- 横浜市は2026年9月28日、会場の Urban GX Village に出す「建物空間を活用した発信拠点」について、鹿島建設(三和エナジー・鶴見コンクリートと組む)と協賛契約を結んだと発表した。製造のときに CO₂ を吸って固まるコンクリート「CO₂-SUICOM」の製品を提供する。
- 8月13日からの協賛契約はこれで18社・グループ。多くは展示物の貸与。
- エネルギー: YKK AP(発電する窓)、戸田建設(浮体式洋上風力)、高砂熱学工業(蓄熱・水素・藻類)、トライポッド・デザイン(微小な電気を集める技術)、JVCケンウッド・公共産業システム(振動発電)。
- 資源の循環: 三菱ケミカル(植物由来の樹脂・靴の再資源化)、AGC(窓ガラスのリサイクル)、JFEエンジニアリング(食品廃棄物から電気と肥料)、相鉄グループ(バイオディーゼルのバス・食品残渣の肥料化)、KTグループ(地域の資源循環)。
- 土・水・生きもの: ユーグレナ(培養土)、奈良建設(アクアポニックス)、MS&AD(雨水をためるグリーンインフラ)、清水建設(ヒメアマツバメの巣を残した改修)。
- 暮らし: イケア・ジャパン(ソーラー照明)、ソニー・ミュージックエンタテインメント(音楽フェスの環境の取り組み)、日本郵船(船の運用と燃料)。
- 館は敷地約3,000㎡で、メインゲートの近く。展示の置き場所、公開の時期、予約の要否は、どの資料にも書かれていない。
編集部の考え
18の名前を並べると、建設会社とエンジニアリング会社が目立ちます。鹿島建設、清水建設、戸田建設、奈良建設、高砂熱学工業、JFEエンジニアリング。展示の中身も、洋上の風車、熱をためる設備、コンクリートと、ふだん街の中で目にしても気づかないものばかりです。花博の会場の中で、横浜市の館は、植物ではなく街を支える仕組みを見せる館になると思います。
そのぶん、見て分かる展示かどうかは、各社の見せ方しだいです。市の資料が書いているのは「何を紹介するか」までで、スイッチを押すと明かりがつく JVCケンウッドの展示のように、体験の形まで分かっているものはまだ少数です。イケア、MS&AD、トライポッド・デザインの3社は館の外まわり(外構)にも展示を置くので、館に入る前から目に入るはずです。
もう一つ、読者に身近なのは相鉄グループの展示です。会場へ向かう4つの駅のうち、瀬谷駅と三ツ境駅は相鉄線の駅です。行きに乗ってきた鉄道の会社のグループが、バイオディーゼル燃料で走らせている路線バスと、相鉄ローゼンや相鉄ホテルの食品の残りを肥料にする取り組みを、館の中で紹介します。
行く人へのヒント
- 横浜市の館はメインゲートの近くです。ほかの館との位置関係は全パビリオン早わかりで見られます。
- 同じ館の中には、ロケットや量子コンピューターをゲームにしたスタートアップ 6 社の展示と、振動で発電する JVCケンウッドの展示も入ります。
- 公開の時期と予約の要否は未発表です。
編集部のひとこと
横浜市の館に展示を出す会社が、8月13日から9月28日までに18社・グループになりました。窓で発電する太陽電池、洋上風力、食品の残りから電気と肥料を作る仕組みなど、多くは技術の展示です。どの展示を館のどこに置くか、公開の時期と予約の要否は、どの発表にも書かれていません。