元日から3日の仲見世は例年、雷門を入口に一方通行になり、途中の路地からは列に入れません。4つの浅草駅はどれも浅草寺まで徒歩5分なので、降りたらまず雷門の前へ回ります。乗ってきた線の駅でそのまま降りれば足ります。
4つの浅草駅から歩く
寺の案内で出口まで書いてあるのは、都営浅草線の浅草駅A4出口だけです。東武スカイツリーライン、東京メトロ銀座線、つくばエクスプレスは駅の名前と徒歩5分だけで、台東区の観光サイトにも4線の浅草駅から「徒歩約5分」とあります。
| 路線 | 降りる駅 | 寺の案内にある出口 | 浅草寺まで |
|---|---|---|---|
| 東武スカイツリーライン | 浅草駅 | 記載なし | 徒歩5分 |
| 東京メトロ銀座線 | 浅草駅 | 記載なし | 徒歩5分 |
| つくばエクスプレス | 浅草駅 | 記載なし | 徒歩5分 |
| 都営浅草線 | 浅草駅 | A4出口 | 徒歩5分 |
歩き始める目印は雷門です。雷門は浅草寺の総門で、寺のよくある質問には「雷門より本堂まで続く道が参道となります」とあります。寺の雷門の案内によると、正式名称は風雷神門で、門の左右に風神と雷神をまつることから来た名前です。寺の交通案内のとおり浅草寺に駐車場はないので、車で寄るつもりの人も電車に切り替えておくと迷いません。
例年の三が日は雷門から仲見世を一方通行で歩く
台東区の観光サイトが例年の様子として載せている三が日の歩き方では、元日から3日は境内に参拝の順路が設けられ、入場規制があります。周りの道路でも交通規制があり、車が通れない区間が出ます。混み具合は、寺の公式サイトが公開している境内のライブカメラの映像で、出かける前に見られます。寺の新年大祈禱会の案内によると、正月中の仲見世は様々な正月飾りで彩られます。
浅草寺のおみくじは「観音百籤」です。寺のよくある質問によると、「凶が多い」とよく言われるのは古来のおみくじをそのまま使っているからで、凶が出たら境内の所定の場所に結んでいきます。
本堂の開堂はふだん午前6時から午後5時で、10月から3月は午前6時30分に開きます。台東区の観光サイトの注意書きでは、境内には24時間入れますが、本堂などの建物は開く時刻と閉まる時刻が決まっています。正月の本堂の時刻は、出かける前に寺の案内で見ておいてください。
弁天山の除夜の鐘
大晦日の境内を、寺の除夜の鐘の案内は「大晦日、夕刻を過ぎると徐々に境内は参拝者で埋まり」と書き出しています。その夕刻には、本堂で修正会が始まっています。修正会は大晦日から1月6日までの法要で、新年の天下泰平と五穀豊穣をご本尊に祈ります。
除夜の鐘が鳴るのは境内の南東にある弁天山です。「時の鐘」の前で法要が営まれたあと、午前0時に鐘が打たれます。数に入れない捨て鐘を3回打ってから、百八会の会員が108回を打ち、終わるまでにおよそ40分かかります。108という数の由来には、人の108の煩悩を除く、菩薩がそなえた108の徳を讃えるなど諸説があると寺は説明しています。
ふだんの開堂の時刻とは別に、鐘と同時に本堂の内陣では新年特別祈祷が始まります。元日から1月7日までの新年大祈禱会の中の祈祷で、30分あるいは1時間ごとに閉堂近くまで続きます。志納金は紙札が5千円以上からです。
前の大晦日、東武・都営地下鉄・つくばエクスプレスは終電のあとの列車を出さないと発表していた
前の年末年始、浅草駅に乗り入れる4社のうち東武鉄道・東京都交通局・つくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道の3社は、2025年11月の下旬に大晦日の夜の運行を発表していました。東京メトロ銀座線の前の大晦日の運行は未確認です。
| 鉄道会社 | 発表日 | 大晦日の夜について | 土曜・休日ダイヤの期間 |
|---|---|---|---|
| 東武鉄道 | 2025年11月28日 | 終夜運転や終列車の繰下げ・初列車の繰上げは行わない | 12月30日〜1月2日 |
| 都営地下鉄(浅草線を含む) | 2025年11月28日 | 終夜運転・終電繰下げは実施しない | 12月30日〜1月4日 |
| つくばエクスプレス | 2025年11月25日 | 12月31日の終列車から元日の初列車までの間に臨時列車はない | 12月30日〜1月4日 |
どれも大晦日の前に出た発表で、都営地下鉄の分は浅草線・三田線・新宿線・大江戸線をまとめたものです。このとおりなら、3線とも大晦日の終電は繰り下がらず、除夜の鐘のあとに終電を逃すと、元日の初列車まで浅草から乗れる列車はこの3線にはありません。
2027年正月の浅草寺の案内と、各社の2026年末の運行の発表は、10月30日の時点では確かめられていません(未確認)。前の年と同じになるかは、各社の発表で確かめてください。
寺伝では推古天皇36年に本尊が現れた観音霊場
浅草寺は「1400年近い歴史をもつ観音霊場」だと寺は紹介しています。寺伝では、ご本尊が姿を現したのは推古天皇36年(628)3月18日の早朝です。
12月の羽子板市と、各地の大晦日の夜の電車は、下の記事で読めます。