京急川崎駅で大師線に乗り換え、川崎大師駅で降りて徒歩8分。これが川崎大師(平間寺)への行き方です。護摩祈祷に予約は要らず、寺は祈祷時間の10〜15分前までの申込みを勧めています。正月三が日は周辺の道路が混み合うため、警察と観光協会は電車・バスでの参拝を呼びかけています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 金剛山 金乗院 平間寺(通称 川崎大師) |
| 宗派 | 真言宗智山派 |
| 開創 | 大治3年(1128年) |
| 所在地 | 川崎市川崎区大師町4-48 |
| 電話 | 044-266-3420 |
| 最寄り駅 | 京急大師線 川崎大師駅から徒歩8分 |
公式サイトによると、成田山新勝寺(千葉県成田市)、髙尾山薬王院(東京都八王子市)とともに、真言宗智山派の大本山の一つです。成田山の2月の行事は成田山新勝寺の節分会に書きました。
42歳の厄年と、将軍の祈願
寺の説明では、平間兼乗(ひらまかねのり)が42歳の厄年のとき、夢のお告げに従って海中から像を引き揚げ、祀って供養を続けたところ、自身の厄が除かれたと伝わります。大治3年(1128年)、諸国を巡っていた尊賢上人が兼乗のもとを訪れ、二人で力を合わせて一寺を建立。兼乗の姓から「平間寺」と号し、本尊に厄除弘法大師を祀ったといいます。
皇室の篤い尊信に加え、11代将軍・徳川家斉が厄除けの祈願に参拝したことから、江戸の庶民をはじめ全国に「厄除けのお大師さま」として広く知られるようになった、と寺は説明しています。

電車での行き方
公式の案内では、京急川崎駅で大師線に乗り換え、川崎大師駅で降りて徒歩8分です。東京・埼玉・千葉方面からは品川駅、横浜・鎌倉方面からは横浜駅で京浜急行に乗り換えると案内されています。羽田空港からはエアポート急行の横浜方面行きが便利です。
JR川崎駅東口バス乗り場7番からは、川崎鶴見臨港バスの[川23]大師行きもあります。大師バス停で降り、徒歩8分です。

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護摩祈祷の受付時間と祈祷料
お護摩の申込みは、大本堂に向かって右側の「お護摩受付所」で行います。予約は必要ありません。寺は、祈祷時間の10〜15分前までの申込みを勧めています。祈祷の前には僧侶による法話があり、祈祷中は本堂の奥、御本尊の近くまで進んで参拝できます。

寺が載せている令和8年(2026年)の時間表は、平常時(2月1日・2日〜12月31日)のものです。初詣の時期に当たる1月の時間は、この表には入っていません。行事によって時間を変更することがある、とも案内しています。
| 対象日 | お護摩の時間 |
|---|---|
| 月曜〜土曜(祝日を含む) | 午前6時(10月〜3月は6時30分)、9時、10時30分、11時30分、午後1時、2時30分、3時30分 |
| 日曜日 | 午前6時(10月〜3月は6時30分)、9時、10時30分、11時30分、午後1時、2時、3時、4時 |
| 毎月21日 | 午前6時、9時、10時30分、11時30分、午後1時、2時、3時、4時 |
毎月20日は、これに加えて午後7時から宵大師修行があります。
護摩札は木札と懐中紙札の2種類。祈願料はお護摩が5,000円・7,000円・10,000円、大護摩が20,000円、特別大護摩が30,000円以上です。厄除け以外にも家内安全や商売繁昌など、願意に合わせて申し込めます。
厄年の表
川崎大師では、年齢を数えるのに「その年の満年令」を使います。厄年は数え年で見るものと思っている人は、歳が 1〜2 つずれるので、寺の早見表で確かめてください。
| 前厄 | 本厄 | 後厄 | |
|---|---|---|---|
| 男性 | 24歳 | 25歳 | 26歳 |
| 男性 | 41歳 | 42歳 | 43歳 |
| 男性 | 59歳 | 60歳 | 61歳 |
| 女性 | 18歳 | 19歳 | 20歳 |
| 女性 | 32歳 | 33歳 | 34歳 |
| 女性 | 59歳 | 60歳 | 61歳 |
厄年にあたらない人も、厄除けの祈祷を受けられます。生まれ年から自分の年齢を確かめたい人向けに、寺は令和8年(2026年)の厄年・年令早見表をPDFで公開しています(出典の一覧にあります)。
正月の交通規制
2026年の正月は、神奈川県警察本部・川崎警察署・川崎臨港警察署・川崎大師観光協会の名前で、次の交通規制が出ました。
| 日時 | 規制区間の内容 |
|---|---|
| 2025年12月31日午後10時〜2026年1月1日午後7時頃 | 地図に示された川崎大師の周辺の規制区間 |
| 2026年1月2日・3日 午前10時〜午後7時頃 | 同じ区間 |
このほか、一部の場所では1月18日(日)までの混雑時に臨時の交通規制(歩行者用道路化)があり、12月31日23時〜1月1日5時は一部区間がタクシー乗り場になります。地図には「川崎大師周辺の道路は混雑します。電車・バスを御利用下さい」と明記されています。
京急とバスの臨時ダイヤ
京急電鉄の2025年11月28日のニュースリリースによると、2025年12月30日〜2026年1月4日は京急線全体が土休日ダイヤで運転しました。大師線は2026年1月1日〜6日と1月10日〜12日、日中およそ6分間隔の「臨時ダイヤ」で増発しています。大晦日の終夜運転は実施していません。
川崎鶴見臨港バスは、2026年1月1日〜3日にJR川崎駅前と大師を結ぶ「直通大師線」を6年ぶりに運行しました。川崎駅前発は9時42分〜11時57分の15分間隔、大師発は10時〜16時55分の12〜15分間隔でした。
初大師とほかの行事
1月1日午前0時から、大本堂で元朝大護摩供が行われます。新年最初の縁日にあたる1月20日・21日は「初大師」で、この2日間に祈祷された護摩札には「初大師修行」の朱文字が入ります。
編集部の考え
2026年の正月、大師線は日中およそ6分に1本でした。電車を待つ時間は短くて済みます。効いてくるのは道路のほうで、規制は大晦日の22時から元日の19時頃まで続き、2日と3日も10時から19時頃まで。JR川崎駅からバスやタクシーで近づくつもりなら、この時間に当たります。規制の地図に「電車・バスを御利用下さい」と書いてあるのは、そのためです。
年が変わる時刻に大本堂の前にいたい人は、帰りを先に決めてください。2025年の大晦日、京急は終夜運転をしませんでした。元朝大護摩供は午前0時から。終電の繰り下げがどの駅までだったかは京急の発表に載っているので、この冬の分が出たら見ておくのがよいと思います。歩いて戻れる所に泊まってしまう手もあり、その場合は楽天トラベルの川崎大師駅周辺のホテル・旅館の一覧PRで探せます。
厄除けの祈祷だけが目的なら、三が日にこだわらなくても受けられます。寺の時間表は2月以降も毎日7回か8回。初大師の1月20日・21日に受けると、護摩札に「初大師修行」の朱文字が入ります。
正月の案内は寺の「お知らせ」に出る
その年の護摩の時間や交通規制は、川崎大師のお知らせで確認できます。初詣と鉄道の関わりは、初詣は鉄道が広めたに書きました。ほかの初詣・厄除けの寺社は初詣・厄除けと寺社めぐりにまとめています。
2027 年の正月で、まだ出ていないもの
- 2027年正月の護摩受付時間と交通規制の日程
- 2026年12月31日〜2027年1月の京急・川崎鶴見臨港バスの臨時ダイヤ
- 厄年・年齢早見表の令和9年版