福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)の観覧券は、入館する日と時間帯を指定して買う券です。館のホームページの販売ページで来館の60日前から買え、事前購入と事前決済が原則です。指定するのは入る時間帯だけで、券の説明には「入館後の滞在時間に制限はありません。」とあります。
予約が要るのは、券を買う人だけではありません。障がい者手帳や年間パスポート、旅行クーポンを使う人も、販売ページで予約を済ませてから来館します。予約をせずに行く人は館で当日券を買いますが、当日の販売状況によっては当日券を売らない日もあります。
入館の時間帯と開館日
開館は9:00〜17:00で、入館は再入館も含めて16:30までです。入館の時間帯は9:00〜10:00から1時間ごとに区切られ、最後は16:00〜16:30。券面の日付の中なら再入館もできます。交通の事情で時間帯に遅れたときは、入館ゲートのスタッフに申し出ます。
休館日は第2・第4水曜日(祝日のときはその翌日、夏休み期間は無休)と、12月31日・1月1日です。館のカレンダーでは10月の休館日は14日と28日です。この決まりに当てはめると11月は11月11日と11月25日に当たりますが、展示替えや施設の点検で臨時に休館することもあり、館は博物館カレンダーで確かめるよう案内しています。
販売ページで買う・取り消す
常設展の券と、特別展と常設展を合わせた券は、販売ページでそれぞれの時間帯が終わる15分前まで売っています。支払いはクレジットカード、あと払い(ペイディ)、PayPayのどれかです。
人数や日程、時間を変えたいときは、自分でキャンセルして買い直します。キャンセルは当日の16:30まで、買った人が自分で手続きできます。電話での予約と販売はありません。
予約せずに行く日
館に着いてから買う当日券は、本館3階の総合受付か、その横の自動券売機で売っています。総合受付では常設展・化石研究体験・野外恐竜博物館・特別展などの券を、券売機では常設展・特別展などの券を扱います。当日分を券売機でも売るのは「販売数に余裕がある場合にのみ」です。総合受付と券売機のどちらも、当日の販売状況によっては当日券の販売がない日もあります。券売機では現金のほか、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済が使えます。
手帳や年間パスポートを使う人
販売ページには、一般の人の入口とは別に、減免や割引の対象の人が予約だけをする入口があります。障がい者手帳、年間パスポート、クーポン、その他の割引を使う人は、こちらで予約します。当日にどこで何を見せるかは、使うものによって違います。
| 使うもの | 当日の入り方(常設展を予約した場合) |
|---|---|
| WEBで買った券 | 本館3階の入館ゲートから入る |
| 年間パスポート | 本館3階の有人ゲートで、パスポートと予約のQRコードを見せる |
| 障がい者手帳 | 本館3階の有人ゲートで、手帳と予約のQRコードを見せる |
| 提携チケット・旅行クーポン | 本館3階の総合受付で見せ、入館用のQRコードを出してもらう |
手帳を見せると、常設展は本人と介護者1名が無料になります。特別展・化石研究体験・野外恐竜博物館は、本人と介護者1名が半額です。障害者手帳アプリのミライロIDでも減免が受けられます。年間パスポートは一般3,000円です。
車いすやベビーカーで行く人
車いすやベビーカーを使う人は、有人ゲートから入ります。出入口は3階で、総合受付、コインロッカー、キッズルーム、救護室と授乳室もこの階にあります。車いすとベビーカーは本館3階の総合受付で借りられますが、台数に限りがあります。常設展示室のエレベーターは2階と地下1階の間を昇り降りでき、1階と2階の間はドームの内周を回るスロープでも行き来できます。
常設展と特別展の料金
特別展「竜脚類~大地を揺るがした地上最大の生き物~」の会期は、2026年7月10日から11月3日までです。1,800円の券は特別展と常設展を合わせた券で、この券で常設展も見られます。表の特別展の2行は、この会期の中だけの券です。
| 券(2026年) | 一般 | 高・大学生 | 小・中学生 | 70歳以上 |
|---|---|---|---|---|
| 常設展 | 1,000円 | 800円 | 500円 | 500円 |
| 特別展+常設展(11月3日まで) | 1,800円 | 1,600円 | 1,000円 | 1,000円 |
| 常設展の券に特別展を足す差額(11月3日まで) | 800円 | 800円 | 500円 | 500円 |
未就学児は無料です。常設展の券で来て特別展も見たくなったときは、来館した日に館内で差額券を買います。館の料金の案内では、予約制の導入に伴い、当面の間は観覧料の無料日がありません。化石研究体験と野外恐竜博物館は別の券で、販売ページでの販売は前日の23:59までです。
福井駅からの行き方
JR福井駅でえちぜん鉄道に乗り換え、勝山永平寺線の終点の勝山駅で降ります。乗り継ぎの時刻は、えちぜん鉄道のサイトに載っています。勝山駅から館までは、直通バスかタクシーです。福井駅から館へ直行するバスもあり、館の案内では、XRバス「WOW RIDE いこっさ!福井号」が毎日、恐竜バスが2026年4月1日から2027年3月31日までの土日祝日と繁忙期に走っています。XRバスの「毎日」に休館日が入るかは未確認です。
勝山駅との直通バス「恐竜博物館直通便」は大福交通が運行し、運行日は館の開館日です。時刻は、勝山市のページか大福交通(0779-88-1331)で確かめてください。
車なら、北陸自動車道の福井北JCTから中部縦貫自動車道に入り、勝山ICから国道416号を使います。館の案内では福井北JCTから約30分です。館のあるかつやま恐竜の森には、乗用車約1,400台の無料駐車場があります。冬は積雪があり、館は車にスタッドレスタイヤを付けて来るよう呼びかけています。
館の交通アクセスのページは、2026年11月22日(日)にかつやま恐竜の森で渋滞対策が行われると知らせています。臨時駐車場からの無料シャトルバスを運行し、園内の駐車場の空き具合に応じて誘導員が臨時駐車場へ案内する入園規制と、周辺道路の交通規制が行われるという内容で、詳しくは勝山市のホームページに載っています。館は公共交通機関の混雑も見込んで、時間に余裕をもって来るよう呼びかけています。
特別展と常設展示で見るもの
館の沿革によると、始まりは1982年に勝山市北谷でワニ類の化石が見つかったことです。館のあいさつのページには、福井県は1989年から北谷で恐竜化石の調査を続け、その成果をもとに2000年7月14日に館を開いたとあります。
特別展「竜脚類」は、産状骨格が19メートルになる中国のシンジャンティタンを中心に、「日本国内すべての産地の竜脚類を史上初めて一堂に集めて展示」しています。特別展の間、特別展示室の大型3面映像は上映を休止しています。
常設展示室は銀色のドームの中にあり、恐竜の世界・地球の科学・生命の歴史の3つのゾーンに分かれています。恐竜の世界には全身骨格が51体並び、そのうち10体は実物の化石を使ったものです。