GREEN×EXPO 2027の花・緑出展で、屋外の「伝統と歴史の庭」に庭を作る企業・団体・個人は6件です。GREEN×EXPO協会が2026年10月9日時点で出した出展者一覧では、クラフトビレッジ「伝統と歴史の庭①」に3件、キッズビレッジ「伝統と歴史の庭①」に2件、日本ゾーン「伝統と歴史の庭②」に1件と、3か所に分かれています。会期を通して屋内出展施設「はなめぐり」に出る屋内(全期間)の出展者は、一覧に名前があるのが18件で、そのうち4件は屋外にも庭を持ちます。6件と18件を合わせた24件の所在地と出展区分、屋外の場所は、下の表のとおりです。
屋外の場所の書き方は、10月9日版の一覧でテーマの名前からビレッジ・ゾーンとブロックの名前に替わりました。9月15日版で「伝統・歴史①」から「伝統・歴史③」に入っていた出展者のうち、「伝統・歴史①」の14件は里山ビレッジ「里の庭」に移り、この記事の表には入っていません。その14件は里山ビレッジの記事の表にあります。
花・緑出展は、主催するGREEN×EXPO協会(公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)が企業・団体・個人と自治体を募り、庭園作品や生産品を展示する出展で、屋外出展と屋内出展があります。10月9日時点の出展者は全体で388件、内訳は屋外出展177件、屋内出展(全期間)21件、屋内出展(短期間)225件です(屋外と屋内の重なりあり)。一覧に名前があるのは企業・団体・個人314件と自治体71件で、一部の出展者は非公表です。博覧会は2027年3月19日から9月26日まで開かれます。
会場の北エリアと南エリアのどちらにあるか
協会が10月9日に更新した会場図では、会場は北エリアと南エリアに分かれています。クラフトビレッジとキッズビレッジ、屋内出展施設「はなめぐり」のあるテーマゾーンは北エリアに、日本ゾーンと里山ビレッジは南エリアに描かれています。
企業・団体・個人の屋外の庭をビレッジ・ゾーン別に数えると、里山ビレッジ49件、GXビレッジ31件、農と食ビレッジ24件、国際ゾーン20件、キッズビレッジ5件、クラフトビレッジ3件、日本ゾーン1件です(2つにまたがる1件は両方に数えています)。クラフトビレッジの3件と日本ゾーンの1件は、この記事の表の出展者で全部です。キッズビレッジの5件のうち2件が「伝統と歴史の庭①」です。
屋内出展施設「はなめぐり」と全期間・短期間の違い
屋内出展は、テーマゾーンの屋内出展施設「はなめぐり」で行われます。愛称の「はなめぐり」は協会の公募・審査で決まり、設計・施工を受託したTSP太陽と永山祐子建築設計が2026年9月15日に発表しました。建物には、2020年ドバイ万博日本館と2025年大阪・関西万博のウーマンズ パビリオンで使われた組子ファサードを再利用します。組子ファサードの施工は2026年7月末に現地で始まり、建物全体の竣工は年内の予定です。施設のテーマは「訪れるたびに新たな感動」で、会期192日間に花・緑出展の全期間21者と短期間227者、外国政府・国際機関の公式参加者約20者が展示します(9月15日時点の数字)。
全期間の出展者は会期を通して展示を続け、短期間の出展者は9日間ごとに入れ替わります。出展週は第1週の2027年3月19日〜3月28日から第27週の9月18日〜9月26日まであり、短期間の出展者がどの週に出るかは一覧と出展週別配置図に載っています。この記事の24件で短期間に出るのは横浜植木株式会社の1件で、第15週の6月26日〜7月4日と第18週の7月17日〜7月25日です。
出展者一覧(24件)
表は協会の出展者一覧リスト(2026年10月9日時点)のとおりです。出展区分の「屋内(全期間)」「屋内(短期間)」は、はなめぐりでの展示の期間の違いで、「屋外」は庭園としての展示です。「屋外の場所」はビレッジ・ゾーンの名前とブロックの名前で、屋外に出ない出展者は「—」です。公式サイトの欄の「—」は、一覧にURLがない出展者です。
24件の所在地は神奈川県7件、愛知県6件、大阪府2件、東京都2件、岐阜県・静岡県・千葉県・茨城県・宮城県・和歌山県・京都が1件ずつです。出展者名に共同出展の印が付くのは4件、公式サイトのURLが一覧にあるのは17件です。
屋内(全期間)の18件
18件の所在地は愛知県5件、神奈川県5件、東京都2件のほか、岐阜県・千葉県・茨城県・和歌山県・大阪府・京都が1件ずつです。屋外にも庭を持つ4件の場所は、農と食ビレッジ「農と食の庭」、国際ゾーン「世界の庭(花の庭)」、里山ビレッジ「里の庭」、GXビレッジ「暮らしの庭①」と、1件ずつ別のビレッジ・ゾーンです。
| 出展者名 | 所在地 | 出展区分 | 屋外の場所 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| 愛知豊明花き流通協同組合 | 愛知県豊明市 | 屋内(全期間) | — | 公式サイト |
| 有限会社 アミノ・今井ナーセリー(共同出展) | 神奈川県横浜市 | 屋外・屋内(全期間) | 農と食ビレッジ「農と食の庭」 | 公式サイト |
| 石井造園株式会社 | 神奈川県横浜市 | 屋内(全期間) | — | 公式サイト |
| 株式会社 伊藤商事(共同出展) | 愛知県瀬戸市 | 屋内(全期間) | — | — |
| 江崎真吾 グリーンプラザみやま | 岐阜県山県市 | 屋内(全期間) | — | 公式サイト |
| 有限会社 季織苑 | 千葉県千葉市 | 屋内(全期間) | — | 公式サイト |
| 株式会社 クォンタムフラワーズ&フーズ | 茨城県水戸市 | 屋内(全期間) | — | 公式サイト |
| 苔むすび共同プロジェクト(共同出展) | 神奈川県鎌倉市 | 屋内(全期間) | — | 公式サイト |
| 佐橋造園 | 愛知県犬山市 | 屋内(全期間) | — | — |
| 株式会社 東京堂 | 東京都新宿区 | 屋内(全期間) | — | 公式サイト |
| 日本クラフト盆栽作家協会 | 神奈川県横浜市 | 屋内(全期間) | — | 公式サイト |
| 一般社団法人 日本サステナブルフラワー協会 | 神奈川県茅ヶ崎市 | 屋内(全期間) | — | 公式サイト |
| 株式会社 ハクサン | 愛知県日進市 | 屋外・屋内(全期間) | 国際ゾーン「世界の庭(花の庭)」 | 公式サイト |
| 株式会社 HIRO GARDENING | 和歌山県岩出市 | 屋外・屋内(全期間) | 里山ビレッジ「里の庭」 | 公式サイト |
| 株式会社 プラネット | 愛知県豊橋市 | 屋内(全期間) | — | 公式サイト |
| 未来を拓く!暮らしのデザイン研究会&グリーンアドバイザー東京有志 | 東京都新宿区 | 屋内(全期間) | — | — |
| 株式会社 ユニバーサル園芸社 | 大阪府茨木市 | 屋外・屋内(全期間) | GXビレッジ「暮らしの庭①」 | 公式サイト |
| 株式会社 ランドサット | 京都府京都市 | 屋内(全期間) | — | — |
18件には日本クラフト盆栽作家協会(神奈川県横浜市)が入っています。会場の盆栽を見る前に、楽天市場の盆栽の一覧PRで家に置ける鉢の大きさと値段の幅を見ておくと、会場の木との違いがつかめます。
クラフトビレッジ「伝統と歴史の庭①」の3件
3件はどれも屋外だけの出展で、所在地は愛知県・静岡県・神奈川県が1件ずつです。
| 出展者名 | 所在地 | 出展区分 | 屋外の場所 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| 岩間造園株式会社 | 愛知県名古屋市 | 屋外 | クラフトビレッジ「伝統と歴史の庭①」 | 公式サイト |
| カレンフジ株式会社(おにわさん) | 静岡県富士市 | 屋外 | クラフトビレッジ「伝統と歴史の庭①」 | 公式サイト |
| 一般社団法人 日本造園建設業協会 神奈川県支部 | 神奈川県横浜市 | 屋外 | クラフトビレッジ「伝統と歴史の庭①」 | — |
キッズビレッジ「伝統と歴史の庭①」の2件
2件のうち横浜植木株式会社は、屋外の庭に加えて屋内(短期間)の第15週と第18週にも出ます。
| 出展者名 | 所在地 | 出展区分 | 屋外の場所 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| TEAM OSAKA(共同出展) | 大阪府大阪市 | 屋外 | キッズビレッジ「伝統と歴史の庭①」 | — |
| 横浜植木株式会社 | 神奈川県横浜市 | 屋外・屋内(短期間) | キッズビレッジ「伝統と歴史の庭①」 | 公式サイト |
日本ゾーン「伝統と歴史の庭②」の1件
| 出展者名 | 所在地 | 出展区分 | 屋外の場所 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| 2027年国際園芸博 東北ガーデンプロジェクト | 宮城県仙台市 | 屋外 | 日本ゾーン「伝統と歴史の庭②」 | — |
展示の中身が分かる出展者
24件のうち、協会の花・緑出展ページの「出展概要(一例)」か出展者自身の発表で展示の中身が分かるのは3件です。残る21件の展示の中身は、2026年10月13日時点で協会のページにもこの記事の出典にも載っていません。
2027年国際園芸博 東北ガーデンプロジェクト
協会のページには、一般社団法人 日本造園建設業協会 東北総支部の2027年国際園芸博覧会 東北六県ガーデンプロジェクトとして載っています。コンセプトは「東北奥路地(TOHOKU OKUROJI)その一歩が東北への旅のはじまり」。出展者一覧での名前は2027年国際園芸博 東北ガーデンプロジェクトで、所在地は宮城県仙台市、庭の場所は日本ゾーン「伝統と歴史の庭②」です。
株式会社 ハクサン
PW(PROVEN WINNERS)の植物を使い、日本の猛暑に対応できる、手入れの少ないサステナブルガーデンを提案する展示です。所在地は愛知県日進市で、屋内(全期間)に加えて、屋外は国際ゾーン「世界の庭(花の庭)」に庭を出します。
株式会社 HIRO GARDENING
和歌山県岩出市の造園会社で、2025年10月28日のプレスリリースで庭園《Sanctuary(サンクチュアリー)》の出展を発表しました。来場者が土に触れて苗を植え、水やりなどの手入れをし、収穫までする体験型の庭で、10月9日版の一覧では屋外の場所が里山ビレッジ「里の庭」、屋内(全期間)にも出ます。庭の中身は里山ビレッジの記事に書いています。
全国の自治体・企業・団体の花・緑出展は、特集「都道府県・自治体の花・緑出展」でまとめて見られます。
編集部の考え
「伝統と歴史の庭」の6件は、北エリアのクラフトビレッジとキッズビレッジ、南エリアの日本ゾーンの3か所に分かれて庭を作ります。9月15日版で「伝統・歴史①」に入っていた14件は、10月9日版で里山ビレッジ「里の庭」に移りました。会期を通してはなめぐりに出る18件のうち屋外にも庭を持つ4件は、農と食ビレッジ・国際ゾーン・里山ビレッジ・GXビレッジに1件ずつで、「伝統と歴史の庭」には1件もありません。「伝統と歴史の庭」の名前を頼りに会場を歩いても、はなめぐりの18件が屋外に持つ庭には行き着かないことになります。