- 東急は2026年10月6日、池上線・東急多摩川線の「きになる電車」の車内で、宇野千代氏をテーマにした展示を始めると発表した。期間は10月7日(水)から2027年1月中旬までの予定。
- 展示するのは1000系の1017Fという1編成。「きになる電車」は、昭和20年代に池上線と旧目蒲線を走っていた車両の色をもとにした特別な車両で、2016年3月から走っている。
- 展示は中づりポスターとまど上ポスター。宇野千代氏の歩みと98年の生涯、馬込文士村での日々、交流のあった文士たち、文士村を歩く地図、氏にまつわる展示をしている文化施設を紹介する。
- きっかけは、氏をモデルにしたNHKの連続テレビ小説「ブラッサム」が9月下旬に始まったこと。
- ポスターでは、沿線の店の利用券が付くデジタルの1日乗車券「ぶらりいけたまチケット」、「東急線・東急バス 一日乗り放題パス」、大田区のガイドアプリ「まごめぐり」も紹介する。
- この編成がどの時刻の列車に入るかは、発表に書かれていない。
編集部の考え
見に行こうとすると、1編成という数が効いてきます。池上線と東急多摩川線の2つの路線を走る車両のうち、展示があるのは1017Fだけです。東急は運用の時刻を発表に載せていません。この日のこの列車、と決めて出かけることはできないので、3か月あまりの期間のあいだに沿線へ行く用事があるとき、黄色と紺の車両が来たら乗る、という出会い方になります。
そのかわり、ポスターの中身は車内で読んで終わりにならない作りです。7つある題材のうち、文士村を歩く地図、きっぷとアプリの案内、文化施設の紹介の3つは、電車を降りたあとの行き先を示しています。東急は発表のなかで馬込文士村を、いまの池上線池上駅の周辺と説明しています。車内で宇野千代の年譜を読み、池上駅で降りて地図の道を歩く、という流れを作りたいのだと思います。
連続テレビ小説の放送に合わせた企画で、期間は1月中旬までの予定です。そのあと別の題材に替わるのか、延ばすのかは書かれていません。
行く人へのヒント
- 展示は10月7日(水)から2027年1月中旬(予定)まで。池上線・東急多摩川線で、上が黄色、下が紺色の車両を探してください。
- 文士村を歩くなら、大田区のアプリ「まごめぐり」に道案内と音声ガイドがあります。東急の発表は、文士村を池上線池上駅の周辺としています。
- 沿線の店も回るなら「ぶらりいけたまチケット」。デジタルチケットの Q SKIP で買え、買った日から60日以内に使えます。値段は発表に書かれていません。
- 東急の古い車両を見るなら、電車とバスの博物館が田園都市線の宮崎台駅にあります。
編集部のひとこと
展示があるのは1000系の1017Fという1編成だけです。どの時刻の列車に入るかは発表にないので、ねらって乗るより、3か月あまりの期間のうちに池上線か東急多摩川線で黄色と紺の車両に当たったら車内を見る、という出会い方になります。