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宇都宮餃子を食べに行く:来らっせ本店と11月7・8日の餃子祭り

未来の100年フード · 令和3年度認定 御当地人気料理特選

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青い縁模様の丸い白皿に、羽根のついた焼餃子が6個並んでいる
皿に盛られた宇都宮の焼餃子 写真: Ocdp(CC0、Wikimedia Commons)

宇都宮餃子は、令和3年度に文化庁の食文化の認定(未来部門)を受けています。申請した協同組合宇都宮餃子会の文には、会の店の餃子について「店主の数だけ味があり」とあります。宇都宮観光コンベンション協会のページにも決まった定義はないとあり、野菜の量や皮の厚み、味噌味や麻辣ダレといった店ごとの違いが挙がっています。会の店の餃子を一か所で何軒分か食べられるのが、会が運営する来らっせ本店です。

来らっせ本店

来らっせ本店は宇都宮市馬場通り2-3-12、MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮の地下1階にあり、観光協会のページではJR宇都宮駅から徒歩約10分です。中は常設店舗、日替わり店舗、お土産コーナーに分かれています。常設店舗には宇都宮みんみん、めんめん、香蘭、龍門、さつきの5店が入ります。日替わり店舗は曜日によって出る店が変わり、1皿で5店舗の味を並べた盛合わせもあります。席は常設店舗が150席、日替わり店舗が75席です。

2026年10月16日に会のページで確かめた営業時間は、常設店舗が月〜金曜 11:00〜20:30(ラストオーダー20:00)、土・日曜と祝日が11:00〜21:00(同20:30)。日替わり店舗は毎日11:00〜21:00(同20:30)です。館は年中無休ですが、常設の5店には平日に店ごとの店休日があり、その日はその店だけ上の時間でも開いていません。臨時休業も会のページで知らせています。目当ての店があれば、行く日の休みをそのページで確かめてください。クレジットカードは館では使えますが、常設店舗では使えません。

順番待ちはLINEで受け付けています。会の2026年7月14日のお知らせで、予約できるのは店から半径3km圏内に入ってからに変わりました。会が挙げた理由は、予約をしても来店しない客が増えすぎたことです。予約にはスマートフォンのGPSを使い、うまく取れないときは、店のスタッフに声をかければ紙の整理券がもらえます。呼び出しから30分で自動キャンセルになり、GWや年末年始などの長期休暇には、予約が一定数を超えると受付を一時止めることがあります。

申請の文に載る頼み方と水餃子

焼餃子の頼み方は、宇都宮餃子会が文化庁に出した申請の文に載っています。1人前が「シングル」、2人前が「ダブル」、3人前が「トリプル」で、焼餃子2人前とライスなら「ダブル・ライス」です。観光協会のページはこれとは別に、焼餃子2人前と水餃子1人前の「ダブル・スイ」を常連の頼み方として挙げています。どの店のメニューにこの名前があるかは未確認です。

水餃子の食べ方も、2つの文で書き方が違います。申請の文では、お湯の中に調味料を直接入れてスープのように食べるのも宇都宮流です。観光協会のページは、老舗店の水餃子は味付けのないお湯で出され、器に醤油と酢、ラー油を注いで好みの味にすると書きます。味付きのスープの店もあるので、確かめながら少しずつ足すように、とも添えています。

2026年の宇都宮餃子祭り

第26回宇都宮餃子祭りは、2026年11月7日(土)と8日(日)の2日間、宇都宮市役所の東側にある宇都宮城址公園で開かれます。時間は両日とも9:00〜17:00。会の加盟店が餃子を1皿200円で出し、1皿の個数は3〜5個で店ごとに違います。買えるのは1回の会計で1人2皿まで。電子マネーは一部を除いて使えると会のページにあり、どこが除かれるかは載っていません。店で餃子を買うごとに餃子カードが1枚もらえ、24店舗分をそろえると特製の餃子皿とタレ皿などと引き換えられます。祭り専用の駐車場は設けず、公共交通機関で来るよう案内しています。

第1回は1999年です。会のその年のページによると、2020年と2021年はコロナウイルスの感染拡大を防ぐために中止になり、代わりに「宇都宮餃子祭りオンライン」をYouTubeで生配信しました。回数が年と合わないのはそのためです。

餃子通りと食べ歩きっぷ

宇都宮みんみんの本店は、来らっせ本店の外の宮島町通りにあります。「餃子通り」と呼ばれる160mほどの通りで、JR宇都宮駅からバスで約5分です。観光協会のページが挙げるこの通りの店は、宇都宮みんみん本店、餃子のキャロル、悟空、豚嘻嘻本店、正嗣宮島町本店の5店です。営業時間と定休日は店ごとに違います。

市内循環バス「きぶな号」の乗り放題券と宇都宮餃子300円分のチケットを組にした「ぎょうざ食べ歩きっぷ」(700円)は、JR宇都宮駅西口から徒歩1分の関東自動車宇都宮駅前定期券センターで売っています。餃子券は、きぶな号の運行区間にある約25店舗で使えます。きっぷの中身と売り場は観光協会のページ(2026年10月16日に確認)の案内で、券の有効期間はそこに載っていません。

「宇都宮餃子」という名前

「宇都宮餃子」はメニュー名ではなく、会に正組合員として加盟した店でなければ掲げられないご当地ブランド名です。会は事業の一つに、登録商標「宇都宮餃子」の管理を挙げています。主な加盟条件は宇都宮市に本社・本店があり、栃木県内で製造していることなどで、申請の文には、味や作り方、原材料には縛りを付けていないとあります。

満州から持ち帰ったという由来

由来は、だれが書いたかで中身が少しずつ違います。申請の文では、戦後に満州から帰還した陸軍第14師団の将兵たちが本場中国の餃子の製法を持ち帰ったと言われている、とあります。観光協会のページは諸説あると断ったうえで、満州から帰国した日本人がレシピを広めたのが始まりといわれる、と書きます。

宇都宮市の『市政研究うつのみや』第20号(2024年3月)に会の鈴木章弘さんが書いた文は、また少し違います。兵たちが餃子を広めたと言われているものの、その人たちから店を始めたという話は聞いたことがなかったとし、時を同じくして医療や農業、鉄道の仕事で旧満州や北京へ派遣された民間の人の中に、宇都宮へ帰還して餃子店を始めた者たちがいた、とあります。

冷凍餃子の取り寄せ

来らっせ本店のお土産コーナーの冷凍生餃子は、全国発送ができます。会はほかに通販サイトを2つ運営しています。単品通販では会に加盟する30店舗以上の冷凍餃子を1箱から買えます。贈り物向けは、冷凍餃子(2人前用)を3箱か5箱選び、会のタレとラー油と一緒にギフト用の箱に詰める3店舗・5店舗のセットです。楽天市場で宇都宮餃子を探すPRこともできます。そのときは店名と作り手を見て、会の加盟店の品かを確かめてください。

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