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リゾートしらかみは指定席券を足して乗る、日本海沿いの快速

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本文の価格・時刻・日程は2026年10月24日時点の公式発表に基づきます。予約の直前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

日本海沿いの線路を手前へ走るHB-E300系のリゾートしらかみ。前面は白、側面は青と濃い色の塗り分けで、左に海、右に草の斜面と松林が見える
五能線の驫木駅付近を走るリゾートしらかみ(2020年9月撮影) 写真: MaedaAkihiko(CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)

秋田から青森まで約5時間乗り通しても、途中の数駅だけでも、リゾートしらかみの指定席料金は840円です。全車指定席の快速なので、乗車券にこの指定席券を足して乗ります。

乗るのに要るきっぷ

指定席券は車内では買えません。発売は利用日の1か月前の午前10時からで、JRの主な駅のみどりの窓口と指定席券売機、会員登録をした「えきねっと」で買えます。

えきねっとでは、紙のきっぷを受け取らずに乗れる「在来線チケットレス座席指定券」も選べ、値段は所定の座席指定料金と同じです。乗車券は別に用意します。Suicaなどの交通系ICカードで乗れるのはICカードを使えるエリアの中だけで、エリアの外にかかるなら先に乗車券を買います。

沿線の駅で買うときは、どこで売っているかに気をつけます。五能線の中でみどりの窓口があるのは鰺ケ沢駅で、五所川原駅は指定席券売機での扱いです。能代駅、十二湖駅、ウェスパ椿山駅などでは指定席を発売していません。

2日間乗り降りできる「五能線フリーパス」(大人4,040円)でも乗れますが、リゾートしらかみに乗るときは指定席券を事前に別に買います。

1日3往復の時刻と、冬の運転日

時刻は公式ページ(2026年8月現在)の値で、10月22日に発表された冬(12月〜2月)の臨時列車の案内でも、1・2・4・5号は同じ時刻です。

列車発着2026年度の運転
1号秋田 8:19青森 13:34冬も走る
3号秋田 10:50弘前 15:5012月5日まで
5号秋田 14:00青森 19:37冬も走る
2号青森 8:09秋田 13:29冬も走る
4号青森 13:52秋田 19:01冬も走る
6号弘前 16:06秋田 20:4212月5日まで

3号と6号の11月の運転日は1日〜9日と14日〜30日で、12月は1日〜5日が最後です。そのあと1・2・4・5号は日を絞って走ります。たとえば1号と4号は12月1日〜6日は毎日走り、そのあとは12月11日〜13日、18日〜20日と週末を中心に、年末年始と2027年1月16日〜31日は続けて走ります。5号は12月6日は走らず、次は11日です。2026年度の最後の運転日は、1号・2号・4号が2027年3月28日です。2027年4月からの運転日は、まだ発表されていません。

海側の席と、青池・橅・くまげら

日本海が窓から見える東八森〜鰺ケ沢の区間では、上りも下りもA席が海側です。2号車のボックス席は全て海側にあります。4人で向かい合って座る席で、JR東日本の座席の案内では、3人以下で予約すると相席になることがあります。ボックス席も、えきねっとと指定席券売機で買えます。海側の席が取れなくても、1号車と4号車の端にある展望室は、指定席券を持っていればだれでも使えます。

リゾートしらかみには「青池」「橅」「くまげら」の3つの編成があり、どれも4両です。青池と橅はHB-E300系、くまげらはキハ48形。どの編成も1・3・4号車が普通車指定席で、2号車がボックス席です。内装には橅をはじめ、秋田産の杉や青森ヒバなど沿線の木材が使われています。

どの号にどの編成が入るかは日によって替わり、JR東日本の「のってたのしい列車」のリゾートしらかみのページにある運行カレンダーに、日ごとに載っています。11月14日〜30日なら、1号と4号が橅、2号と5号が青池、3号と6号がくまげらです。

車内の津軽三味線と語りべ

津軽三味線の生演奏は、1号・2号・3号の鰺ケ沢駅〜五所川原駅で行われ、12月6日までは運転日ごとにあります(3号の運転は12月5日まで、1号・2号は12月6日も走ります)。演奏者の代表を務める滝栄会の会長、佐々木さんは、2022年のJR東日本秋田のコラムで「揺れる電車の中で演奏するのはベテランの為せる技」と話しています。当時は7名の奏者が代わる代わる乗っていました。

乗客が三味線を弾いてみる演奏体験は、無料です。ただ、混雑していると体験できないことがあります。10月・11月分は都合で実施する列車が1号と2号で変わったと、2026年10月13日に公式ページで知らされていて、日程表はまだ直っていません。体験を目当てに乗る場合、どちらの列車で行うかは未確認です。

津軽弁の「語りべ」は、津軽に伝わる昔話を地元の言葉で語る催しで、3号・4号の陸奥鶴田駅〜川部駅で12月5日まで、冬は2号の川部駅〜陸奥鶴田駅で行います。津軽語りべの会を取りまとめる菊地さんは、2022年のコラムで「車窓から景色を眺めながら聞く昔話は、忘れられない思い出になるでしょう」と話しています。

ほかにも、青森県中泊町の無形民俗文化財「金多豆蔵(きんたまめじょ)人形芝居」が1号の五所川原駅〜弘前駅と4号の新青森駅〜弘前駅で、12月6日まで日を決めて行われます。五能線全線開通90周年を記念して新しく加わった、八峰白神ジオパークガイドの車内案内「ジオの旅」は、1号・2号の能代駅〜ウェスパ椿山駅で、残りは11月14日、28日と12月5日です。

千畳敷駅で海岸へ降りる約15分

公式ページの停車駅の表(2026年8月現在)では、千畳敷駅には2号・3号・4号・5号だけが止まり、約15分の停車の間に千畳敷海岸へ降りられます。海岸を歩きたいなら、この中から号を選びます。

能代駅では1号・3号の停車中に、ホームでバスケットボールのシュート体験ができます。2026年12月5日までは、成功すると記念の秋田杉コースターがもらえます(なくなり次第終了)。

東京から乗り継ぐ

公式ページは、首都圏から秋田新幹線「こまち」で秋田駅へ、または東北新幹線「はやぶさ」で新青森駅へ行き、リゾートしらかみに乗り継ぐ道順を案内しています。今のダイヤでどのこまち・はやぶさから乗り継げるかは未確認なので、指定席券を取る前に、えきねっとで新幹線の着く時刻と発車時刻を並べて確かめます。

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