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trip-jp博覧会からミュージアム、寺社仏閣まで 横浜花博 2027 開幕まで 138日

東京国立近代美術館の所蔵作品展は500円、2027年2月9日から1,000円に

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東京国立近代美術館の外観。白い帯状の壁面と庇が水平に伸び、右手に灰色の大きな曲面の壁が立ち、壁に館名が掲げられている。手前に葉の落ちた木が一本あり、空は青い
竹橋の東京国立近代美術館の外観。谷口吉郎の設計で1969年に建った本館(2016年12月撮影) 写真: Kakidai(CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)

竹橋の東京国立近代美術館のミッションは、最初の項目が「歴史を編み直す」です。その項目に名前が挙がっているのが、所蔵作品展「MOMATコレクション」です。19世紀末から今までの日本の近現代美術の流れを、会期ごとに新しい切り口で並べ直します。1952年の開館から集めた作品は14,000点を超え、展覧会のページには「約200点を展示する国内最大級のコレクション展です」とあります。

いまの会期は2026年9月29日から2027年1月11日まで。観覧料は一般500円、大学生250円です。10月23日には1階で企画展「竹久夢二 時代を創る表現者」が始まり、その券で同じ日に所蔵作品展も見られます。会期が終わると1月12日から2月8日まで休館し、2月9日からは所蔵作品展の料金が上がります。

所蔵作品展の料金

1月11日までの観覧料は、一般500円、大学生250円(いずれも税込)。20名以上の団体は一般400円、大学生200円です。金曜と土曜の17時からは一般300円、大学生150円に下がります。高校生以下と18歳未満、65歳以上、障害者手帳を持つ人と付添者1名は無料で、入館のときに学生証や運転免許証など年齢のわかるもの、手帳を見せます。文化の日の11月3日は、だれでも無料です。

この券で、入館した日に限り2階ギャラリー4の小企画も見られます。券はチケット売り場で買え、現金のほかキャッシュレス決済が使えます。ただ、窓口で売っている「ぐるっとパス」を買うときは現金だけです。

2月9日からは一般1,000円、大学生500円になります。高校生以下と18歳未満、65歳以上が無料なのは変わりません。団体の割引と17時からの割引は、この日で終わります。年間パスの「MOMAT PASS BASIC」も、1,200円から2,500円に上がります。

竹久夢二展の券で所蔵作品展も

企画展「竹久夢二 時代を創る表現者」は、2026年10月23日から2027年1月11日まで、1階の企画展ギャラリーで開かれます。前期は11月23日まで、後期は11月25日から。全国の夢二のコレクションから約500点の作品や資料を集め、夢二の最高傑作とされる《黒船屋》は、所蔵する竹久夢二伊香保記念館の協力で約40年ぶりに東京で公開されます。

観覧料は一般2,100円、大学生1,200円、高校生700円で、中学生以下は無料です。券は会期中の開館日に美術館の窓口で売っていて、展覧会の公式オンラインチケットでも1月11日の16:30まで買えます。

この券があれば、入館した日に限って所蔵作品展と、2階ギャラリー4の小企画「あみ・ど・ぱり 巴里の日本人芸術家たち」も見られます。所蔵作品展の3室「ロマンチシズムの味わい」と4室「カフェーと女給」は、夢二展に合わせて大正期の美術を並べる部屋です。

東京での会期のあと、夢二展は静岡市美術館(2027年1月23日〜3月28日)に巡回します。

重要文化財の展示替え

所蔵作品展の入口は4階です。1階のエントランスホールからエレベーターか階段で上がります。最初の4階1室は「ハイライト」で、コレクションの名品を集めた部屋です。

その1室に、11月15日まで鏑木清方の重要文化財《築地明石町》《新富町》《浜町河岸》が並びます。所蔵作品展に出るのは七年ぶりです。11月17日から2027年1月11日までは、同じ部屋に安田靫彦の重要文化財《黄瀬川陣》が出ます。清方の3点と靫彦の《黄瀬川陣》を同じ日に見ることはできません。2室には原田直次郎《騎龍観音》と萬鉄五郎《裸体美人》の2点の重要文化財があります。

所蔵作品展は4階から2階までの12の部屋に分かれ、年5回ほど入れ替えながら、いつも200点ほどを並べています。今期の3階10室は「物語を『みる』」で、作品を読み解くきっかけになる仕掛けを用意した特別企画です。4階の休憩スペース「眺めのよい部屋」にはベルトイア・チェアが置かれ、大きな窓から皇居の緑と丸の内のビル群が見えます。作品の音声ガイドや解説は、アプリ「ブルームバーグ・コネクツ」で聞けます。

京橋で開いた最初の国立美術館

東京国立近代美術館は1952年12月1日、日本で最初の国立美術館として中央区京橋に開きました。建物は、建築家の前川國男が設計・改装した旧日活本社ビルです。作品が増えて展示が狭くなり、1969年に北の丸公園のいまの場所へ移りました。実業家の石橋正二郎が寄贈した建物で、設計は谷口吉郎です。谷口の自著『建築に生きる』には、竹橋は江戸城の濠と丸の内のビル街に近く「過去の日本と近代都市の東京が接触する接点にある」とあります。

完成のときには、イサム・ノグチの彫刻《門》も置かれました。2002年の増改築で吹き抜けはなくなりましたが、3階「建物を思う部屋」の大きな窓にその名残があります。2012年には所蔵品展の名前を「MOMATコレクション」に改め、展示室を大きく作り直しました。北の丸公園にあった工芸館は、2020年に石川県金沢市へ移っています。

開館時間と休館日

開館は10:00から17:00まで、金曜と土曜は20:00まで。入館は閉館の30分前までです。休館日は月曜日で、祝休日なら開いて次の平日が休みになります。

月曜のほかに、この会期で休むのは11月24日と、年末年始の12月28日から1月1日まで。祝日の11月23日と1月11日は月曜ですが開きます。1月12日から2月8日までは休館です。

館内の写真とロッカー

館内は、一部の作品を除いて写真を撮れます。1階には無料のコインロッカーが40台あり(100円返却式)、大きな荷物は1階の受付で預かってもらえます。館内では飲食ができず、2階テラスの休憩スペースなら飲食ができます。館内のレストラン「ラー・エ・ミクニ」のランチは11:30から15:00まで、ディナーは予約だけです。ミュージアムショップは展覧会を見なくても入れます。

竹橋駅からの行き方

東京メトロ東西線の竹橋駅1b出口から徒歩3分です。九段下駅4番出口と神保町駅A1出口からは、どちらも徒歩15分。美術館に駐車場はありません。

1b出口にはエレベーターも車椅子用の昇降機もありません。車椅子やベビーカーなら、竹橋駅2番出口を使うか、エレベーターのある九段下駅6番出口か神保町駅A2出口から向かいます。2番出口から美術館までは約500mで、入口にはスロープが2か所あります。館内では車椅子約6台とベビーカー約3台を貸していて、1階インフォメーションで申し出ます。体の不自由な人が乗る車に限り駐車スペースが使え、警備員に申し出ます。

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