羽田空港から横浜花博の会場までは、電車とシャトルバスを乗り継いで大人880円です。京急で横浜駅へ出て、相鉄線で瀬谷駅へ。そこから予約制のシャトルバスに乗ります。会場に鉄道の駅はなく、GREEN×EXPO協会(公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)は瀬谷・三ツ境・十日市場・南町田グランベリーパークの4駅からシャトルバスを出す計画です。羽田からは空港バスでその近くまで行く方法もあり、町田行きのバスは南町田グランベリーパーク駅に停まります。
運賃と時刻は、京急・京浜急行バス・神奈川中央交通・相鉄の公式ページと協会の資料で、2026年9月17日に確かめた値です。花博は2027年3月19日からなので、行く前に時刻表をもう一度見てください。各地から羽田までの便は飛行機で来る人の記事に、成田に降りたときの成田エクスプレスの乗り方は空港からの鉄道の記事にあります。
羽田から会場まで、4つの経路の運賃と時間
| 経路 | 乗り換え | 運賃(大人) | 乗っている時間の目安 |
|---|---|---|---|
| 京急 → 横浜駅で相鉄線 → 瀬谷駅でシャトルバス | 2回 | 880円 | 京急28分、相鉄の快速で約21分、バス約10分 |
| 京急 → 横浜駅で相鉄線 → 三ツ境駅でシャトルバス | 2回 | 850円 | 京急28分、相鉄線、バス約15分 |
| 空港バス → 二俣川駅で相鉄線 → 瀬谷駅でシャトルバス | 2回 | 1,590円 | 空港バス40〜45分、相鉄線で3駅、バス約10分 |
| 空港バス → 南町田グランベリーパーク駅でシャトルバス | 1回 | 1,900円 | 空港バス45〜75分、バス約20分 |
運賃は、京急と相鉄がきっぷの額、空港バスとシャトルバスが1回の乗車の額です。京急は羽田空港第1・第2ターミナル駅から横浜駅までの400円で、第3ターミナル駅からなら370円。相鉄は交通系ICカードだと1円単位になり、横浜〜瀬谷が272円です。空港バスの時間は第1ターミナルを出てからの時刻表の値で、国際線の第3ターミナルから乗ると15分ほど長くなります。シャトルバスの時間は協会の計画にある目安です。どの経路も、乗り換えと待ち時間は入っていません。
電車で行く:京急で横浜駅、相鉄線で瀬谷駅
京急の羽田空港第1・第2ターミナル駅からは、横浜方面へ直通する電車が約10分おきに出ています。横浜駅まで28分で、特急券は要りません。
横浜駅では相鉄線に乗り換えます。瀬谷駅と三ツ境駅に相鉄の特急は停まらないので、快速か各停を選んでください。横浜市瀬谷区の案内では、瀬谷駅と横浜駅の間は快速で約21分です。相鉄の運賃表(2023年3月18日改定)で、横浜から瀬谷までが280円、三ツ境までが250円。三ツ境で降りると30円安く済みますが、シャトルバスは約15分と、瀬谷からの約10分より長くなります。
瀬谷駅の構内図にはコインロッカーの印があります。会場へ持ち込めない大きな荷物は、ここに入れてからシャトルバスへ向かえます。
空港バスで南町田グランベリーパーク駅へ
羽田空港から町田バスセンター・相模大野駅へ向かう空港バスは、途中で南町田グランベリーパーク駅の1番のりばに停まります。京浜急行バスと神奈川中央交通の共同運行で、運賃は大人1,700円、小児850円です。
2026年9月の時刻表では、羽田発は1日18本。第3ターミナルを8時ちょうどに出る便から22時30分発まであり、昼までは60〜95分おき、16時台からは35〜45分おきに出ます。第1ターミナルから南町田グランベリーパーク駅までは45〜75分かかり、朝いちばんの第1ターミナル8時15分発は9時10分に着きます。
- 乗車券: 羽田空港から乗るときは先払いで、到着ロビーの京浜急行バスの自動券売機などで買います。交通系ICカードで払う人は、乗り場の係員に乗るバスの時刻を伝えます。乗る日の当日に買えるWEB乗車券もあります。
- 荷物: スーツケースくらいの荷物は1人1つまで(神奈川中央交通)。車内に持ち込めない大きな荷物は、床下のトランクに入れられます(京浜急行バス)。
- シャトルバスの乗り場: 協会の計画では、駅の北口の広場に4つの乗り場をつくり、会場まで約4km・約20分です。空港バスの1番のりばとの位置関係は、公式の案内では確かめられていません。
帰りには使いにくい路線です。南町田グランベリーパーク駅から羽田空港へ向かう便は1日15本で、16時55分発が最終。羽田空港行きは乗る日の1か月前から前日まで予約でき(神奈川中央交通の案内では前日の19時まで)、空席があれば当日も乗れると京浜急行バスは案内しています。
空港バスで二俣川駅へ、相鉄線に乗り継ぐ
羽田空港と二俣川駅を結ぶ空港バスは、京浜急行バスと相鉄バスの共同運行です。運賃は大人1,200円、小児600円。2026年9月の時刻表で羽田発は1日20本あり、第3ターミナル7時20分発から22時45分発まで出ています。第1ターミナルから二俣川駅までは40〜45分で、着くのは駅の北口0番のりばです。
二俣川駅から相鉄線に乗ると、三ツ境駅が2駅目、瀬谷駅が3駅目です。二俣川駅には特急も停まりますが、特急は三ツ境と瀬谷を通過します。運賃はどちらの駅までも190円(交通系ICカードは188円)。
こちらは帰りにも使えます。二俣川駅発の羽田空港行きは1日20本で、5時10分発から21時30分発まで。第1ターミナルまで40〜45分です。
新横浜駅にも羽田からの空港バスがあります(大人1,000円、第1ターミナルから35分、羽田発は1日30本余り)。新横浜駅からはJR横浜線の各駅停車で十日市場駅へ出て、シャトルバスで約25分です。この路線の時刻表は2026年10月1日に改正されます。
着いたその日に会場へ向かうときの注意
スーツケースは会場に入れません。 協会の「来場者向け持込禁止物・禁止行為等に関する規約」(2026年3月19日初版)は、ハードケース、スーツケース、キャリーケース、物を運ぶカートを持ち込み禁止にしています。X線の検査装置に通らない大きさの荷物も同じです。入場のときに見つかった場合は、協会がコインロッカーなどの保管場所を案内すると規約にあります。会場の近くに預け場所がいくつあるか、料金はいくらかは、来場者輸送実施計画(第3版)とFAQには書かれていません(2026年9月17日時点)。
シャトルバスの予約は、来場日時の予約とは別の手続きです。2026年9月18日に方法が公表され、専用の予約サイト(https://cs.shuttle-bus.expo2027yokohama.or.jp )で行きと帰りをそれぞれ事前予約・事前決済します。キャンセル料は乗車日の前日17時までなら0円、そこから集合時間の5分前までは運賃の50%、それ以降はキャンセルできません。飛行機が遅れて予約の時刻に間に合わなかったときの扱いは、まだ発表されていません。予約した時刻より早く駅に着いた人は待機場所へ案内されます。
シャトルバスは8時30分から22時30分まで走る計画で、開場の1時間前から閉場の1時間後までにあたります。
羽田空港から会場への直行バスは運行予定です。2026年9月18日に協会が、新横浜駅・横浜駅・横浜都心臨海部(みなとみらい・関内地区)・羽田空港の4か所を発着地として示しました。運行事業者・運行時刻・運賃・予約方法は調整中で、まだ発表されていません。決まり次第この記事に書き足します。
編集部の考え
羽田から会場へまっすぐ向かうなら、京急と相鉄線を勧めます。880円で済み、帰りも同じ道を逆にたどるだけです。南町田グランベリーパーク駅に停まる空港バスは乗り換え1回ですが、1人あたり1,020円高く、羽田へ戻る便は夕方で終わります。行きだけの手段と考えておくのがよいと思います。
町田行きのバスが本当に役に立つのは、宿が町田駅や相模大野駅の近くにある人です。バスの終点まで乗って宿に荷物を置けば、翌朝は町田駅から十日市場駅へ、あるいは相模大野駅から南町田グランベリーパーク駅へ、身軽に出られます。
夜に羽田へ着く便で、宿を大和駅など相鉄線の沿線に取っているなら、二俣川行きのバスが候補になると思います。第3ターミナル22時45分発の最終便は二俣川駅に23時40分着なので、乗り継ぐ相鉄線の終電は先に調べておいてください。
