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trip-jp博覧会からミュージアム、寺社仏閣まで 横浜花博 2027 開幕まで 142日

地下鉄博物館(葛西)の入館料は大人220円:開館時間と休館日、無料の駐車場

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地下鉄博物館の入口。高架下のタイル張りの壁面に青い「地下鉄博物館」の文字看板、ガラスの自動ドアと「入館口」の案内板
地下鉄博物館の入口(2012年2月撮影) 写真: 掬茶(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)

1927年に上野〜浅草間で日本初の地下鉄の営業を始めた東京地下鉄道株式会社は、バスや市電に対抗するため、百貨店や沿線の観光地と組んだ企画乗車券を出していました。その切符を集めた「くらしを運んだ東京地下鉄道の切符展」が、2025年12月16日から2026年4月5日まで地下鉄博物館の企画展示コーナーで開かれていました。展示の趣旨には、切符は「鉄道を利用する人々のくらしと密接に関わっていました」とあります。

「くらし」は、この館が自分を説明するときにも使う言葉です。ごあいさつのページは、地下鉄を私たちのくらしに密接に関わるものと呼び、来館する人に「楽しみながらいろいろな角度からながめて、新しい発見をしてください」と呼びかけています。館は、毎日乗る地下鉄を、掘り方や守り方、切符といった、乗客からは見えない側から見せています。

日本で初めての地下鉄の博物館

館は1986年7月12日、東京メトロ東西線 葛西駅の高架下に開館しました。館の案内には「日本で初めての地下鉄に特化した博物館」とあり、2026年に開館40周年を迎えました。7月7日から8月30日までは記念の催し「ちかはく・メモリアル40」があり、40年のあゆみの写真展や東西線のイベント列車の運転が行われました。

ごあいさつには、この博物館をつくった願いが「ことに小・中学生など若い世代の方々に、地下鉄をより一層理解していただきたい」とあります。そのために選んだ形が、地下鉄の歴史から新しい技術までを「みて、ふれて、動かして」学ぶ参加型の展示です。

特別展の題をさかのぼると、車両と同じくらい人に目を向けてきたことが分かります。2021年12月からの「早川徳次生誕140周年記念展 〜地下鉄の父の軌跡〜」は、早川徳次の功績や人物関係を展示パネルと収蔵品で紹介しました。2025年夏の「地下鉄で働く駅員さん・乗務員さんのおしごと展」は、駅係員や乗務員が一日の中でどんな仕事をしているかを写真パネルと実物資料で見せています。

展示は重要文化財の1001号車から

常設の展示は主題ごとのコーナーに分かれています。「地下鉄の歴史」には丸ノ内線301号車と、国の重要文化財に指定された地下鉄車両1001号車が並びます。1001号車はふだん閉じてあり、中を開けるのはイベントのときです。

黄色と赤の車体の地下鉄車両1001号車の正面、「1001」の標記赤い車体の丸ノ内線301号車の正面、奥に1001号車、「丸ノ内線第1号車」の案内板
重要文化財の1001号車(左)と丸ノ内線301号車(右)(2010年7月撮影)写真: 左・右とも Rs1421(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)

301号車と同じ丸ノ内線300形の鉄道模型は、楽天市場の丸ノ内線300形の鉄道模型の一覧PRとAmazonの検索結果PRで探せます。Nゲージの車両セットが並ぶので、見学のあとで規格と値段の幅を比べられます。

「地下鉄をつくる」はトンネルのつくり方と建設技術、「地下鉄をまもる」は総合指令所の指令体験を中心に、地下鉄を安全に走らせる取り組みを紹介するコーナーです。「地下鉄車両のしくみ」では、30年以上にわたって銀座線を走った01系車両の先頭部分を、新しいモニュメントとして置いています。ほかに「旅客サービス」と「日本と世界の地下鉄」のコーナーがあります。

01系電車の先頭部を切り取ったカットモデル、行き先表示「新橋」輪切りにされたシールドトンネルの断面の中に線路と信号機を再現した展示
「地下鉄車両のしくみ」コーナーの01系電車のカットモデル(左、2023年10月撮影)と「地下鉄をまもる」コーナーの単線シールドトンネルの展示(右、2023年8月撮影)写真: 左 Rsa(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)、右 Mauricio V. Genta(CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)

運転シミュレーター

「地下鉄プレイランド」の電車運転シミュレーターは4台で、本物と同じ運転台を操作し、運転中の揺れまで体験できます。千代田線のシミュレーターは危険防止のため小学生以上に限られ、簡易型には年齢制限がありません。選べる路線は銀座線・有楽町線(半蔵門線)・東西線(日比谷線)の3種類で、かっこの中の路線は週ごとに替わります。一般座席からも走行中の映像が見えるので、運転しない家族も一緒に見られます。利用は16時40分までです。

路線映像を動画で撮ることは控えてください(館の案内)。それ以外の撮影の決まりは公式サイトに見当たらず、未確認です。動画を撮りたい人は受付で聞いておくと確実です。

同じ場所の「メトロパノラマ」は、東京の地下を電車がどう走っているかを見せる模型で、運行は11:00・13:00・14:00・15:30の1日4回、土・日・祝日は自動運転です。「地下鉄Q&A」は初級・中級・上級それぞれ5問のクイズです。ホールでは平日に日替わりのまんが映画、土・日・祝日に地下鉄建設の映画を上映しています。

入館料と開館日

入館料は大人220円、こども(満4歳以上中学生まで)100円です。障がい者手帳を受付で見せると、本人と介護者1名は一般の半額になります。開館は10:00〜17:00(入館は16:30まで)で、休館日は毎週月曜日(祝日・振替休日なら翌日)と年末年始(12月30日〜1月3日)。地震などの自然災害や館の都合で、臨時休館になることもあります。

当面の間、団体の受付は中止しています。パスモなどのICカードでそのまま入館することはできず、入館券を買うときの支払いに使えます。一日券やICカードでの割引はなく、再入館もできません。

葛西駅からの行き方

所在地は東京都江戸川区東葛西六丁目3番1号です。東西線の快速は葛西駅に止まりません。西船橋方向から来ると一番後ろの改札が博物館の側で、環七通り東側の「地下鉄博物館」方面出口改札を出て階段を左へ降りると正面です。中野方向からは中央改札を出て、環七通りの横断歩道を渡った正面にあります。

車は自家用車だけで、駐車場は同じ高架下の浦安寄り250m先にあり、無料です。平日は駐車後に受付で車種とナンバーを伝え、土・日・祝日は係員から仮駐車券を受け取って退館時に受付へ渡します。台数に限りがあるので、館は公共交通機関を使うよう頼んでいます。道が分かりにくいときは電話(03-3878-5011)で教えてもらえます。専用の駐輪場はなく、公共の駐輪場を使います。

子ども連れや車椅子で行くとき

館内は一部を除きバリアフリーで、車椅子とベビーカーは受付で無料で借りられます。トイレにベビーベッドがあり、授乳室と無料のコインロッカーもあります。館内で食事はできず、食べ物の持ち込みも控えるよう案内されています。飲み物は休憩コーナーで飲めます。小さな子どもが多い施設だからと、全館禁煙です。図書室は閉室しています。

ミュージアムショップは「ちかはくオリジナルグッズ」を中心に電車や鉄道の品を扱いますが、来館した人のための店なので、おみやげだけを買うことは基本的にできません。

編集部の考え

地下鉄は毎日使っていても、トンネルの掘り方や指令所の仕事、昔の切符の使われ方は乗客から見えません。この館は40年、それを車両や模型や切符で見せてきました。特別展の題を並べると、車両の話と同じくらい、地下鉄をつくった人や駅で働く人、乗る人のくらしが出てきます。

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