「職人の技と思いをのせて、世代から世代へ受け継がれる味」。長岡市摂田屋で味噌と醤油を造る星野本店は、自社のオンラインストアの最初にこう掲げています。同じ摂田屋では創業1548年の酒蔵・吉乃川が酒ミュージアム醸蔵を開いていて、その売店で酒を買えます。二つの蔵は休む曜日が違うので、両方で買うなら行く日を選び、行けない日は公式の通販を使うことになります。
休みの曜日
摂田屋の施設の休みは、長岡観光ナビのまち歩きの案内が曜日ごとに分けて載せています。時間は、それぞれの公式サイトのものです。
| 施設 | 買えるもの | 時間 | 休み |
|---|---|---|---|
| 星野本店 | 工場直の商品 | 会社案内の営業時間は平日9:00〜17:00(店頭の時間は載っていない) | 土日祝 |
| 吉乃川 酒ミュージアム醸蔵 | 吉乃川の酒、甘酒 | 9:30〜16:30 | 火曜(祝日なら翌水曜) |
| 旧機那サフラン酒本舗 | 特産品の販売コーナー | 9:00〜17:00 | 火曜(祝日なら翌日) |
年末年始は主な施設がすべて休みです。観光ナビは、会社の都合で休館になる場合があるので各社のホームページで確かめるよう添えています。
二つの蔵がどちらも開くのは、祝日でない月・水・木・金です。ただし火曜が祝日だった週は、翌日の水曜に醸蔵が休みます。また、星野本店の平日9:00〜17:00は会社案内に載っている会社の営業時間で、店頭で買える時間としては出ていません。店頭の時間は未確認なので、会社案内の電話(0258-33-1530)で確かめてから向かってください。
星野本店の味噌と醤油
星野本店は、江戸後期の弘化三年(1846年)に屋号をヤマホシサンと定めた蔵で、所在地は摂田屋2丁目10-30です。
蔵で買えることは、長岡観光ナビの星野本店の紹介にあります。蔵の梁を再利用したテーブルとイスを置いた空間で、工場直の商品も買えるという案内です。店頭に並ぶ品と価格は、公式には載っていません。品の種類が分かるのはオンラインストアで、味噌、醤油・だし・つゆ、こうじ、味噌漬け、送料込みのセットなどが並びます。
吉乃川の醸蔵
吉乃川は天文17年(1548年)から摂田屋で酒を造ってきた蔵です。醸蔵は、築100年以上の大正時代の常倉を生かした施設で、売店には吉乃川の定番の酒と季節限定の酒、醸蔵でしか出会えない商品が並びます。どれを選ぶか迷ったら、好みや飲む場面、贈る相手を伝えるとスタッフが一本を一緒に選びます。館内のSAKEバーで少しずつ試してから決めることもでき、ノンアルコールの甘酒もあります。
SAKEバーのラストオーダーは16:00です。予約は不要で、10名以上で行くときは予約するよう案内しています。所在地は摂田屋4-8-12です。
通販で買う
行けない日は、二つの蔵の公式の通販で買えます。
星野本店のオンラインストアは、注文確認後、土日祝日を除いた3営業日以内に発送します。お盆や年末年始には発送と問い合わせの対応を休む期間があり、そのつどストアのお知らせに出ます。
吉乃川は、公式サイトの酒のページから公式オンラインショップと楽天のショップへ案内しています。醸蔵の売店には醸蔵だけで扱う商品もあるので、それを買うなら醸蔵へ行くことになります。
宮内駅から歩く
東京駅から長岡駅までは上越新幹線で約1時間40分で、摂田屋の最寄りはJR宮内駅です。長岡駅から宮内駅への列車の時刻と所要時間は未確認です。
宮内駅から旧機那サフラン酒本舗までは徒歩10分です。サフラン酒本舗は、地元の食材を使ったメニューのカフェと特産品の販売コーナーを置く、市のまち歩きの拠点です。観光ナビのまち歩きのコースでは、サフラン酒本舗から醸蔵までが3分ほどです。星野本店へは、同じくコースの所要時間で、サフラン酒本舗から味噌の星六まで3分、星六から星野本店の三階蔵まで6分ほどです。JRで来た人は宮内駅で荷物を預けられます(1日1個500円、受付9:30〜15:30)。
車なら、関越自動車道の長岡ICから旧機那サフラン酒本舗まで車で20分です。市のページはサフラン酒本舗の駐車場を43台と案内していて、土日祝はJAえちご中越 宮内支店の駐車場も使えます。観光ナビの休館日の一覧では、市営摂田屋駐車場は火曜が休みです。
長岡の雪と発酵食の認定
長岡・中越地域の雪国発酵・保存食文化は、令和7年度に文化庁の100年フード(伝統の100年フード部門)に認定されました。申請したSNOW FOOD NAGAOKA ブランド協議会の説明は、冬は大量の雪、夏は高温多湿という中越の気候から始まります。「冬の雪は空気を浄化し、雑菌が少ない環境をつくります」。この時期の寒仕込みが味噌や酒の熟成に最適な条件を整え、近年では雪室の低温・高湿の環境で熟成させると旨味成分が高まることも科学的に示されている、という説明です。
吉乃川の酒づくりのページには、長岡の澄んだ空気と厳しい寒さが「低温でゆっくり発酵させる、寒造りの知恵」を育んだとあります。