中学生と小学生がいる4人家族が横浜花博(GREEN×EXPO 2027)へ行くと、会期中の1日券は大人5,500円が2枚、中人3,300円、小人1,500円で、合わせて15,800円です。神奈川県に住んでいれば、このうち子ども2人分の4,800円がかかりません。県と横浜市が、満4歳から18歳の子どもに1日券を1人1回、無料で配っています。
配られるのはチケットIDで、申請しないと届きません。申請の受付は2026年9月1日に始まっていて、2027年9月5日まで。会期は2027年3月19日から9月26日です。
対象は「2027年4月1日時点で満4〜18歳」
生年月日で言うと、2008年4月2日から2023年4月1日までに生まれた人です。学年なら、2027年3月に高校を卒業する学年から、2027年度に幼稚園・保育園の年中になる学年まで。申請する日に神奈川県内に住んでいることが条件です。横浜市は、条件を満たしていれば国籍は問わないと答えています。
申請先は住所で分かれます。
| 横浜市に住んでいる | 横浜市以外の神奈川県に住んでいる | |
|---|---|---|
| 制度の名前 | 横浜グリーンエクスポ こども招待 | 神奈川県 GREEN×EXPO 子ども招待 |
| 申請先 | 横浜市の子育て応援サイト・アプリ「パマトコ」の申請フォーム | 県の特設サイトの電子申請(郵送も可) |
| 1回の申請 | 対象の子ども4人まで(5人以上は分ける) | きょうだいをまとめて申請できる |
| 結果が届くまで | 受付からおおむね6営業日程度 | 受理からおおむね7営業日以内 |
| チケットIDの受け取り | パマトコのマイページ | メール |
| 電話 | 050-3669-2045 | 050-3032-6230 |
電話はどちらも平日の9時から18時で、2026年12月29日から2027年1月3日は休みです。横浜市のコールセンターは、英語・中国語・韓国語・スペイン語・タイ語・ベトナム語にも通訳を通して対応します。
3歳以下はもともと入場無料で、チケットも申請も要りません。横浜市は、申請の要らない3歳以下の家庭にも案内のハガキを送ってしまったとして、市のページにお詫びを載せています。ハガキが届いても、2023年4月2日以降に生まれた子は何もしなくて大丈夫です。
満18歳だけ、締め切りが2027年3月31日
2008年4月2日から2009年4月1日までに生まれた人は、2027年3月31日までに申請した場合だけ対象になります。4月1日以降の申請は無効です。県も横浜市も同じ決まりです。
入場チケットの年齢区分では、満18歳は大人です。会期中の1日券は5,500円、早割でも4,900円。招待の中でいちばん金額が大きいのがこの学年で、締め切りがいちばん早いのもこの学年です。3月31日までに申請して届いたチケットIDは、4月以降も会期が終わる9月26日まで1回使えます。受験が終わってから申請しても間に合いますが、3月は忘れやすいので、年内に済ませておくのが安全だと思います。
申請に要るものと手順
申請するのは原則として保護者です。親権者のほか、未成年後見人、里親も申請できます。子どもが施設に入所している場合は、施設長が申請します。
用意するのは本人確認書類の画像で、保護者の分と子どもの分の両方が要ります。氏名・生年月日・現住所が確かめられるものです。
- マイナンバーカード(表面だけ。個人番号が載っている裏面は出さない)
- 運転免許証(県は裏面も提出)
- 住民票(3か月以内に発行、個人番号の記載がないもの。県は全ページ)
- 在留カード
- 横浜市はこのほか、特別永住者証明書、健康保険の資格確認書も使えます
子どもは運転免許証を持たないことが多いので、マイナンバーカードか住民票になります。iPhone で撮った写真(HEIC 形式)はそのままではアップロードできないことがあると、県のサイトに注意書きがあります。JPEG に変えてから出します。
神奈川県の電子申請は、次の順に進みます。
- 特設サイトの「電子申請を始める」からメールアドレスを登録する
- 届いたメールの URL から、申請者(保護者)の情報を入力する
- 対象の子どもの情報を入力し、本人確認書類の画像を付ける
- おおむね7営業日以内に、チケットIDがメールで届く
審査が終わるまでメールアドレスを変えないよう、県は求めています。インターネットでの申請が難しい人は、コールセンターに電話すると申請用紙が郵送されます。県から各家庭に申請用紙が届くことはありません。
横浜市は、先に「パマトコ」のアカウントを作ります。そのうえで、パマトコの中の申請フォームに入力します。書類に不備があると、おおむね2営業日でメールが来るので、パマトコの上で直します。2026年9月18日時点で、申請が多く審査に時間がかかっています(横浜市の案内)。
チケットIDが届いたら、来場日時予約をする
チケットIDを会場で見せても入れません。GREEN×EXPO 2027 チケットサイトにチケットIDを登録して、行く日と入場の時間帯を予約します。予約が済むと、入場用の二次元コードが出ます。来場日時予約は2026年9月18日に始まりました。
家族で行くなら、予約の画面で「他の方がお持ちのチケットもまとめて申し込む(チケットID入力)」を選び、子どものチケットIDを1枚ずつ足すと、保護者の券と同じ日時でまとめて予約できます。1回で10人分までです。画面の流れは入場チケットの種類と買い方の「来場日時予約の手順」に書いてあります。シャトルバスと駐車場は別のサイトでの予約で、子どもの分も運賃がかかります(シャトルバスの予約)。
チケットIDを子ども本人以外に譲ったことが分かると、IDは無効になります。入場のときに年齢を確かめる書類が要るかどうかは、入場券販売管理センター(0570-01-8789)に確かめてください。県のよくあるご質問はこの点を言い切っておらず、同センターへの問い合わせを案内しています。
保護者の券は別に買う
同伴の保護者は、県も横浜市も対象外です。大人の1日券は、2027年3月18日までに買う早割が4,900円、会期中は5,500円。夕方から行くなら夜間券が3,500円です。
保護者の券は、楽天トラベル 観光体験の GREEN×EXPO 2027 入場チケットのページPRでも買えます。買ったあとは、子どものチケットIDと同じ日時で来場日時予約をします。
子どもに障害があって介助者が付く場合も、介助者の分は配られません。県の案内では、障がい者手帳などを持つ人と介助者1名が買える特別割引券(大人2,800円)を使います。
先に子どもの分まで買ってしまった人は注意が要ります。県のよくあるご質問には、申請の前に買ったチケットの払い戻しには対応していない、とあります。これから買う人は、子どもの分を買う前に、招待の対象かどうかを確かめてください。
行く前に読める、県の応援絵本
神奈川県は、花博の応援絵本『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクの大冒険』(講談社、2026年2月24日発売)を、県内の小学校と図書館に配っています。講談社は、「温暖化は自分のせい」と自分を責めるCO2が地球じゅうを旅する話で、学習指導要領に基づいて緑と地球の関係を扱う科学絵本だと紹介しています。学校の図書室や近くの図書館に無ければ、楽天ブックスの本のページPRで買えます。
学校の行事で行く場合は、別の制度
神奈川県には、学校の校外学習で来場する子どもの入場料を無料にする事業もあります。対象は横浜市立を除く県内の国公私立の学校で、期間は2027年4月12日から6月30日。原則として土日・祝日は対象外です。申し込むのは学校です。横浜市立の学校には、市の別のページが用意されています。
学校で一度行く子が、家族と行く日に子ども招待の1日券を使えるかどうかは、県のサイトには書かれていません。子ども招待の事務局(050-3032-6230)に確かめてください。校外学習支援のよくある質問には「本事業の対象となるのは1人1回」とありますが、これは校外学習に複数回参加できないという意味で書かれています。