- 相鉄ホールディングスと相模鉄道は2026年10月15日、新型車両13000系が2026年度グッドデザイン賞を受けたと発表した。相鉄の車両の受賞は、9000系のリニューアル、20000系、12000系に続いて4度目。
- 13000系は2026年3月30日に営業運転を始めた、相鉄線の中だけを走る通勤車両。導入したのは1編成8両で、製造は総合車両製作所。
- デザインのコンセプトは、これまでの「安全×安心×エレガント」に「未来」を足したもの。顔の形は、スケッチから作った3Dのモデルを生成AIに学ばせて何千もの案を出し、選んだ案に手を加えて決めたと相鉄は説明している。デザインはこれまでの車両と同じく水野学氏が監修した。
- 審査では、ボルトが見える所をカバーで隠したこと、前照灯を通勤車両には珍しく側面まで回り込ませたこと、ライトのカバーに刻んだロゴやライトの中のさび色の差し色が評価された。
- 先頭車の座席は12000系より6席多く、1編成では12席多い。全部の車両にベビーカーと車いすのためのフリースペースがある。
- GREEN×EXPO 2027 に相鉄グループが出す「SOTETSU PARK」では、13000系の実車が展示される。
編集部の考え
13000系は、営業に出ているのが8両1編成だけです。相鉄線の中だけを走るので東急やJRの線には入りませんが、瀬谷駅や三ツ境駅のホームで待っていても、来るかどうかは分かりません。どの列車に入るかは今回の発表にも書かれていません。
確実に見られる場所は、会場の SOTETSU PARK です。展示されるのは、2026年7月30日に総合車両製作所の横浜製作所から運び込まれた13100号車で、走っている編成とは別の1両です(SOTETSU PARK の記事)。
審査員が挙げた点は、どれも車両を横から近くで見ると分かる所です。前照灯が側面まで回り込む形も、カバーで隠したボルトも、ホームで入ってくる電車を眺めるだけでは見落としやすいと思います。止まっている車両の横に立てるという点で、会場の展示は駅のホームより向いています。
行く人へのヒント
- 線路の上で13000系に乗りたいなら、相鉄線のどの列車に入るかを先に知る手段はありません。相鉄の車両の見分け方は相鉄線の車両ガイドにあります。
- 会場で見るなら SOTETSU PARK です。会期は2027年3月19日から9月26日まで。SOTETSU PARK の中身と、7月の搬入のことはSOTETSU PARK の記事にあります。
- 相鉄本線の瀬谷駅と三ツ境駅から、会場へのシャトルバスが出ます。
編集部のひとこと
13000系は相鉄線内だけを走り、営業に出ているのは8両1編成です。乗れるかどうかは運次第ですが、横浜花博の SOTETSU PARK には同じ形の先頭車が置かれ、審査で評価された前照灯のまわりを横から近くで見られます。