- JR西日本、甲賀市、湖南市、草津線利用促進プロジェクト、東京カメラ部の5者が、「草津線物語列車」(仮称)という企画を進めている。
- 草津線の沿線に実在する場所を盛り込んだ小説を書き下ろし、読者がその小説を持って列車に乗り、物語に出てくる場所や人物を実際に訪ねて回る。
- 目的は草津線の利用と沿線の周遊・滞在を増やすことで、2027年10月から12月に滋賀県で開かれるデスティネーションキャンペーン(DC)に向けたもの。
- 小説を書くのは湘南乃風の SHOCK EYE さん(写真家としても活動)、原案の編集は滋賀県に住む写真家で、関西大学で教える別所隆弘さん。
- 「フォトジェニック」を合言葉に、作者・編集者と東京カメラ部が選んだ、写真を撮りたくなる沿線の場所が登場する。
- 小説の公開時期と手に入れ方、列車の運転日、料金は発表に書かれていない。
編集部の考え
この企画の特徴は、物語の舞台を後から探して訪ねる「聖地巡礼」とは順番が逆なことです。先に巡ってほしい沿線の場所を選び、そこを舞台に小説を書きます。発表文も、映画や小説の舞台を巡るのとは違い、電車に乗りながら主人公と同じ目線で回る形だと書いています。読者が本を開く場所と、物語の場面が同じ線路の上にある、という組み立てです。
作者の SHOCK EYE さんも編集の別所さんも写真家で、登場する場所は2人と東京カメラ部が「思わず写真を撮りたくなる」ところを選ぶと発表文は説明しています。舞台を知るには小説を読むことになるので、写真を撮りに出かける人にとっては、小説が草津線の沿線の撮影地の案内を兼ねることになると思います。
決まっていないことも多い企画です。小説がいつ、どんな形で手に入るのか(本か、ネットか、無料か)、特別な列車が走るのか、ふだんの列車に乗って読む形なのかも、今回の発表には書かれていません。DC が始まる2027年10月までに、続きの発表を待つことになります。
行く人へのヒント
- 今の時点で予約や申し込みはありません。小説の公開と列車の日程は、続きの発表を待つ段階です。
- 鉄道を使った周遊の企画を探すなら、JR西日本が同じ日に発表した秋のみまさかスローライフ列車も11月の土日に走ります。
編集部のひとこと
小説に出てくる場所を、主人公と同じ目線で列車に乗って回る企画です。2027年10〜12月の滋賀県のデスティネーションキャンペーンに向けたもので、小説の公開の時期、手に入れ方、列車の運転日はまだ発表されていません。