鶴岡八幡宮の開門・閉門時間は、公式サイトによると通年で午前6時から午後8時までです。ところが2025年12月31日から2026年1月3日までの4日間は、24時間参拝できたと同じ公式サイトにあります。正月三が日だけ、境内は夜も開いている場所になります。
JR鎌倉駅東口から徒歩10分、車は朝比奈ICから
公式の参拝案内では、JR横須賀線・湘南新宿ラインの鎌倉駅東口から徒歩10分、江ノ島電鉄の鎌倉駅からも徒歩10分です。車の場合は横浜横須賀道路の朝比奈ICから、県道204号線を鎌倉方面へ約5km。境内には参拝者専用駐車場と第二駐車場があり、普通車40台・大型車10台分、利用時間は午前9時から午後7時30分、料金は1時間まで600円、以降30分ごとに300円です。御祈祷を受けた人は、駐車券を提示すると2時間無料になります。

横浜駅からは横須賀線で6駅目
JR東日本の時刻表サイトによると、鎌倉駅は横須賀線の駅で、新宿方面へ向かう列車の一部は新宿経由、つまり湘南新宿ラインの直通です。横浜駅からは保土ケ谷・東戸塚・戸塚・大船・北鎌倉の5駅を経て、鎌倉駅は6駅目に当たります。
江ノ電は日中14分間隔、のりおりくんは800円
鎌倉から藤沢方面へは江ノ島電鉄も使えます。江ノ島電鉄の公式サイトの藤沢駅時刻表では、日中の鎌倉行きがおおむね14分間隔で並んでいます(2026年9月時点でこのサイトを確認)。1日乗車券「江ノ電1日乗車券のりおりくん」は大人800円・小児400円で、発行日限り江ノ電全線を乗り降り自由。全駅の券売機のほか、スマートフォンならEMotアプリでも買えます。
小田急の江の島・鎌倉フリーパスは発駅ごとに違う
小田急電鉄の公式サイトによると、「江の島・鎌倉フリーパス」は小田急線(藤沢〜片瀬江ノ島間)と江ノ電全線が1日乗り降り自由になり、発駅から藤沢までの往復割引きっぷも付きます。料金は発駅ごとに違い、新宿から大人1,640円・小児430円、町田から大人1,180円・小児430円、藤沢から大人810円・小児410円。乗車日の1か月前から、駅の券売機や窓口、スマートフォンアプリ「EMot」で買えます。
町田発のフリーパスがあるので、花博の宿を町田に取った人は、そこから小田急で藤沢へ出て江ノ電に乗り継げます。町田の宿は町田駅を拠点にする記事に書きました。
由緒は石清水八幡宮の勧請から、頼朝が現在地へ
鶴岡八幡宮の由緒によれば、始まりは源頼朝の祖先・源頼義が京都の石清水八幡宮を勧請し、源氏の氏神として由比ヶ浜のあたりに祀ったことです。治承4年(1180年)、鎌倉に武家政権の拠点を構えた源頼朝が、先祖ゆかりのこの八幡宮を現在の場所に遷し、鶴岡八幡宮の基礎を造ったと説明しています。御祭神は応神天皇・神功皇后・比売神の三柱です。
境内で行われてきた放生会は、殺生を戒める仏教の考えを取り入れ、源頼朝が始めたと伝わる神事です。現在は旧暦8月15日に当たる9月14日から16日までの3日間、当宮で最も重い祭事「例大祭」として続いています。2026年は9月16日の13時から「流鏑馬神事」と案内されていました。鎌倉武士の装束をまとった射手が馬上から3つの的を射抜く神事で、源頼朝の時代から800年続くと鶴岡八幡宮は説明しています。
ご祈祷は大石段下の受付で、初穂料は1万円から
御祈祷の受付時間は午前8時30分から午後4時30分まで、受付場所は大石段下の祈祷受付所です。初穂料は願意1件につき1万円からです。正月期間中の祈祷時間は別途「お知らせ」で案内するとしており、令和8年(2026年)は次のとおりでした。
| 期間 | ご祈祷の受付時間 |
|---|---|
| 12月31日 | 午前8時30分〜午後3時30分 |
| 1月1日 | 午前0時〜午後6時30分(受付は12月31日午後10時から) |
| 1月2日〜5日 | 午前8時〜午後6時 |
| 1月6日以降(通常) | 午前8時30分〜午後4時 |
1月1日は歳旦祭奉仕のため午前4時から6時、1月3日は元始祭奉仕のため午前6時30分から9時、それぞれ祭典終了後にご祈祷を再開するとしていました。2026年正月の実績なので、今年の案内が出たら確かめてください。
七五三も同じ受付で、初穂料は1万円から
七五三の祈祷も、受付は大石段下の祈祷受付所、時間は午前8時30分から午後4時30分、初穂料は願意1件につき1万円からで、通常の御祈祷と同じ案内です。七五三だけの期間や受付時間は公式サイトに載っていません。個人の祈祷は予約が要らず、10名以上の団体は事前に申し出ると待ち時間が短くなります。当日の流れは受付、待合、式次第の順です。公式サイトの人生儀礼の説明では、3歳・5歳・7歳に神様に参るのが七五三祝いで、11月15日に定着したと書かれています。
正月三が日は24時間参拝、鎌倉駅周辺は車両通行止め
参拝時間そのものも正月は特別です。令和8年の案内では、12月31日から1月3日までは24時間参拝可能、1月4日は午前0時から午後8時、1月5日以降は通常の午前6時から午後8時に戻るとしていました。

鎌倉市の案内によると、年末年始は鎌倉駅周辺を中心に車両通行止めなどの交通規制が行われます。期間は12月31日午後11時から1月1日午後5時まで、1月2日・3日の午前9時から午後5時まで(令和7年度の実績)。規制中は鎌倉駅の路線バス・タクシー乗り場も変わるため、公式サイトの案内図で確かめるよう呼びかけています。
電車は、JR 東日本が 2025 年の大晦日から元日にかけて横須賀線の横浜〜逗子で終夜運転をしました。午前 1 時から 5 時頃まで、約 80 分間隔です。鎌倉駅はこの区間にあります。2026 年の大晦日の予定は、まだ発表されていません。
横須賀線は 80 分に 1 本なので、年越しに合わせて鎌倉に泊まるなら、宿は楽天トラベルの鎌倉駅周辺のホテル・旅館の一覧PRで探せます。駅から境内までは歩いて 10 分です。
段葛を歩く
鎌倉駅から境内へ向かう道の一部が、若宮大路の段葛です。鎌倉市の景観百選のページによると、1180年に源頼朝が鶴岡八幡宮を鎌倉の谷の中央に移した際、社殿から海まで一直線に参道を作ったのが若宮大路で、鎌倉の都市計画の第一歩とされています。段葛は、頼朝が妻・北条政子の安産を祈願して築かせたもので、現在の姿はその後の改修によって大正時代におおむねできたと鎌倉市は説明しています。
その北条政子を題にした歴史学者の講演が、Audible にあります。上横手雅敬の「聴く歴史・中世『頼朝の鎌倉を守り抜いた妻・北条政子』」PRで、講師本人の語り、1 時間 7 分です。

編集部の考え
2026 年の正月、交通規制は元日が前の晩の 23 時から 17 時まで、2 日と 3 日が 9 時から 17 時まででした。止まるのは車で、バスとタクシーの乗り場も動きます。鎌倉駅から歩く人には関係がありません。駅から 10 分、段葛を通ってそのまま着きます。
夜に参拝できたのは 12 月 31 日から 1 月 3 日までの 4 日間だけでした。4 日からは 20 時に閉まります。祈祷は逆で、元日が 18 時 30 分、2 日から 5 日が 18 時まで。参拝だけなら夜、祈祷を受けるなら夕方までと、目的で時間が分かれます。
三が日を外すなら、1 月 6 日から祈祷の受付は 16 時までに戻ります。午後に着く予定なら、先に祈祷を済ませるのがよいと思います。
正月の時間は八幡宮、交通規制は鎌倉市のページ
正月の参拝時間と祈祷の受付時間は鶴岡八幡宮の公式サイトの「お知らせ」に、交通規制は鎌倉市の年末年始の交通規制のページに出ます。神奈川の初詣・厄除けのスポットは初詣・厄除けと寺社めぐりに載せています。川崎大師・寒川神社・伊勢山皇大神宮の最寄り駅と祈祷の受付時間は、神奈川の初詣を電車での表に並べています。