大室山は、歩いて登ることが禁止されている山です。山全体が国の天然記念物で、山頂へはリフトで6分です。東京9時発の踊り子1号(11月30日までの時刻表で毎日運転)なら乗り換えなしで伊豆高原駅に11時02分に着き、桜並木口から出るバスの終点が山の目の前です。
城ヶ崎海岸の門脇つり橋へは、伊豆高原の1つ手前の城ヶ崎海岸駅で降りて歩きます。
東京・横浜から踊り子で
踊り子1号は東京9:00発で、品川9:08、横浜9:24、小田原10:01と停まって熱海に10:20に着き、伊東10:45発で伊豆高原に11:02に着きます。東京からおよそ2時間で、この列車は伊豆急下田に11:39に着きます(JR東日本の伊豆方面特急列車時刻表、2026年10月1日〜11月30日運転分、8月21日現在の情報)。
同じ時刻表で、毎日運転で伊豆高原に停まる下りの踊り子は、東京発9:00・10:15・11:00・12:00・13:00です。11:00発はサフィール踊り子1号で、伊豆高原には12:56に着きます。ほかに決まった日だけ走る便もあり、東京8:00発の踊り子53号(伊豆高原10:02着)は10月31日と11月1・3・21〜23日にも走ります。新宿や池袋を出る便もあります。乗る日に走るかは、時刻表の運転日の欄か、えきねっとで確かめます。
踊り子1号・7号・9号には、伊豆急下田へ行く車両のほかに修善寺へ行く車両があります。同じ時刻表で修善寺へ行く車両には伊豆高原の時刻がないので、乗り換えなしで行くには伊豆急下田行きの車両に乗ります。車両と料金の違いは踊り子とサフィール踊り子の記事にあります。
伊豆高原までの運賃と伊東での乗り継ぎ
伊豆急行の各駅料金表(2026年3月14日改定)では、伊豆高原までの運賃は次のとおりです。在来線経由の運賃で、特急料金は含みません。
| 乗る駅 | 普通乗車券 | IC運賃 |
|---|---|---|
| 東京 | 3,170円 | 3,170円 |
| 横浜 | 2,540円 | 2,532円 |
| 熱海 | 1,100円 | 1,091円 |
| 伊東 | 750円 | 750円 |
踊り子に乗らないときは、普通列車で伊東まで行き、伊豆急行線に乗り継ぎます。伊東から伊豆高原までは南伊東、川奈、富戸、城ヶ崎海岸と4つの駅を過ぎて5つ目です。
Suica・PASMOなどのICカードは、JR伊東駅を含めて伊豆急行線の全16駅で使えます。伊豆急行線は首都圏のエリアに入っていて、TOICAやICOCAでもそのエリアの中なら乗れますが、エリアをまたいで使うことはできません。
伊東から先で何度も乗り降りするなら、伊豆急行の「伊豆満喫フリーきっぷ」があります。伊東駅から伊豆急下田駅までが乗り降り自由で、2026年度の分は伊東駅の自動券売機でも買え、踊り子の普通車の空席にも乗れます(座席未指定の設定がない特急には乗れません)。伊豆高原だけを往復するなら、伊東駅でだけ売る「ぷらっと伊豆高原割引往復乗車券」もあります。
伊豆高原駅の2つの出口
伊豆高原駅には、桜並木口とやまも口の2つの出口があります。路線バスは東海自動車(東海バス)で、乗り場のバス停「伊豆高原駅」は桜並木口にあります。タクシー乗り場は両方の口にあります。
桜並木口は駅前のロータリーから改札まで段差がありません。やまも口はロータリーから改札まで階段で、スロープ・エレベーター・上り専用のエスカレーターはありますが、車椅子には対応しておらず、車椅子で通るときは介助者が要ります。コインロッカーは改札を出て正面の左側です。桜並木側には足湯「美足の湯」があり、無料で入れます。駅の窓口は6:00〜19:00で、レンタサイクルの「伊豆ぽた Station 伊豆高原」(水曜不定休)もあります。
やまも口(南口)からは、伊東市赤沢の赤沢日帰り温泉館へ無料送迎バスが出ています。改札から乗り場まで歩いて約3分、バスで約25分です。温泉館には太平洋を見渡す大露天風呂があります。桜並木口の側には、無料の足湯「美足の湯」もあります。

桜並木口からは、伊豆テディベア・ミュージアムまで徒歩で約9分です。
大室山へはバスで
大室山へは、伊豆高原駅から「シャボテン公園・大室山行き」か「シャボテン公園行き」のバスに乗り、終点で降ります。バスの所要と本数は、東海バスの案内で確かめます。
バスを何度か使うなら、東海バスの「伊豆高原・城ケ崎1日券」があります。大室山や城ケ崎海岸など伊豆高原エリアの路線バス(指定区間)が利用日当日だけ乗り放題になる券で、スマホのアプリEMotかEMotオンラインチケットで買います。おとな1,390円(12歳〜、中学生以上)、こども500円(小学生)です。
標高580mの大室山は伊豆東部火山群で最大級のスコリア丘で、山頂からは富士山から伊豆諸島の島々まで見渡せます。10月〜2月の営業は9:00〜16:00(下り最終16:15)で、運賃はおとな(中学生以上)往復1,000円、こども(小学生)往復500円、未就学児は無料です。乗車券は往復だけで、買った当日に1回限り有効です。リフトの窓口でだけ売っていて、現金のほかクレジットカード・電子マネー・QRコード決済で払えます。山頂の遊歩道は1周約1000mで20〜30分かかるので、下り最終の16:15に間に合うように登ります。
リフトは天気によって止まる日があり、その日の運行情報は係員が確かめて午前9時までに公式サイトに出ます。2026年12月7日から18日までは、点検整備でリフトが運休します。
城ヶ崎海岸へは1つ手前の駅から
城ヶ崎海岸駅は、伊豆高原の1つ手前(伊東寄り)の駅です。踊り子は伊東の次に伊豆高原に停まるので、城ヶ崎海岸駅へは伊豆急行線の普通列車で行きます。運賃は伊豆高原から普通乗車券190円、伊東からは650円です。
城ヶ崎海岸へは、城ヶ崎海岸駅から徒歩約35分です。城ヶ崎海岸は約4000年前に大室山が噴火したときの溶岩でできた海岸で、門脇つり橋は全長48m、高さ約23mあります。門脇埼灯台の展望台からは、伊豆七島や天城連山が見えます。散策路には外灯がないので、真っ暗になる前に戻ります。