- 神奈川県は2026年10月6日、「Vibrant INOCHI Forest かながわ館」の屋外庭園に加わる自治体と団体を発表した。厚木市との同時発表。
- 庭園は神奈川県の地形を模した形で、県内各地の花や緑を植え替えながら展示する。
- 県内の自治体では、横須賀市と厚木市が共同で出展する。横須賀市は「歴史と自然のまち横須賀~日本近代化の歩み」の題で、東京湾の猿島が浮かぶ情景や、海と丘陵の自然を庭に表す。厚木市は市内産の花を植え、市の鳥のエナガ、特産のアユ、あつぎ鮎まつりの花火、あつぎ温泉郷を表す。
- 団体との連携展示では、鎌倉市社寺共同体共創エリア実行委員会が日本庭園を作る。JAよこすか葉山・三浦市農協・JA神奈川県中央会は三浦半島の野菜の産地の風景を題材に、栽培や管理の作業を見せる。
- 農業関係高校5校(平塚農商、中央農業、相原、三浦初声、吉田島)は、学校で育てた花や野菜と工作物を使う。入口から奥へウッドデッキを渡し、黒板を飾った教室ふうの撮影場所も作る。
- 発表には完成イメージと庭園内の位置図が付いている。それぞれの展示の期間は書かれていない。
編集部の考え
9月8日の発表で県が見せた庭園は、中央の花壇、大阪・関西万博の大屋根リングの木材、アクアポニックス、農業高校5校の庭、という内容でした(かながわ館の記事)。今回はそこに、区画を受け持つ市と団体の名前が加わりました。高校は5校の校名が並んでいます。
題材は市ごとに違います。横須賀市は猿島と近代化の歴史、厚木市はエナガとアユと花火と温泉で、同じ庭園の中でも区画ごとに見るものが変わります。JAの区画は出来上がった景色ではなく、栽培や管理の作業そのものを見せるとしています。花を見て回る庭園の中に、畑仕事の現場がひとつ入ることになります。
今回名前が出た自治体は、横須賀市と厚木市の2市です。県は庭園を「植え替えながら」展示すると書いているので、会期のあいだに別の市町村の区画へ替わる余地があると思います。ほかの市町村が加わるのか、2市の区画が192日の会期を通して残るのかは、発表にありません。
編集部のひとこと
庭園の区画ごとに、作り手の名前が出ました。横須賀市は猿島の浮かぶ海、厚木市はアユや鮎まつりの花火、鎌倉の社寺は日本庭園です。県は花や緑を植え替えながら展示するとしていますが、どの区画がいつ見られるかは発表にありません。