大通7丁目は、かつて市民の雪捨て場でした。さっぽろ雪まつり実行委員会によると、1950年、市内の3高校・2中学の生徒が6基の雪像をここに展示したのが始まりです。来場者は5万人。当時の札幌の人口は31万3千人でした。2027年の第77回は、2月4日(木)から11日(木・祝)の8日間、3つの会場で開かれます。
大通・すすきの・つどーむの3会場
さっぽろ雪まつり実行委員会が2026年7月13日に発表した開催概要によると、会場は次の3つです。
| 会場 | 場所 | 最寄り駅(地下鉄) |
|---|---|---|
| 大通会場 | 大通公園 西1丁目〜西11丁目 | 大通駅(南北線・東西線・東豊線)下車すぐ |
| すすきの会場 | 南4条通〜南6条通の駅前通 | すすきの駅(南北線)下車すぐ |
| つどーむ会場 | 札幌市スポーツ交流施設「つどーむ」(札幌市東区栄町885番地1) | 栄町駅(東豊線)からシャトルバス、または徒歩15分程度 |
最寄り駅の案内は実行委員会のFAQによるものです。2026年(第76回)の大通会場は丁目ごとに地元の放送局や新聞社が広場を担当し、大雪像は4丁目STV広場「祈り〜縄文からのメッセージ〜」、5丁目道新 雪の広場「栄冠に輝くサラブレッド」、7丁目HBC広場「北海道大学 古河講堂」、8丁目雪のHTB広場「会津 鶴ヶ城」、10丁目UHBファミリーランド「スター・ウォーズ」の5基が並びました。11丁目国際広場は国際雪像コンクール(10チーム参加)、2・9丁目の市民の広場には市民雪像80基。ライトアップは22時まで、と大通会場のページに書かれています。

すすきの会場は、2026年は氷像60基を展示し、ライトアップは23時まで(最終日は22時まで)でした。会期中は南4条通から南6条通までが歩行者天国になり氷像を間近で見られます。時間は平日15〜23時、土日10〜23時、最終日10〜22時と、会場のページに書かれています。
つどーむ会場は栄町駅からシャトルバスか徒歩15分
つどーむ会場の開場時間は、2026年は10時から16時でした。最寄りは地下鉄東豊線の栄町駅で、徒歩15分のほか、北海道中央バスの協力でシャトルバスが運行されました。乗り場は栄町駅の出口前(土日と最終日は1番出口、ほかは2番出口)、運行時間は栄町駅発9時40分〜14時30分・つどーむ会場発12時〜16時20分、間隔はおおむね5〜10分です。運賃は片道大人200円(現金のみ)、小学生以下・65歳以上・障がいのある方は無料でした。会場内は巨大チューブスライダー(大人1,200円、小学生以下600円)や氷のすべり台(無料)などの雪遊びのほか、屋内にはグルメブースと暖房のきいた休憩所があります。

地下鉄はさっぽろ駅から南北線・東豊線
大通・すすきの両会場の最寄りは地下鉄南北線です。札幌市交通局の駅間所要時間表によると、さっぽろ駅から大通駅までは1駅2分、すすきの駅までは2駅3分。つどーむ会場の最寄り、東豊線栄町駅へは、さっぽろ駅から6駅11分です。さっぽろ駅で南北線と東豊線を乗り換える際は改札をいったん出場する必要があり、30分を過ぎると新たな運賃がかかる、と交通局は案内しています。1日乗り放題の「地下鉄専用1日乗車券」は大人830円・こども420円、土曜・日曜・祝日と年末年始(12月29日から1月3日)に使える「ドニチカキップ」は大人520円・こども260円で、地下鉄駅の券売機などで買えます(現金のみ)。
大通会場は大通駅の下車すぐなので、会場のそばに泊まるなら宿は楽天トラベルの大通駅周辺のホテル・旅館の一覧PR、空港からの快速エアポートを降りてすぐ休むなら楽天トラベルの札幌駅周辺のホテル・旅館の一覧PRで探せます。
新千歳空港からは快速エアポート、本州からは新幹線と特急の乗り継ぎ
JR北海道によると、新千歳空港と札幌を結ぶ快速エアポートは、日中時間帯(9時から16時)は特別快速1本・快速3本・区間快速2本の毎時6本が運転され、新千歳空港駅発はおおむね10分間隔です。所要時間は快速が最速37分、特別快速が最速33分です。「uシート」は指定席料金1,000円(チケットレス800円)で利用できます。

本州から鉄道で来る場合、北海道新幹線の東京〜新函館北斗間は最速3時間57分、とJR北海道は案内しています。新函館北斗から札幌へは特急北斗などへの乗り継ぎになります。
2026年2月6日から11日には、臨時特急「北斗84号」「91号」(261系「はまなす」編成、全車指定席)が札幌〜函館間に運転されました。JR北海道の発表では、この年の会期中、降雪の影響などで特急53本、快速エアポート183本が運休しました。
新千歳と羽田のあいだの便数は、飛行機で横浜花博へ行く記事の表にあります(調べたのは新千歳発・羽田行きの便です)。
雪戦会と氷上カーニバルをヒントに
さっぽろ雪まつり実行委員会の「さっぽろ雪まつりの歴史」によると、第1回は小樽・北手宮小学校の「雪手芸品」、中島公園で開かれていた氷上カーニバル、一中(現・札幌南高校)の旗取り合戦「雪戦会」をヒントに企画されました。1950年2月18日の1日限定で、雪像は「ミロのビーナス」など6基。スクエアダンスや歌謡コンクール、歩道の特設コースでのドッグレースも行われました。1953年には高さ15メートルの大雪像「昇天」が初めて作られています。
2026年(第76回)は253万9千人
実行委員会が2026年2月11日に発表した開催結果によると、大通会場とつどーむ会場を合わせた来場者数は次のとおりでした。すすきの会場の来場者数はこの発表に含まれていません。
| 回・年 | 来場者数 |
|---|---|
| 第73回(2023年、大通会場のみ) | 175万人 |
| 第74回(2024年) | 238万9千人 |
| 第75回(2025年) | 232万7千人 |
| 第76回(2026年) | 253万9千人(前回比109.1%) |
雪氷像の数は、大通会場135基、つどーむ会場14基(前回は大通129基、つどーむ13基)でした。
雪道の歩き方
2月の平均気温はマイナス3.1度(最高0.1度・最低マイナス6.6度)、降雪量は147センチ、と札幌観光協会は案内しています。凍った路面は靴の裏全体を地面につけるように歩き、歩幅を小さくするとよい、と同協会は勧めています。滑り止めのきいた靴かスノーブーツが向き、市内のコンビニや靴店では靴に取り付ける滑り止めを1,000円から2,000円台で売っています。出発前に用意しておくなら、通販でも同じ種類が買えます(靴に付ける滑り止めをAmazonで探すPR)。
編集部の考え
大通駅とすすきの駅は、地下鉄南北線の隣どうしです。さっぽろ駅から数えて大通が 1 駅 2 分、すすきのが 2 駅 3 分。2026 年のライトアップは大通が 22 時まで、すすきのが 23 時まででした。先に大通を見て、あとからすすきのへ移れば、両方の点灯に間に合います。
つどーむ会場は別の日に分けるのが楽です。開場は 10 時から 16 時で、東豊線に乗り換えて栄町まで 11 分、そこからシャトルバス(片道 200 円、5〜10 分間隔)か徒歩 15 分。空港に午後に着く日は、夜の大通とすすきのだけにして、つどーむは翌日に回せます。
帰りの日は余裕を見てください。2026 年の会期中、快速エアポートは雪で 183 本が運休しました。ふだんは新千歳空港まで最速 37 分、日中おおむね 10 分おきですが、大雪の日はこの数字どおりには動きません。宿を出る前に札幌の警報と JR北海道の運行情報を見て、空港へ向かう時刻を決めてください。
会場ごとの時間は公式サイトで
会場ごとの時間割や雪像の詳細は、さっぽろ雪まつり公式サイトで確かめてください。混雑状況によって、つどーむ会場のアトラクションは受付を早めに終了することがあります。
2027 年の時間と雪像は 12 月中旬から
- 2027年の各会場のライトアップ時間、大雪像の題材
- 2027年の雪氷像・氷像の基数
- 2027年のつどーむ会場シャトルバスの乗り場・運賃
師走の祭りは春日若宮おん祭、駅から始まった正月の行事は初詣は鉄道が広めたに書きました。2027年は、雪まつりが終わる翌日の2月12日・13日が、秋田の横手のかまくらです。