- ロマンスカーミュージアム(神奈川県海老名市)は、2026年10月7日(水)から12月7日(月)まで、1階のロマンスカーギャラリーで就役30周年の記念展示「EXEちょっと不思議なロマンスカー」を開く。
- EXE(30000形)は1996年に走り始めた。箱根への行楽だけでなく、通勤や通学でも座って移動できることを目指した車両で、10両で走るほか、6両と4両に分けて使える。
- 展示は、開発の初期のデザイン案、製造のときの写真、登場したときのパンフレット、リニューアルした「EXEα」の塗装案など。全国の鉄道会社の有料の座席指定サービスの例も紹介する。
- 11月7日(土)・8日(日)は、EXEの開発に携わった吉久治朗館長と、ふだんは入れない海老名電車基地で実車を見る「吉久館長と行く!EXEの謎探検隊」。7日は10時30分と14時、8日は14時の3回で、各回26名。小学生以上、3,500円。検査用の線路から床下の機器を見上げる。申し込みは10月7日(水)12時から、小田急の予約ページで先着順。
- 11月21日(土)14時からは京都鉄道博物館の松岡俊宏館長が「JR西日本の在来線車両デザイン史」を話す(無料、50名、当日13時30分から先着順)。ほかにクイズラリー(300円)や、せっけんづくりなどの有料の体験もある。
編集部の考え
小田急がこの展示につけた題は「観光だけではない」ロマンスカーです。EXEは、箱根へ行く特急として知られるロマンスカーを、平日の通勤や通学でも座って乗れる列車として使うことを目指した車両だと、発表は説明しています。展示の中に、全国の鉄道会社の有料の座席指定サービスの例が入っているのはそのためだと思います。
いま関東では、京王ライナーやS-TRAIN、京急ウィング号のように、座って帰るための有料の列車を多くの会社が走らせています。当サイトでは関東の座席指定の有料列車の一覧にまとめました。EXEは、その30年前の1996年に、通勤でも座って乗れる特急として走り始めました。11月21日には京都鉄道博物館の館長が、EXEと同じ1990年代のJR西日本の車両づくりを話すので、同じころのほかの会社の考え方と並べて聞くこともできます。
行く人へのヒント
- 企画展は館の1階のロマンスカーギャラリーで開かれます。入館料は大人1,100円で、毎週火曜日が休館日です。海老名駅の隣にあり、館の見どころはロマンスカーミュージアムの記事にまとめています。
- 基地で実車を見る回は、10月7日(水)の12時に申し込みが始まります。3回合わせて78人の先着順です。8日は午後の1回だけなので、午前にも枠があるのは7日です。
- ロマンスカーに乗ってから館へ行くなら、特急券の買い方と展望席の取り方をロマンスカーの乗り方に書いています。
編集部のひとこと
箱根へ行くためだけでなく、通勤で座って帰るためのロマンスカーとして1996年に走り始めた車両の展示です。基地で実車を見る回は3回で定員は合わせて78人。10月7日の昼12時からの先着順なので、行きたい人は日付を控えておくのがよさそうです。