2026年の唐津くんちは、11月2日が月曜、3日が火曜(文化の日で祝日)、4日が水曜に当たります。日付は毎年同じ2日・3日・4日ですが、曜日は年によって変わります。祭りの主役は14台の曳山で、唐津神社の秋季例大祭として開かれます。
3日間の日程
| 日程 | 内容と時間(2025年の実績) |
|---|---|
| 11月2日(2026年は月) | 宵曳山。19時30分から唐津市大手口を出発し、22時頃に唐津神社前へ整列 |
| 11月3日(2026年は火・祝) | 御旅所神幸。9時30分から16時30分頃まで、西の浜の御旅所へ巡行 |
| 11月4日(2026年は水) | 翌日祭。10時から16時40分頃まで、旧城下町を巡行して曳山展示場へ格納 |
| 会場 | 唐津神社と唐津市街地(佐賀県唐津市南城内) |
上の時間は、唐津市公式の曳山巡行コース図(2025年=令和7年)によるものです。同じ図によると、1番曳山の刀町「赤獅子」が通過してから14台が通過し終わるまで、1か所あたり約50分かかります。2026年の時間はまだ発表されていません。

赤獅子から七宝丸まで、14台の曳山
唐津神社は天平勝宝7年(755年)の建立と伝わります。御神輿が御旅所へ渡る御神幸、いまの唐津くんちの原型は、寛文年間(1661〜1673年)の頃に始まったと同社は説明しています。
現存する曳山の1番、刀町の「赤獅子」が完成したのは文政2年(1819年)です。唐津神社によると、その後14ヵ町が次々と曳山を製作し、14番の江川町「七宝丸」(明治9年、1876年)までの57年間で15台が作られました。うち1台は明治中期に失われ、現在は14台が残っています。1台あたりの重さは2〜4トン、曳き子は200から400人と同社は紹介しています。

文化財の指定は3段階あります。14台の曳山は佐賀県の重要有形民俗文化財「唐津曳山」(昭和33年=1958年1月23日指定)、曳山を動かす行事そのものは国の重要無形民俗文化財「唐津くんちの曳山行事」(昭和55年=1980年1月28日指定)で、これは文化庁のデータベースでも確認できます。さらに平成28年(2016年)12月1日、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」33件の1つとして登録されました。

唐津駅から神社まで10分、展示場はアルピノに移転中
唐津神社公式サイトのアクセス案内では、佐賀方面のJR唐津線、福岡方面のJR筑肥線のどちらでも、唐津駅から徒歩10分です。

宵曳山の整列が 22 時頃、翌朝の御旅所神幸の出発が 9 時 30 分(どちらも 2025 年の実績)なので、2 日の夜は唐津に泊まる形になります。宿は楽天トラベルの唐津駅周辺のホテル・旅館の一覧PRで探せます。
祭りの期間以外に曳山を見るなら曳山展示場です。唐津市文化振興課のページによると、JR唐津駅から徒歩約5分、開館時間は9時から17時(最終入館16時40分)、料金は一般310円・小中学生150円・未就学児無料です。休みは12月29日から31日のほか、唐津くんちの巡行に合わせた11月3日・4日と唐津観光協会は案内しています。同協会によれば、建物の建て替えのため2021年10月1日から、ふるさと会館アルピノの旧多目的ホールで一時的に開館しています。
博多・天神から乗り換えなしで
福岡市地下鉄空港線はJR筑肥線と相互直通運転をしています。福岡市地下鉄の公式サイトの時刻表では、福岡空港駅発の列車が「姪浜・唐津方面」と案内されており、博多・天神から乗り換えなしで唐津駅まで行けます。佐賀方面からはJR唐津線です。
JR九州は2025年10月16日から11月9日まで、筑肥線の103系5編成に唐津くんちをモチーフにした14種類のヘッドマークを順に付け替えて掲出すると発表しました(2025年10月15日のニュースリリース)。区間は筑肥線の筑前前原駅〜唐津駅間と、唐津線の唐津駅〜西唐津駅間です。2026年の発表はまだありません。
乗車券の面で注意点もあります。唐津市の公式ページによると、JR九州からの案内として、唐津線の唐津駅〜久保田駅間と、筑肥線の山本駅〜伊万里駅間ではICカードが使えず、乗車券の購入が必要です。福岡市営地下鉄もクレジットカードのタッチ決済は使えず、交通系ICカードでの利用を呼びかけています。
福岡空港から唐津まで直通する列車は、朝の 1 時間に 1 本
福岡市地下鉄の時刻表(2026年4月1日改正)で、福岡空港駅発の平日8時台を数えると、姪浜・唐津方面行きは18本でした。行き先の内訳は、西唐津行きが1本、筑前前原止まり(唐津・西唐津行きへ接続)が5本、残り12本は姪浜止まりです。土曜・休日の8時台は8本で、西唐津まで直通する快速が1本でした。地下鉄の行き先表示が「唐津」「西唐津」でなければ、筑前前原での乗り換えが要ります。
佐賀方面から唐津線を使う場合、佐賀駅と唐津駅の間には鍋島・久保田・小城・多久・相知・山本など12駅があります(JR九州の駅情報による)。
高速バス「からつ号」という道もある
博多・天神と唐津を結ぶ、昭和自動車の都市間高速バス「からつ号」もあります。2026年4月1日改正の時刻表によると、平日の博多バスターミナル発は25便(始発7:06、最終22:26)、土曜・休日は21便です。例えば博多13:43発は唐津の大手口(唐津バスセンター)に15:18着で、所要95分でした。博多駅や天神から、乗り換えなしで唐津の中心部まで行けます。
交通規制と、有料席のない見物
唐津観光協会の公式ページは「唐津くんちには有料観覧席はございません(過去の古い情報にご注意ください)」と明記しています。
交通規制の時間は、2025年の実績で11月2日18時から23時30分、3日7時から18時、4日8時30分から18時30分でした(唐津市公式の巡行コース図より)。曳山の通過予定時刻の前後1時間も規制の対象になると同市は注意しています。唐津市は公共交通機関か、有料・臨時無料の駐車場の利用を呼びかけていて、巡行路はすべて駐車禁止です。
編集部の考え
唐津へは福岡から線路が 1 本でつながっています。福岡市地下鉄の空港線は JR 筑肥線と相互直通運転をしていて、福岡空港駅の案内にも「姪浜・唐津方面」と出ています。唐津行きの直通列車に乗れば、福岡空港・博多・天神から乗り換えがありません。
翌日祭の16時40分頃、曳山は1台ずつアルピノへ納められます。唐津観光協会によると、休館日の11月3日・4日と12月29日から31日を除けば、そこから先の 1 年のほとんどの日に、曳山が展示されています。旧城下町を走る姿を見られるのは年3日だけですが、姿そのものは当日を逃しても見に行けます。
巡行の時刻と規制の地図は唐津市のページに出る
2026年の時間や交通規制が発表されたら、唐津神社の公式ホームページと、唐津観光協会「唐津くんち」のページで確かめられます。
2026 年の時刻は、まだ出ていない
- 2026年の曳山巡行コースと予定時刻
- 2026年の交通規制の時間と臨時駐車場
- 2026年のJR九州のヘッドマークや案内
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