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甲府鳥もつ煮、奥藤本店の甲府駅前店へ昼の部に行く特急と帰りの便

近代の100年フード · 令和6年度認定

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黒い丼に盛られた甲府鳥もつ煮。照りのついた砂肝やレバーの上に、ししとうと、黄色い玉のきんかん(産まれる前の卵)が1つ載っている
甲府鳥もつ煮(蕎麦屋「奥藤本店」で、2011年10月撮影) 写真: Captain76(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)

手打ちそばの奥藤本店の甲府駅前店は、JR甲府駅の南口を出て歩いて2分の所にあります。東京から昼に甲府鳥もつ煮を食べに行くなら、平日に新宿10:00発の特急あずさ13号に乗ると、甲府に11:28に着きます。駅前店の昼の部は11:00に始まっている時刻です。ただ、そばが売り切れて早じまいする日もあるので、出かける前に店へ電話で確かめてください。休みは木曜で、木曜が祝日の週は翌日の金曜が休みになります。

鳥もつ煮は、鶏のレバー・ハツ・砂肝・玉道(きんかん)を砂糖と醤油だけで味付けした料理です。奥藤本店のサイトにはその味が「うなぎ蒲焼のタレのような甘辛い味」とあり、ご飯のおかずにも酒の肴にも合う、と続きます。駅前店のページによると、生の鳥もつを調理するので出てくるまで15分ほどかかります。

奥藤本店の2店

店のサイトによると、今営業している奥藤本店は国母店と、平成23年に開いた甲府駅前店の2店です。甲府駅から歩いて行けるのは駅前店のほうで、国母店へはJR身延線の国母駅から歩きます。

甲府駅前店国母店
場所甲府市丸の内1-7-4。JR甲府駅南口から徒歩2分甲府市国母7-5-12。山梨県の案内ではJR身延線の国母駅から徒歩15分
昼の部11:00〜14:30平日11:30〜14:30。土日祝は11:00から
夜の部17:00から。閉まる時刻は店のページに19:30と20:00(ラストオーダー19:30)の2つの書き方があり、未確認17:00〜19:30(ラストオーダー19:15)。19:00までに入店
定休日木曜(祝日は営業し、翌日が休み)水曜(祝日は営業し、翌日が休み)
電話055-232-0910055-222-0910

昼に間に合う特急と帰りの便

2026年10月の時刻表では、あずさ13号は平日運転の特急です。新宿10:00発、甲府11:28着で、甲府駅から駅前店までは歩いて2分です。ただし平日でも、駅前店は木曜が休みで、木曜が祝日の週は木曜に開いて金曜が休みです。祝日に出かけるときは、時刻表の運行日の欄でこの列車が走る日かを確かめてください。

帰りは甲府駅の平日の上りで、新宿行きの特急が14:16のあずさ、14:24のかいじ、15:15のかいじ、15:54のあずさと出ています。昼の部は14:30までなので、食べ終えてから14時台か15時台の便を選べます。土曜・休日は時刻表が別で、ここでは平日の便だけを挙げています。

そばと組んだセットと鳥もつ煮丼

とりもつ隊のサイトによると、甲府の近くのそば店では、鳥もつ煮をそばの前の一品にしたり、酒のつまみにしたりします。奥藤本店のセットの案内も、そばも鳥もつ煮も食べたい人にセットを勧めています。一番人気の甲府鳥もつセットは鳥もつ煮(小)に、もりそばかかけそば、半ライス、小皿一品と香の物が付き、そばはうどんに替えられます。信玄御膳は甲府鳥もつ煮に信玄鶏の天ぷら、手打ちそば、ご飯、小鉢、香の物、プリンが付く膳です。鳥もつ煮をご飯にのせた鳥もつ煮丼もあります。

店のセットの案内に値段は書かれておらず、今の値段は未確認です。甲府市の観光のページ(2023年3月現在の情報)には、駅前店の一番人気として、鳥もつ煮とそばに海老天ぷらなどが付く甲府鳥もつ煮セットが1,400円(税込)とあります。店のサイトの甲府鳥もつセットとは、名前も付くものも違います。

砂肝・ハツ・レバー・きんかんの照り煮

文化庁の100年フードの紹介では、甲府鳥もつ煮は醤油と砂糖を元にした少ないタレを強火で短い時間に煮詰め、もつに照りをつける料理です。奥藤本店のサイトは、もつ煮といえば大鍋でぐつぐつ煮たものが一般的だと前置きして、調理のこつは強火と素早い鍋振りだと書きます。鍋の持ち手が焼けてすぐ使えなくなるので、この店ではペンチで鍋をつかんで振るそうです。

食感は、甲府市職員の有志の会で、甲府鳥もつ煮を広めてきたとりもつ隊のサイトに「砂肝のコリコリ感、しこしこしたハツ」とあり、レバーはやわらかく、きんかん(産まれる前の卵)はぷちっとした感触だと続きます。

昭和25年ごろの始まり

始まりは昭和25年(1950年)ごろで、年は店のサイトと農林水産省の図鑑でそろいますが、だれが作ったかの書き方は分かれます。奥藤本店のサイトは、そのころ当店で生まれ、甲府近郊へ広まった料理だと書きます。農林水産省のにっぽん伝統食図鑑には、奥藤本店国母店の主人が肉屋から、使われずに捨てられている鳥もつで何か料理を作れないかと相談を受けたのが始まりとあります。甲府市の広報のページは店名を出さず、精肉店から相談を受けた蕎麦店が工夫して作り上げた、と書きます。同じ市の観光のページは奥藤本店を鳥もつ煮発祥の老舗として紹介し、4代目店主の塩見大造さんの「3世代でいらっしゃるお客様も少なくない」という言葉を載せています。

令和6年度には、文化庁の100年フード(近代の100年フード部門)に認定されました。

取り寄せのレトルトと真空パック

甲府市観光協会の甲府観光ナビには、とりもつ隊が監修した甲府鳥もつ煮レトルトと甲府鳥もつ煮カレー(富士山プロダクト)が載っています。農林水産省の図鑑によると、タレに漬けたもつの真空パックを鍋で照り煮にする品や、袋のまま湯せんで温めるレトルトパックも売られています。どちらも奥藤本店の品とは限らないので、楽天市場で甲府鳥もつ煮を探すPRときは、作り手と内容量、保存の方法を袋の表示で見てください。

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