- JR西日本が2026年10月15日に発表した。管内の駅舎・橋りょう・トンネル・車両などの鉄道文化財を紹介する「JR西日本の登録鉄道文化財」サイトを、10月14日(鉄道の日)に開いた。
- 載っているのは、鉄道記念物10点、準鉄道記念物14点、登録鉄道文化財111点の計135点。内容は2026年4月1日時点。
- 業務施設の中に置かれているものや、ふだんは公開していないものもあり、見学や撮影ができない場合があると断っている。
- サイトでは、車両・駅・橋・トンネル・施設・その他の種類、地図、府県で探せる。府県のほかに、京都鉄道博物館、津山まなびの鉄道館、トレインパーク白山でも絞り込める。
- 「鉄道施設のデザイン美」「京都で会える鉄道車両たち」「駅の支柱にみる鉄道史」「JR京都線にある鉄道遺産」のテーマ別の案内もある。
- 登録鉄道文化財は、JR西日本が将来の鉄道記念物・準鉄道記念物の候補として2008年から登録している制度。鉄道記念物は国鉄が1958年に、準鉄道記念物は1963年に指定を始めた。
編集部の考え
135点のうち、行けば必ず見られるものと、そうでないものが混ざっています。業務施設の中にあるものや、ふだん公開していないものも載っているからです。出かける前に、見たいものが駅や博物館のような誰でも入れる場所にあるのか、線路のそばの施設の中なのかを、一点ずつ地図で確かめることになります。
まとめて見られるのは博物館です。府県と並んで京都鉄道博物館などの館が絞り込みの項目に入っていて、テーマの「京都で会える鉄道車両たち」のトップには、100系新幹線の先頭車、500系新幹線、C62形26号、EF65形1号、昼夜兼用の寝台電車クハネ581形など13両が並びます。
一方で、駅舎や橋は線路に乗って行く旅の目的地になります。萩駅の駅舎は今は展示館としても開いていますし、竹野川と田君川の橋りょうは、日本に3か所しか残っていないラチス桁のうちの2つです。田君川は山陰本線の久谷〜浜坂間にあります。4月1日時点の内容なので、10月14日に鉄道記念物になったマイテ49形2号展望車は、格上げ前の区分で載っていると思います。
行く人へのヒント
- 府県で絞り込んでから地図で場所を確かめると、旅程の途中に寄れるものが探せます。見学や撮影ができないものがあるので、行く前に一点ずつの説明を読みます。
- 車両をまとめて見るなら京都鉄道博物館です。館の回り方は京都鉄道博物館の記事にあります。
編集部のひとこと
JR西日本の管内にある駅舎、橋、トンネル、車両の文化財135点が、地図と府県で探せるようになりました。業務施設の中にあって見られないものも載っているので、出かける前に一点ずつ公開のしかたを確かめる使い方になります。