- 関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)、東京トラベルパートナーズ、住友電気工業が運営する「LET’S EXPO」が、2026年度グッドデザイン賞の「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれ、特別賞の「グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン]」も受けた。運営側と、名前やロゴ、ウェブサイトまでのデザインを担ったkenmaが、2026年10月15日にそれぞれ発表した。
- LET’S EXPO は2023年に発足し、大阪・関西万博で、車いすの押し手や視覚障がいのある人の移動の手伝いをする「会場内移動サポート」と、会場の様子をライブで届ける「オンラインツアー」などを続けてきた。参加を支えた人数は延べ15万人以上と発表している。
- 審査では、行きたいのに行けない本人だけでなく、誘いたいのに誘えない家族や介護・福祉の関係者にも目を向けた点と、会場に行くことだけを参加の形にしなかった点が評価された。
- 運営側は、2027年3月19日に始まる GREEN×EXPO 2027 で、日本財団ボランティアセンターとツクイと一緒に、会場内移動サポートを提供する予定だとしている。対象は、肢体不自由や視覚障がいなどで会場を一人で移動するのが難しい人。
- 花博でのサポートの申し込み方、料金、受け付けの始まる日は、どちらの発表にも書かれていない。
編集部の考え
LET’S EXPO の花博への参加は、2026年7月28日の協賛の発表と、約2,000人のボランティアの募集で、すでに決まっていました(大阪・関西万博に行った人のための横浜花博)。今回の発表で新しいのは受賞と審査の評価で、花博でのサポートの中身は7月から増えていません。一緒に進める団体として日本財団ボランティアセンターとツクイの名前が挙がったことが、加わった情報です。
数字を並べると、大阪・関西万博の運営に加わったボランティアは延べ2,500人で、花博で募っているのは約2,000人です。前の数は会期を通じた延べ人数、後の数は募集の規模なので、そのまま比べることはできません。
読者にとって大事なのは、誘う側の家族が決められるだけの材料がまだ出ていないことです。審査で評価されたのは、家族が「一緒に行こう」と言いやすくする作りでした。花博でも同じように使えるかは、申し込みの方法と料金が出てから判断することになると思います。
行く人へのヒント
- 花博で会場内移動サポートを使いたい人は、LET’S EXPO の公式サイト(lets-expo.jp)で花博の受け付けの案内が出るのを待ちます。2026年10月16日の時点で、申し込み方は出ていません。
- 協会のバリアフリーのガイドラインはバリアフリーの記事に、シャトルバスの4駅のエレベーターとトイレはベビーカー・車いすで行く記事にあります。
編集部のひとこと
大阪・関西万博で車いすの押し手や見守りをした LET'S EXPO が、グッドデザイン賞で評価されました。横浜花博でも会場内の移動を手伝う予定ですが、申し込み方や料金はまだ出ていません。家族を誘うかどうかを決めるのは、その発表を待ってからになります。