広島平和記念資料館は朝7:30に開きますが、最初の1時間は窓口で券を売りません。この時間と閉館前の時間帯は、WEBで前もって買った券がないと常設展示に入れません。窓口で当日券を買えるのはそのあいだの時間で、混む日はWEB券を持っていても入館まで待つことがあります。
朝と夕方の予約の時間帯
朝の時間帯は一年を通して7:30〜8:30です。夕方は季節で始まりが変わり、3〜7月と9〜11月なら17:30から閉館までです。ほかの季節の時刻は、次の節の表にまとめました。入館はどの時期も閉館30分前までです。
朝と夕方の入館者数の上限は300人で、WEB券は最終入館時刻より前に売り切れることもあります。館の案内では、朝と夕方は他の時間帯より混雑が少なく、この時間の来館を勧めています。
券は時間帯ごとに分かれていて、朝の券で夕方に入ることも、夕方の券で朝に入ることもできません。朝や夕方の券で日中に入ることはできますが、日中の券では朝と夕方に入れません。
WEB券が要るのは有料の常設展示だけで、WEB券の無い人も、無料の企画展を見るためなら朝と夕方にも入館できます。企画展や定時の伝承講話、ボランティアガイドを目当てに来た人は、券を買う列に並ばずに直接館に入れます。
開館時間と料金
時刻は館が今出している案内のものです。開館時間が変わるときは、館のトップページのお知らせ欄に出ます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開館時間 | 3〜7月・9〜11月 7:30〜19:00、8月 7:30〜20:00(8月5・6日は21:00まで)、12〜2月 7:30〜18:00。入館は閉館30分前まで |
| WEB券だけで入る時間帯 | 朝は通年7:30〜8:30。夕方は3〜7月・9〜11月 17:30から、8月 18:30から(8月5・6日は19:30から)、12〜2月 16:30から、どれも閉館まで |
| 窓口と券売機で当日券を買える時間 | 3〜7月・9〜11月 8:30〜17:30、8月 8:30〜18:30、12〜2月 8:30〜16:30 |
| 休館日 | 12月30日・31日、展示入替の2月中旬 |
| 常設展示の料金 | 大人(大学生以上)200円、高校生100円、中学生以下無料 |
| 最寄りの停留所 | 広島バス「平和記念公園」、めいぷる~ぷ「平和公園前」、市内電車「袋町」「原爆ドーム前」 |
2027年は2月15日(月)から20日(土)まで、展示資料の入替のために休館します。
65歳以上の人は、年齢を確かめられる公的証明書を見せると100円です。高校生は土曜日が無料ですが、祝日と春・夏・冬休みの期間は除きます。身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などを見せると本人と介護者が無料になり、スマートフォンのアプリで表示した手帳も同じに扱います。対象には原爆障害者章も入りますが、これはバッジのことで、被爆者健康手帳とは別のものです。大人30人以上の団体は1人当たり160円で、平和学習で来る小学校・中学校・高校は、事前に申請すると生徒と引率者が無料になります。
WEB券の買い方と入口
券は来館日の90日前の午前0時から買えます。国内向けはアソビュー、海外向けはKlookで売っていて、29人までの個人は館のトップページの「WEBチケットはこちら」から買います。支払いはクレジットカード、PayPay、あと払い(ペイディ)です。
買ったあとで人数や日時は変えられないので、変えるときは自分でキャンセルしてから買い直します。日中の券も入る時刻を選んで買いますが、選んだ時刻より早くても遅くても入れます。30分ごとの販売数が一定に達した時間帯は売らないことがあり、夕方の予約の時間帯が始まる前の30分は販売を休んでいます。
当日は西側入口の事前購入者レーンから入ります。西側入口には、当日券を買う人の列が別にあります。大人30人以上の団体と修学旅行などで来る学校は団体用のページから申し込み、南側の団体等専用入口から入ります。
窓口で買える時間と混む日の待ち
日中は窓口と券売機で当日券も買えます。前の節のWEB券の30分ごとの売り止めは販売数の区切りで、この時間帯の入館者数には上限を設けていません。
混む日について館は、来館者の安全のために入館を一時的に止めることがあり、当日券を買うのにも時間がかかる場合があると案内しています。WEB券があっても待つことがあり、トップページには「WEBチケットの時間どおりに入場できない場合がございます」とあります。館のサイトでは、館の外、東館1階、東館と本館を結ぶ渡り廊下の今の様子を映像で見られます。
本館を通って東館に戻る順路
常設展示は東館3階の「導入展示」から始まり、「被爆前の広島」「失われた人々の暮らし」と進みます。その最後のコーナー「広島平和記念資料館からのメッセージ」は、「一発の原子爆弾が、無差別に多くの命を奪い、生き残った人々の人生も変えました。」という文で始まります。
本館は「8月6日のヒロシマ」と「被爆者」の2つのゾーンで、「8月6日の惨状」「放射線による被害」「魂の叫び」「生きる」のコーナーが続きます。そのあとは「ギャラリー」の「平和記念公園の建設」で、東館に戻って3階の「核兵器の危険性」、2階の「広島の歩み」で終わります。東館3階には、被爆者証言ビデオコーナーもあります。

時間の限られる人に向けて、館は約30分で見学できる「本館見学のご案内」のチラシをトップページに置いています。撮影は、個人の記録のためでフラッシュを使わなければ申請なしでできますが、三脚と自撮り棒は使えません。
音声ガイドは東館1階で、1台500円で借りられます。解説は15言語で、全部聞くと約70分ですが、聞きたい解説だけを選ぶこともできます。日本語版には、俳優の吉永小百合さんの朗読が入っています。
券が要らない伝承講話と企画展
被爆者から体験を受け継いだ被爆体験伝承者と家族伝承者による「被爆体験伝承講話/家族伝承講話」は、毎日定時に開かれ、無料で予約も要りません。会場は、館の案内では東館地下1階特別展示室です。
企画展は東館1階の企画展示室で、いまは新着資料展「8/6の昨日・今日・明日」を2027年2月23日まで開いています。2024年度に寄贈された資料を並べた展示で、入場は無料です。
丹下健三が設計した本館
本館は丹下健三が設計し、1955年8月24日に開館しました。ピロティ型の鉄筋コンクリート造で、2006年7月5日に、戦後の建築物として初めて国の重要文化財に指定されています。1994年に開館した東館は本館を主役とした脇役の位置にあり、館の施設概要には「本館に対して控えめなデザインで設計されました」とあります。

広島駅からの行き方
JR広島駅の南口バスのりばからは、広島バス24号(吉島)線の「吉島営業所」または「吉島病院」行きに乗り、「平和記念公園」で降りてすぐです。所要時間は約20分です。新幹線口の「めいぷる~ぷ」のりばからは、観光循環バスで「平和公園前」まで約17分です。
市内電車なら、広島港行(1号線)で「袋町」、江波行(6号線)か広電宮島口行(2号線)で「原爆ドーム前」まで行き、どちらも徒歩約10分で、所要時間は約25分です。平和記念公園と資料館には、身体障害者が乗る車を除いて一般の駐車場がないので、車で来るときは周辺の有料駐車場を使います。
