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花博の玄関口「相鉄線」の車両ガイド。20000系・21000系・12000系と新型13000系、ネイビーブルーの見どころと乗るコツ

本文の価格・時刻・日程は2026年9月10日時点の公式発表に基づきます。予約の直前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

クレーンで吊り上げられ、会場内の線路に降ろされる相鉄13000系13100号車。ネイビーブルーの先頭車
会場内に設置される13000系(13100号車)。2026年7月30日の搬入時 相鉄グループ プレスリリース 2026.08.28(PR TIMES)より

横浜花博のシャトルバスが出る 4 駅のうち 2 駅、瀬谷と三ツ境は相鉄本線の駅です。相鉄に初めて乗る人にとって最初に目に入るのは、濃い紺色の電車でしょう。

1. まず、瀬谷・三ツ境に停まる列車

相鉄本線の種別は、特急・通勤特急・通勤急行・快速・各停です。瀬谷駅と三ツ境駅の公式ページで「停車する列車」に挙がっているのは次の 6 つで、特急と通勤特急は入っていません。

停まる列車補足
各停横浜〜海老名の相鉄線内列車
東急東横線直通 各停新横浜線経由で渋谷方面と直通
東急目黒線直通 各停新横浜線経由で目黒方面と直通
JR線直通 各停西谷から JR 線に入り新宿方面と直通
快速
通勤急行

横浜駅から向かうときは、特急に乗ると瀬谷・三ツ境を通過します。行き先表示で「各停」「快速」「通勤急行」のどれかを選んでください。東京方面から直通列車で来る場合、瀬谷・三ツ境に停まる直通列車は各停です。

2. 濃紺の理由。YOKOHAMA NAVYBLUE とデザインブランドアッププロジェクト

相鉄の新しい車両と駅の見た目は、相鉄グループが創立100周年(2017年12月)を機に始めた「デザインブランドアッププロジェクト」で決まっています。第 1 段階のコンセプトは「安全×安心×エレガント」。車両の外装のキーカラーに選ばれた濃紺色が YOKOHAMA NAVYBLUE で、横浜の街が刻んできた歴史をイメージした色だと説明されています。

このプロジェクトのコンセプトを初めて反映した新造車両が 20000系です。2016年に登場した 9000系のリニューアル車両にもこの色が使われています。こちらは外装に加えて、グレートーンの内装、スコットランド製の本革を使ったボックスシート、昼と夜で色調が変わる調光・調色機能付きの車内照明が採用されました。9000系リニューアル車両は 2016年のグッドデザイン賞を受けています。

3. いま走っている主な車両

20000系(2018年2月登場、10両、東急東横線直通用)

デザインブランドアッププロジェクトを初めて反映した車両で、東急東横線への直通用として 10 両編成で走っています。製造は日立製作所で、車体は山口県下松市の笠戸事業所、電気品は茨城県ひたちなか市の水戸事業所が担当しました。日立が相鉄の新型車両を受注するのは 18 年ぶりだったと発表されています。

日立の発表に書かれている設備は、優先席の一部に導入した「ユニバーサルデザインシート」、大画面の案内表示器、LED 照明です。同じ発表では、SiC 素子を使った VVVF インバータ制御装置と高効率電動機による省エネにも触れています。2018年のグッドデザイン賞と、2019年の鉄道友の会ローレル賞を受けています。

直通先は、東急新横浜線から東横線、東京メトロ副都心線を経て東武東上線・西武線方面です。東急の案内では、新横浜から渋谷まで最速 26 分、川越まで最速 85 分(平日上り、2024年3月改正後)とされています。

21000系(2021年9月登場、8両、東急目黒線直通用)

20000系を基本に、東急目黒線の規格に合わせた装備を載せた 8 両編成です。目黒線から東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道線、都営三田線方面に乗り入れます。製造メーカーと、20000系との車内設備の違いは、相鉄の公式ページでは確認できませんでした。

花博の PR 列車はこの形式です。2026年5月20日から、21102 編成(8両)が「相鉄で行こう!」ラッピングトレインとして走っています。ラッピングは花と緑をモチーフにしたデザインで、相鉄のキャラクター「そうにゃん」と花博のマスコット「トゥンクトゥンク」のヘッドマークを付けています。1 両目には、瀬谷駅・三ツ境駅の駅名標を「博覧会の玄関口」として特別デザインで掲げています。運行は 2027年9月までの予定です。

12000系(2019年4月登場、JR線直通用)

相鉄・JR直通線(2019年11月30日開業)用の車両で、湘南新宿ライン・埼京線などを経由して新宿方面に乗り入れています。前方監視カメラと車内防犯カメラは、相鉄ではこの形式が初めて搭載しました。2019年のグッドデザイン賞を受けています。

製造は総合車両製作所(J-TREC)。同社のステンレス車両ブランド「sustina」の拡幅車体を相鉄で初めて採用し、J-TREC として初めて塗装仕上げの sustina 車体を手がけた車両だと同社の技報に書かれています。ステンレス車体に濃紺を塗って仕上げている点が、この形式の見どころです。編成の両数は相鉄の公式ページでは確認できませんでした。

13000系(2026年3月登場、8両)

いちばん新しい形式です。デザインコンセプトに「未来」を新たに加え、より先進的なデザインを採用したと相鉄は説明しています。快適性を上げ、消費電力を抑えるなど環境面にも配慮した車両です。8 両編成で走っています。どの直通先に入るかは公式ページの記載では確認できませんでした。

4. 乗るときのコツ

  • 色で車両を見分ける: 20000系・21000系・12000系・13000系と、リニューアルされた 9000系・8000系が YOKOHAMA NAVYBLUE の濃紺です。それ以外の色の車両も走っています。
  • 10 両か 8 両かで直通先が分かる: 東横線直通の 20000系は 10 両、目黒線直通の 21000系と、新型の 13000系は 8 両です。ホームの乗車位置案内で両数が示されます。
  • 瀬谷・三ツ境で降りるなら各停・快速・通勤急行: 特急は通過します。横浜駅から乗るときは種別を確かめてください。
  • 車いす・ベビーカー: 相鉄線は全駅でハンドル形電動車いすが使えます。瀬谷駅の公式ページには、3・4 番線 10 号車の海老名寄りのドア付近は通路が狭いので他のドアを使ってほしい、という案内があります。

5. 相鉄と花博

相鉄グループは花博の「プロジェクト協賛第 1 号」です。2025年11月4日(開催 500 日前)には協賛を追加し、横浜・星川・二俣川・緑園都市の 4 駅に特別仕様の駅名標を新設しました。既設の瀬谷駅 6 か所・三ツ境駅 3 か所と合わせて、6 駅 17 か所になりました。掲出は 2027年9月26日の閉幕まで。ラッピングバスも計 5 両が旭営業所・綾瀬営業所の路線で走る予定と発表されています。

花博に行く日は、瀬谷か三ツ境で降りる前に、駅名標とラッピング列車を探してみてください。

よくある質問

瀬谷駅・三ツ境駅にはどの列車が停まりますか?

相鉄の駅ページによると、各停(東急東横線直通・東急目黒線直通・JR線直通の各停を含む)、快速、通勤急行が停まります。特急・通勤特急は停車列車に含まれていません。

花博のラッピング列車はありますか?

2026年5月20日から、21000系の 1 編成(8両)が「相鉄で行こう!」ラッピングトレインとして走っています。相鉄線全線と、東急目黒線・都営三田線・東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道方面に乗り入れます。運行は 2027年9月までの予定です。

ヨコハマネイビーブルーとは何ですか?

相鉄グループが創立100周年を機に始めた「デザインブランドアッププロジェクト」で外装のキーカラーに決めた濃紺色です。横浜の街が刻んできた歴史をイメージした色と説明されています。

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