長崎原爆資料館は、15歳以上でも高校生なら、受付で学生証を見せれば払わずに入れます。一般は200円で、2026年4月1日に団体料金がなくなり、何人で行っても一人200円です。予約はいらず、展示は作り直しの途中で、2026年11月24日からCコーナーが2027年3月まで休止する予定です。
料金と無料・減免になる人
一般(15歳以上)の200円は税込です。高校生以下が無料になったのも、団体料金がなくなったのと同じ2026年4月1日からで、常設展示の受付で学生証などを見せれば無料になります。
だれでも無料で入れる日は、8月9日です。この日は「ながさき平和の日」で、毎年、展示室の入場料が無料になります。
ほかに、被爆者健康手帳を持つ人や、長崎市在住で身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳を持つ人などは、受付で手帳を見せると減免になります。障害者手帳などは、長崎市外に住む人だと50%の減免です。ほかの減免の額は未確認です。老人福祉カード「高齢者いきいきカード」や健康手帳を持つ60歳以上の人は、いまは減免の対象ではありません。
予約と支払い
入館の予約は、団体でも受け付けていません。10名以上で行くときと、その下見のときは、館のサイトの入力フォームで入館予定を入れるよう頼まれています。
券売機は地下2階にあります。支払いは現金のほか、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済が使えます。チケット売り場に並ばずに入るなら、受付で画面を見せるウェブチケットがあります。長崎市永井隆記念館とのセット券もあります。展示室には、その日のうちならチケットを係員に見せて入り直せます。
開館時間と休館日
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開館時間(4月、9月〜翌3月) | 8:30〜17:30(入館は17:00まで) |
| 開館時間(5月〜8月) | 8:30〜18:30(入館は18:00まで) |
| 開館時間(8月7日〜9日) | 8:30〜20:00(入館は19:30まで) |
| 休館日 | 12月29日〜12月31日 |
館の案内では、見学の目安は1時間です。映像資料などをゆっくり見たいなら、時間に余裕を持って来るよう書かれています。
11時2分で止まった時計から始まる4つのコーナー
常設展示室は地下2階にあります。Aの「1945年8月9日」は、原爆が落とされる前の長崎の街や風景、市民の暮らしを並べたコーナーで、11時2分を指したままの時計が置かれています。

Bの「原爆による被害」には、瓊浦(けいほ)中学校の給水タンクや火の見やぐら、大橋橋塔といった大型の被災資料が並びます。被爆した浦上天主堂の側壁は再現造型で、天主堂で被爆した天使像やロザリオと一緒に展示されています。長崎型原爆「ファットマン」の模型のほか、長崎市街の地形模型には天井のモニターから、火球、熱線、爆風、火災、放射線の広がりが映し出されます。被爆者の証言ビデオを見られるコーナーもBの中にあります。

Cの「核兵器のない世界」は、日中戦争と太平洋戦争、原爆投下までの道、核兵器の時代へと続き、長崎市の取り組みで閉じます。
Dはビデオルーム2室とQ&Aコーナーです。ビデオルーム1では、アニメーション『8月9日長崎』(英語字幕付き、10分)と、米国戦略爆撃調査団が撮った記録を編んだ『ながさき原爆の記録』(日本語のみ、20分)を交互に流しています。Q&Aコーナーには原爆に関するクイズが50問あります。
2027年3月まで予定されている一部の公開休止
開館から30年がたった館は、「時代の変化に対応した展示へ見直す必要がある」として、被爆80周年記念事業で展示を作り直しています。工事は段階的に進め、工事をしていない所はふだんどおり見られます。
休止は仕切りで目隠しをする形です。館のお知らせ(2026年10月14日更新)に載っている、これからの予定は次のとおりです。
- Cコーナー:2026年11月24日〜2027年3月(予定)
- Bコーナーの一部:2026年12月末〜2027年3月(予定)
- Dコーナー:2027年1月〜3月(予定)
Aコーナーの一部の休止は、10月10日で終わりました。日程は工事の進み具合で変わることがあり、変わったときはこのお知らせが更新されます。お知らせには「被爆資料が展示されているBコーナーの大部分は通常通りご覧いただけます」ともあります。工事中の場所も、仕切りの外に今の展示パネルの一部を出して見られるようにします。
行き方と駐車場
長崎駅からは、路面電車の赤迫行に乗って「原爆資料館」電停で降り、歩いて約5分です。路面電車の運賃は大人(中学生以上)150円、小学生80円です。路線バスなら、滑石・時津・長与・女の都方面行で「浜口町」バス停から徒歩約5分です。

駐車場は有料で、普通車64台、障害者用2台、バス12台分あります。普通車は最初の1時間までが200円で、そのあとは30分までごとに200円ずつ加わります。予約はできません。
土日祝日には「ながさき観光ルートバス」が、資料館とグラバー園の間を約25分、30分おきに結んでいます。
音声ガイドと平和案内人
地下2階のチケット売り場で、12か国語の音声ガイドを1台160円で借りられます。館の案内では、予約はできず、台数に限りがあるので借りられないこともあります。展示に掲げたQRコードを読めば、11か国語の解説も読めます。
館のよくある質問によると、ボランティアガイドの平和案内人が2名常駐していて、10時から16時までは無料で案内してくれます(12月29日〜1月3日は休み)。申し込みはエントランスの受付で随時できますが、ほかの人を案内しているとすぐには付けないことがあります。案内は無料でも、資料館の入場料は別に要ります。前もって予約するガイドは有料で、長崎平和推進協会が受け付けています。
撮影できるものとできないもの
館内での写真・動画の撮影はできます。展示室の資料を一点ずつ接写するときは撮影の許可が要り、フラッシュ、三脚、自撮り棒は使えません。地下2階の発券機前の『原爆の図』と、地下1階の順路出口の『焼き場に立つ少年』は、写真も動画も撮れません。