横浜花博(GREEN×EXPO 2027)の会場には鉄道の駅がありません。場所は横浜市瀬谷区・旭区の旧上瀬谷通信施設です。相鉄本線の瀬谷駅・三ツ境駅、JR横浜線の十日市場駅、東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅の 4 駅からシャトルバスに乗るのが基本です。どの駅が便利かは、どこから来るかで変わります。

シャトルバスは事前予約制で、運賃は大人 200円です。協会の輸送実施計画(第3版)では、運行は 8時30分から 22時30分まで、瀬谷駅からは 1 時間に約 20〜40 本です(4 章の表)。駅ごとの時刻表はまだ公表されていません。予約は 2026年9月18日に始まりました。数値はすべて協会の発表と鉄道各社の公式案内にもとづきます。乗る日が近づいたら公式サイトで確かめてください。
遠方から新幹線で来る人は、新横浜駅から JR横浜線 1 本で十日市場駅に着きます。来場日時とバス(または駐車場)の予約が取れたら、新横浜・横浜駅周辺の宿も同じ日に押さえておきます。新横浜からの乗り方と駅周辺のホテルは「新幹線で横浜花博へ」の記事にあります。
1. 出発地別のおすすめ駅
| 出発地 | おすすめの駅 | 路線 | 会場までの距離と想定走行時間(協会) | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 横浜駅・みなとみらい | 瀬谷(または三ツ境) | 相鉄本線 | 約2km・約10分(三ツ境は約4km・約15分) | 会場に最も近い。計画の想定利用者は三ツ境の約 2 倍(3 章②) |
| 渋谷・田園都市線沿線 | 南町田グランベリーパーク | 東急田園都市線 | 約4km・約20分 | 渋谷から急行 1 本。商業施設と組み合わせやすい |
| 新横浜(新幹線)・町田 | 十日市場 | JR横浜線 | 約6km・約25分 | 新横浜から乗り換えなし |
| 瀬谷が混んでいるときの相鉄利用者 | 三ツ境 | 相鉄本線 | 約4km・約15分 | 計画の想定利用者は 4 駅で最少。バスの本数も瀬谷より少ない(4 章の表) |
距離と想定走行時間は、協会が 2026年7月に公表した「来場者輸送実施計画(第3版)」の値です。計画では目安の値とされ、道路の混雑で変わると注記されています。
2. 会場の場所と、事前予約制にする理由
会場は旧上瀬谷通信施設の一部で、博覧会区域は約 100ha(うち会場区域 80ha)。協会は、周辺交通の混雑と来場者の集中を緩和するために、シャトルバス・駐車場をすべて事前予約制にします。マイカーは事前予約した会場駐車場を使う扱いで、送迎目的の周辺道路の利用は制限されます。団体バスも周辺道路での乗降を控えるよう案内されています。
協会の輸送実施計画(第3版)が想定する来場者は、繁忙期の土休日で 1 日約 10 万 5 千人、通常期の平日で約 5 万人です。協会と横浜市・神奈川県は、2026年9月7日から 13日に企業の配送時間の変更や時差出勤を試す「TDM トライアル」を行い、結果はまだ公表されていません。
3. 4 駅を同じ項目で比べる
① 瀬谷駅(相鉄本線): 会場に最も近い
会場まで約 2km、想定走行時間 約 10 分。横浜駅から相鉄本線で乗り換えなしです。ただし特急は瀬谷を通過します。停まるのは各停(東急東横線直通・東急目黒線直通・JR線直通の各停を含む)、快速、通勤急行です。神奈川中央交通のバス乗り場があります。駅にはエレベーター・エスカレーター・多目的トイレ・コインロッカーがあります。
② 三ツ境駅(相鉄本線): 瀬谷の隣、想定利用者は 4 駅で最少
会場まで約 4km、想定走行時間 約 15 分。協会の計画では、4 駅のうち三ツ境の想定利用者が最も少なく(繁忙期で 1 日約 6,000 人、瀬谷は約 12,000 人。片道)、バスの本数も瀬谷より少ない計画です(4 章の表)。瀬谷と同じく特急は通過し、各停・快速・通勤急行が停まります。駅直結の商業施設「相鉄ライフ三ツ境」があり、食事や買い出しに使えます(関連記事「瀬谷駅・三ツ境駅周辺の使い方」)。駅からは相鉄バスと神奈川中央交通のバスが出ています。


③ 十日市場駅(JR横浜線): 新幹線・町田方面から
会場まで約 6km、想定走行時間 約 25 分。新横浜駅から JR横浜線で乗り換えなしで着くのが最大の利点です。JR横浜線の快速は十日市場に停まりません(JR東日本の駅時刻表に載る列車種別は普通のみ)。新横浜からは各駅停車に乗ってください。駅にはエレベーター・エスカレーター・バリアフリートイレがあります。
④ 南町田グランベリーパーク駅(東急田園都市線): 渋谷から急行 1 本
会場まで約 4km、想定走行時間 約 20 分。渋谷から田園都市線の急行で来られます(2019年10月の改称時に急行が平日も停車するようになりました)。半蔵門線からの直通も使えます。駅には大型商業施設が隣接しています。


4. シャトルバスの運賃・予約・注意点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運賃 | 大人 200円、小児 100円。障がい者割引は大人 100円、小児 50円 |
| 小児と幼児 | 小児は 1歳以上 12歳未満。1歳未満は無料。1歳以上 6歳未満は運賃を払う人 1名につき 2名まで無料 |
| 予約 | 事前予約制。受付は来場日時予約と同じ 2026年9月18日(金)に始まった |
| 運行時間(計画) | 8時30分〜22時30分(開場 1 時間前から閉場 1 時間後まで) |
| 本数(計画) | 瀬谷 約20〜40本/時、三ツ境 約10〜30本/時、南町田グランベリーパーク・十日市場 約20〜60本/時。通常期の最小から繁忙期の最大まで |
| 時刻表 | 未公表 |
運行時間と本数は協会の輸送実施計画(第3版)の値で、時間帯によって変わると注記されています。
入場券を買っただけではバスに乗れません。バスか駐車場は、来場日時予約とは別に予約します。順番の決まりはありませんが、片方が取れないともう片方を取り直すことになるので、入場とバス・駐車場の両方の空きを見てから申し込んでください(協会のよくある質問)。バスの予約はチケットサイトではなく専用の予約サイト(https://cs.shuttle-bus.expo2027yokohama.or.jp )で取り、行きと帰りをそれぞれ事前予約・事前決済します。同じ日に取れるのは行き1回・帰り1回で、1回の予約は最大40人分まで。空席があれば、当日も集合時間の5分前まで予約できます。チケットの種類と予約の手順は「入場チケットの種類と買い方」を見てください。4 駅の乗り場の場所、1 日の想定人数、会場で北と南に分かれるバスターミナルは「シャトルバスの記事」にあります。
このほか、新横浜駅・横浜駅・横浜都心臨海部(みなとみらい・関内地区)・羽田空港から会場への直行バスが運行予定です(2026年9月18日に協会が発着地を示しました)。運行事業者・時刻・運賃・予約方法は調整中です。北海道・九州・沖縄から飛行機で来るときの便数は飛行機で来る人の記事に、羽田空港から会場までの4つの経路の運賃と空港バスの時刻は羽田空港から会場への記事にあります。
5. 出発地別の乗り継ぎ
新横浜駅から(関西・中京・地方からの遠征)
- パターン A(シンプル): 新横浜駅 → JR横浜線 → 十日市場駅 → シャトルバス。乗り換えなし。
- パターン B(相鉄線経由): 新横浜駅 → 相鉄新横浜線 → 西谷駅で相鉄本線に乗り換え → 瀬谷駅または三ツ境駅 → シャトルバス。新横浜〜西谷は東急の案内で最速 26 分(平日上り)。西谷での乗り換えが 1 回入りますが、会場に近い瀬谷を使えます。
荷物が多いなら A、瀬谷の近さを取るなら B、という選び方です。相鉄・東急新横浜駅は、JR 新横浜駅から徒歩約 10 分と案内されています。新幹線を降りてから B を選ぶなら、その移動も見込んでください。
東京・新宿・渋谷から
- 渋谷から: 東急田園都市線の急行で南町田グランベリーパーク駅へ。
- 新宿から: 相鉄・JR直通線(新宿〜西谷〜海老名方面)の各停が瀬谷・三ツ境に停まります。JR 湘南新宿ラインで横浜駅に出て相鉄線に乗り換える方法もあります。
- 目黒・大手町方面から: 東急目黒線経由の相鉄直通各停が瀬谷・三ツ境に停まります。
直通列車の使い方は関連記事「渋谷・新宿・目黒から直通」で詳しく書いています。
横浜駅・みなとみらいから
横浜駅から相鉄本線で瀬谷・三ツ境へ。横浜駅は相鉄線の始発駅なので座って行きやすく、各停・快速・通勤急行を選べば乗り換えなしです。
6. 車で行く場合
| 区分 | 平日 | 土休日・繁忙期 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 自家用車(一般) | 5,000円 | 7,000円 | 北側・西側 |
| 自家用車(障がい者等) | 2,500円 | 3,500円 | 北側 |
| 自動二輪 | 2,000円 | 2,000円 | 北側 |
| パーク&ライド(繁忙期) | 3,000円 | 3,000円 | 大和・相模大野 |
繁忙期は「GW・9月等の土休日」と定義されています。協会の公式パンフレット第2版(2026年9月15日)では、パーク&ライド駐車場を使える日は4月29日、5月2・3・23・29・30日、6月6・13日、8月14・15日、9月4・11・12・18・19・20・23・25・26日の19日間です。パーク&ライドは、大和がイオンモール大和とイトーヨーカドー大和鶴間店の駐車場で合計約 500 台、相模大野が相模大野立体駐車場で約 200 台。どちらも事前予約制です。1 台 3,000 円には、乗る人数分の往復のシャトルバス代が含まれます。車いすの方はこのバスに乗れないので、会場の駐車場を使ってください(2026年9月18日のよくある質問)。
駐車場の予約は、シャトルバスとは別の予約サイト(https://parking-reserve.expo2027yokohama.or.jp )で取ります。パーク&ライドもこちらです。予約のときに入庫時間を選び、8時30分から14時までは30分きざみ、14時から20時までは1時間きざみ。最終出庫は22時30分です。支払いはクレジットカードで、利用日の46日以上前に予約すると仮予約になり、45日前に届く決済依頼のメールから払います。キャンセルは利用日の前日までなら無料で、当日はキャンセルも返金もできません。予約の後で直せるのは車両ナンバーと乗る人数だけなので、日にち・入庫時間・駐車場を変えるときは前日までにいったんキャンセルして取り直します。当日は入口のカメラが登録した車両ナンバーを読み取ってゲートが開き、予約した入庫時間より前には入れません。料金の詳しい表は協会の PDF にあります(2026年9月18日のお知らせ)。
7. 遠方から行くならどこに泊まるか
- 新横浜駅周辺PR: 新幹線直結。JR横浜線で十日市場へ、相鉄新横浜線で瀬谷方面へ、どちらにも出やすい。
- 横浜駅周辺PR: 相鉄本線の始発駅。宿の数が多く、夜の観光と組み合わせやすい。
- 大和PR・海老名PR: 相鉄本線で瀬谷の隣(大和)か、各停で 5 駅先の始発駅(海老名)。宿泊費を抑えたい人向け。
エリアごとの違いは「宿はどこが正解?」で比べています。新幹線と宿をまとめて手配するなら、JR東海ツアーズや日本旅行のパックがあります。ただし JR東海ツアーズは入場チケット付きセットプランの販売予定はないと明記しているので、チケットは別に買ってください。
8. 駅・運賃・予約の要点
- 会場に駅はなく、4 駅からの予約制シャトルバスが基本。運賃は大人 200円。
- 横浜駅からは瀬谷・三ツ境(特急は通過)、渋谷からは南町田グランベリーパーク、新横浜からは十日市場。
- 予約は 2026年9月18日から受付中。来場日時とバス・駐車場は別々のサイトで、両方の空きを見てから押さえ、宿はそのあとに。
次に読む
- 入場チケットの種類と買い方。早割の期限、来場日時予約、コンビニ販売まで
- 新幹線で横浜花博へ。新横浜駅からのベストルート 2 つと駅周辺のホテル
- ベビーカー・車いす・シニアで横浜花博へ。4 駅のエレベーターとトイレ、バス運賃の子ども無料ルール
訂正(2026年9月17日): 「遠方から行くならどこに泊まるか」で、海老名を瀬谷から「2 駅先」と書いていましたが、各停で 5 駅の誤りでした。
訂正(2026年9月18日): 「シャトルバスの運賃・予約・注意点」で、バスか駐車場は来場日時を予約したあとに取る順番だと書いていましたが、協会のよくある質問は別々の予約サイトでそれぞれ予約するとだけ説明していて、順番は決まっていません。