- 株式会社JVCケンウッド(本社: 横浜市神奈川区)とグループの株式会社JVCケンウッド・公共産業システムは、2026年9月25日、横浜市と協賛契約を結んだ。対象は、横浜市が会場の Urban GX Village に出す「建物空間を活用した発信拠点」の、先端技術の展示体験。
- 展示は国立大学法人京都大学との共同出展。テーマは「都市の振動が未来を灯す」。
- 展示するのは、開発中の環境発電デバイス「エネルギーハーベスター」。スピーカーは電気を振動に変えて音を出すが、その仕組みを逆に使い、振動を電気に変える。
- 体験の流れは、来場者がスイッチを押す、装置が疑似的な振動を起こす、その振動でデモ機が電気を作る、横浜の街並みを模したジオラマの LED が点く、の順。
- 装置は京都大学大学院工学研究科の西野朋季特定准教授と八木知己教授の研究グループ、建設技術研究所との共同開発。2025年2月に京都府内の橋で、車が通る振動での発電に成功し、2026年6月には試験設備で蓄電にも成功している。
- 想定している使い道は、道路・橋・上下水道などの老朽化を見張るセンサーの電源。配線工事や電池交換なしで動かすことを目指している。
- 会社は協賛の理由に、横浜市の出展趣旨「循環型の未来のまち・暮らしを発信する」への賛同を挙げている。
- 展示を置く場所、公開の時期、体験に予約が要るかは、発表に書かれていない。
編集部の考え
横浜市の発信拠点の中身が、地元の会社で埋まってきました。全パビリオン早わかりに書いたとおり、この拠点は Urban GX Village に建つ横浜市の館で、展示はプロローグ、行動変容、先端技術、交流、エピローグの順に並びます。8 月に奈良建設の協賛契約と良品計画のユニフォーム、9 月に相鉄グループの展示とスタートアップ 6 社が決まり、今回の JVCケンウッドで、先端技術の並びにもう一つ増えました。本社が横浜市神奈川区にある会社ですから、市の館としては筋の通った顔ぶれだと思います。
展示の中身は、園芸博らしくはありません。橋を車が渡るときの揺れで電気を作り、その電気で老朽化を見張るセンサーを動かす。花や緑とは別の話です。ただ、体験の作りは分かりやすい。スイッチを押すと揺れが起き、街のジオラマに明かりがつく。子どもでも 1 手で仕組みが伝わります。スタートアップ 6 社の展示もゲームの形でしたから、この館は屋内で手を動かす展示が集まる場所になりそうです。
行く人へのヒント
- 横浜市の館は Urban GX Village の中です。ほかの館との位置関係と出展者の一覧は全パビリオン早わかりで見られます。
- 同じ館には、ロケットの打上げや量子コンピューターをゲームにしたスタートアップ 6 社の展示も入ります。どちらも屋内の館の中で、順路の「先端技術」の並びです。
- 公開の時期と予約の要否は未発表です。展示の観覧予約の仕組みは、来場日時予約の詳細のニュースに書いてあります。
編集部のひとこと
横浜市の館の「先端技術」の並びに、本社が横浜市神奈川区にある会社の展示が加わりました。スイッチを押すと振動が起き、その振動で作った電気で横浜の街並みのジオラマに明かりがつく、押して分かる形です。館のどこに置くかと公開の時期は、今回の発表にありません。