横浜花博のシャトルバス発着駅は、相鉄本線の瀬谷・三ツ境、東急田園都市線の南町田グランベリーパーク、JR横浜線の十日市場の 4 駅です。鉄道会社が 3 社にまたがるので「どのきっぷを買えば得か」が分かりにくい。きっぷの価格と区間は、各社の公式サイトで 2026年9月時点に確認できたものです。
3 社すべてが乗り放題になるきっぷは見つかりませんでした。花博へ行くときに使えるのは、相鉄と東急の全線に 1 日何度でも乗れる「東急線・相鉄共通1日乗車券」です。
1. 花博の発着駅をカバーするきっぷ
| きっぷ | 大人 | 小児 | 有効 | 区間 | 買い方 | カバーする発着駅 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東急線・相鉄共通1日乗車券 | 1,300円 | 520円 | 発売当日 | 東急線全線+相鉄線全線(鉄道のみ。みなとみらい線は区間外) | PASMO のみ | 瀬谷・三ツ境・南町田グランベリーパーク |
| 東急線ワンデーパス | 780円(Q SKIP 限定 740円) | 390円 | 1日 | 東急線全線(こどもの国線を含む) | Q SKIP、PASMO、磁気券 | 南町田グランベリーパーク |
| 東急線・東急バス一日乗り放題パス | 1,110円(Q SKIP 限定 1,060円) | 560円 | 1日 | 東急線全線+東急バス | Q SKIP、PASMO、磁気券 | 南町田グランベリーパーク |
十日市場駅(JR横浜線)を含む乗り放題きっぷは、JR東日本の公式ページを直接確認できなかったので載せていません。JR の「休日おでかけパス」などは 2026年3月に価格が改定されています。使うときは、JR東日本の公式サイトで最新の価格とフリーエリアを確かめてください。
相鉄には、夏だけ「夏のワンデーパス(鉄道・バス全線、大人 1,200円)」がスマートフォンアプリ限定で出た年があります。2025年度は 8月1日〜9月7日に販売されました。2026年以降の発売は未確認です。
2. 元が取れるかの見分け方
企画乗車券が得になるかは、「1 日の運賃合計がきっぷの値段を超えるか」で決まります。花博へ行く日のよくある回り方で考えます。
- 都内から東急線で往復して、花博だけ: 往復の運賃が 780円(東急線ワンデーパス)を超えるかどうか。渋谷〜南町田グランベリーパークを往復するだけなら超えないことが多く、そのときは IC カードで普通に乗るほうが安く済みます。
- 都内から直通列車で瀬谷・三ツ境へ往復: 東急線と相鉄線の両方に乗るので、東急線・相鉄共通1日乗車券(1,300円)と往復運賃を比べます。相鉄線内で途中下車して横浜駅にも寄るなら、乗り放題が効いてきます。
- 横浜駅を拠点に 1 日で花博とみなとみらいを回る: みなとみらい線は共通1日乗車券の区間外です。相鉄線の往復と別に、みなとみらい方面の運賃がかかります。
運賃の合計は、相鉄・東急の公式サイトにある乗換・運賃検索で出発駅から発着駅までを調べ、往復にして足すのが確実です。この記事では各駅間の運賃を載せていません。
3. 都内観光と組み合わせる日のきっぷ
花博の前後に東京を回る日は、東京メトロの企画券が候補です(東京メトロ公式、2026年3月14日改定後)。
| きっぷ | 大人 | 小児 | 区間 |
|---|---|---|---|
| 東京メトロ24時間券 | 700円 | 350円 | 東京メトロ全線 |
| 東京メトロ・都営地下鉄共通1日乗車券 | 1,100円 | 550円 | 東京メトロ+都営地下鉄 |
| 東京フリーきっぷ | 1,720円 | 860円 | 東京メトロ+都営交通+JR 都区内区間ほか |
いずれも相鉄線・東急線・JR横浜線は区間外なので、花博の日には使えません。
4. 買うときの注意
- 東急線・相鉄共通1日乗車券は PASMO(モバイル PASMO を含む)にしか載せられません。磁気券はありません。持っていない場合は駅係員に申し出れば PASMO カードを買えます。
- 東急線ワンデーパスと東急バス一日乗り放題パスは Q SKIP(東急のデジタルチケット)だと 40〜50円安く、24 時間買えます。Q SKIP は大人のみの発売です。
- 各企画乗車券には発売時間が決められています。朝早く出るときは前日に確かめてください。
- 東急は 2026年3月14日から一部の企画乗車券の価格を改定しました。この記事の価格は改定後に各公式ページで確認した値です。
- シャトルバス(大人 200円、小児 100円)は協会の予約制バスで、どの企画乗車券にも含まれません。