 月 14 日のお知らせにあった 2024-25 年の正月の時間で、上の「ひのとり」が走った 2025-26 年の前の回です。
| 時期 | 参拝時間 |
|---|---|
| 通常の 1〜4 月・9 月 | 午前 5 時〜午後 6 時 |
| 通常の 5〜8 月 | 午前 5 時〜午後 7 時 |
| 通常の 10〜12 月 | 午前 5 時〜午後 5 時 |
| 2024 年 12 月 31 日 | 午前 5 時〜終日 |
| 2025 年 1 月 1 日〜4 日 | 終日 |
| 2025 年 1 月 5 日 | 午前 0 時〜午後 8 時 |
| 2025 年 1 月 6 日 | 午前 5 時〜午後 8 時 |
| 2025 年 1 月 7 日以降 | 午前 5 時〜午後 6 時 |
2025-26 年と 2026-27 年の正月の参拝時間は未確認です。
伊勢神宮初詣割引きっぷは関西版 5,800 円・東海版 5,200 円(2025-26 年)
近鉄が 2025 年 11 月 10 日に発表した伊勢神宮初詣割引きっぷは、往復の乗車券と往復特急券引換券に、松阪駅〜賢島駅の乗り降り自由の区間を付けたきっぷです。往復特急券引換券付きの値段は、大阪難波〜近鉄奈良・京都〜大和西大寺などの駅から出る関西版が 5,800 円、近鉄名古屋〜近鉄蟹江の駅から出る東海版が 5,200 円で、こどもは半額でした。
近鉄の同じ発表によると、通常の往復は大阪難波駅から伊勢市駅までが 7,020 円、近鉄名古屋駅から伊勢市駅までが 6,160 円(どちらも特急料金を含む)です。
きっぷの発売は 2025 年 11 月 15 日から 12 月 31 日までで、近鉄のサイトのインターネット通信販売は 11 月 17 日 10 時から 12 月 25 日 12 時まででした。使えるのは 2025 年 12 月 30 日から 2026 年 1 月 31 日までのうち連続 3 日間で、1 月 30 日・31 日に使い始めた場合は 31 日までです。往復特急券引換券とは別に、松阪〜賢島の乗り降り自由の区間で使う特急券引換券 2 枚と、伊勢神宮で「干支置物」と交換できる引換券も付いていました。
元日からは、大阪上本町・近鉄名古屋と五十鈴川を結ぶ臨時の快速急行・急行も、1 月 1 日〜4 日と 10 日〜12 日に走りました。
2025-26 年の年末年始は伊勢西 IC で降りられない時間があった
三重県観光連盟の観光三重(2025 年 12 月 22 日掲載)によると、2025-26 年の交通規制は 2025 年 12 月 31 日から 2026 年 1 月 5 日までと、1 月 10 日〜25 日の土・日・祝に行われました。伊勢自動車道の伊勢西 IC は 12 月 31 日 22 時から 1 月 1 日 15 時 30 分まで出口で降りられず、このうち 1 月 1 日 8 時 45 分まではすべての車両が対象でした。車で来る人には、三重県営サンアリーナ周辺の臨時駐車場からシャトルバスで内宮・外宮の周辺へ向かうパーク&バスライドが、1 月 1 日〜4 日と 11 日に用意されました。
ほかの寺社へ電車で行く初詣の記事は、初詣・厄除けと寺社めぐりに集めています。