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伊予灘ものがたりの予約は席と食事が別。4便の時刻と2026年10月からの料金

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本文の価格・時刻・日程は2026年10月8日時点の公式発表に基づきます。予約の直前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

松山駅のホームに停車する黄色い車体の観光列車。窓際に 3 の号車表示があり、車体側面に「伊予灘ものがたり」の文字が入っている
松山駅に停車する2代目「伊予灘ものがたり」(2025年11月撮影) 写真: CT-May(CC0、Wikimedia Commons)

伊予灘ものがたりは、JR四国が松山駅と伊予大洲駅・八幡浜駅の間で走らせている観光列車です。公式サイトのおもてなしのページには「伊予灘ものがたり最大の魅力は地域の方のおもてなしです。」とあり、そのあとに、車窓からたくさんの笑顔に会えるかもしれません、と続きます。

1日4便で、朝の大洲編と昼の八幡浜編が松山駅を出る下り、昼の双海編と夕方の道後編が松山駅へ戻る上りです。便ごとに食事を作る店と値段が違い、どの便でも席のきっぷ(乗車券・特急券・グリーン券)と食事予約券を別々に買います。席は乗車日の1か月前の10時から、食事予約券はみどりの窓口とtabiwaで乗車日の4日前まで、旅の予約センターとJR四国ツアーでは10日前までです。

沿線で旗を振る人たち

大洲城の公式サイトには「大洲城本丸からのぼり旗を振って、列車を歓迎しています」とあります。列車が肱川の鉄橋を渡るときで、開催日は毎週土・日・祝日、時刻は15時18分頃と16時45分頃の2回。参加は無料です。どちらも午後で、伊予大洲駅を八幡浜編が15時13分に、道後編が16時49分に通る時間帯です。

JR四国の2021年12月の初代ラストランの発表には、この旗振りと伊予大洲駅での甲冑姿の出迎えが運行当初から毎運行日続き、周年行事では最大500人規模になった、とあります。沿線からの手振りを、同じ発表はロゴマークボードの説明で「お手振り」と呼んでいます。

公式サイトのおもてなしのページには、伊予上灘・下灘・伊予長浜・伊予出石・伊予白滝・五郎・伊予大洲・千丈の8駅の写真が並びます。

双海編が停まる伊予上灘駅では、地域の方が特産物を売り、犬・猫の福駅長が出迎える日があります。公式サイトは、都合により行われない場合があると添えています。2代目の乗車11万人を知らせる10月7日のお知らせには「地域の皆さまに支えられ、多くのお客さまにご乗車いただいております」とあり、10月10日と11日には沿線地域の方々も一緒に旅を盛り上げる予定です。

4便の時刻と食事

便区間と時刻下灘駅の停車食事(税込)と作る店
大洲編(下り)松山8:28発 → 伊予大洲10:28着約11分朝のひとときを味わう旬彩モーニング 3,500円(ヨーヨーキッチン!、松山市)
双海編(上り)伊予大洲10:57発 → 松山13:03着約12分内子杉で彩る和洋折衷料理「和杉膳」 6,000円(レストランからり、内子町)
八幡浜編(下り)松山13:38発 → 伊予大洲15:13着 → 八幡浜15:56着約8分門田フレンチ〜伊予灘ミニコース〜 6,000円(瀬戸内風仏蘭西料理レストラン門田、松山市)
道後編(上り)八幡浜16:27発 → 伊予大洲16:49発 → 松山18:30着約8分伊予灘の菓織箱(アフタヌーンティーセット) 3,500円(Petit Paris〜パンのある暮らし〜、松山市)

食事の値段は席のきっぷとは別です。メニューは期間ごとに替わり、各便のページに2026年9・10月と11・12月の両方が出ています。9・10月の双海編で料理長が一品に挙げるのはペッパーハムで、愛媛県のブランド豚「内子豚」を長時間燻したもの。大洲編のコーヒーは、松山市で1951年に創業した株式会社日珈のMブレンドです。11・12月になると、八幡浜編に愛媛県産真鯛のローストと愛媛県城川産の栗の渋皮煮が入り、道後編のムースは清見オレンジと白あんになります。夕日に染まる伊予灘は道後編だけのお楽しみ、と公式サイトにあります。

子ども向けには全便共通の「いよなだ わくわくキッズボックス」(3,000円、小学6年生まで)があり、大洲編の「ヨーヨーキッチン!」が作ります。予約は専用フォームから乗車日の1か月前から10日前まで、支払いは銀行振込の前払いで、みどりの窓口やtabiwaでは予約できません。キャンセル・変更は4日前まで、3日前以降は返金されません。

きっぷは席と食事で別々に

全車グリーン車の指定席で、自由席はありません。1・2号車は乗車券・特急券・グリーン券、3号車の個室は乗車券・特急券と個室グリーン券(一室33,600円)で、どちらも人数分に食事予約券を足します。

2026年10月2日乗車分からグリーン料金が1,700円から2,500円に上がりました(個室の料金は変わりません)。JR四国の料金の案内(10月2日乗車分から)では、1・2号車の席で松山〜伊予大洲が運賃1,080円・特急料金1,200円・グリーン料金2,500円の合計4,780円、松山〜八幡浜が運賃1,430円で合計5,130円です。食事代は入っていないので、大洲編なら席の4,780円と食事の3,500円を足した額がひとり分です。

同じ日から、1号車13・14番のボックス席がグループシートになりました。3〜4名で使う席で、人数分の運賃・特急料金に1卓9,000円を足します(松山〜伊予大洲なら2,280円×人数分+9,000円)。2名以下ではこのボックス席は原則使えません。3号車の個室フィオーレスイートは2名以上8名まで、1名では使えず、人数分の運賃・特急料金に33,600円を足します(松山〜八幡浜なら2,630円×人数分+33,600円)。

買う順番と締め切り

席のきっぷは乗車日の1か月前の10時から、全国のみどりの窓口と主な旅行会社で買えます。2026年10月2日乗車分からはJR西日本のネット予約e5489でも買え、3号車の個室は対象外で、事前申込サービスも使えません。e5489では食事の予約はできないので、席を取ったら食事予約券を別に買います。

食事予約券は、始発駅から終着駅までの席のきっぷを持っていることが条件です。

発売箇所受付支払い
JR四国 みどりの窓口乗車日の1か月前から4日前まで現金・クレジット
JR四国 旅の予約センター(電話 087-825-1662)1か月前から10日前まで銀行振込
JR四国ツアー1か月前から10日前までクレジット・コンビニ決済
tabiwa by WESTER1か月前から4日前までクレジット

みどりの券売機プラスでは食事予約券を扱いません。tabiwaで買えるのは食事予約券だけで、乗車券・特急券・グリーン券は買えず、申し込みのときに乗る区間と座席番号を入れます。誤って買っても4日前以降は返金されません。

運転日は土日と祝日が中心

公式サイトのカレンダー(2026年10月〜2027年3月)では、土・日と祝日が運転日で、10月・11月の金曜の一部と2027年3月26日(金)も運転日です。10月2日と9日は大洲編・双海編だけ、10月16日・23日・30日は八幡浜編・道後編だけの運転です。2027年1月2・3日と9・10日は、運転日の印に別の印が重なっていて凡例に説明がなく、走るかどうかは未確認です。

2代目は11万人へ

今の車両は2022年4月2日に走り始めた2代目です。JR四国は2026年10月5日付の発表で、定期運行の乗車が10月10日に11万人に達する見込みだとし、10月10日・11日に乗る人へ記念缶バッジを配り、松山・伊予上灘・下灘・伊予大洲・八幡浜の5駅のホームに横断幕を飾ります。

発表に付いた一覧では、10万人の達成が2026年5月16日で、そこから5か月足らずで次の1万人です。初代からの通算は約25万5千8百人になる見込みです。

茜・黄金・陽華の章

1号車「茜の章」は伊予灘の夕焼けを思わせる茜色で、4名までのボックス席があり、運転席側の大きなガラス扉から前面展望が見えます。2号車「黄金の章」は太陽と愛媛の柑橘の黄金色で、海向きシートの一部が2名用のペアシートです。3号車「陽華の章」は個室フィオーレスイートで、海向きの2人掛けソファーシートが4席、専属のアテンダントが付き、のれんから先に入れるのは3号車の客だけです。名前の「陽」は沿線でのおもてなしをはじめとしたあたたかみ、「華」は沿線に咲く花々を表す、と公式サイトにあります。

初代から2代目へ

初代は2014年7月26日に運行を始め、2021年12月27日にラストランを迎えました。JR四国の発表では、約7年半で14万人以上が乗っています。2代目は2022年4月2日、松山駅1番のりばでの式典のあと、初列車の大洲編が8時26分に出ています。2026年7月26日には初代から通算で運行開始12周年を迎えました。

松山駅まで

公式サイトのアクセスのページは、大阪からは新大阪駅と岡山駅を経て松山駅、高松からは高松駅から松山駅、広島からは広島港から松山観光港に渡る経路、九州からは別府港か臼杵港から八幡浜港に渡る経路を示しています。

松山から道後編に乗るとき、パンフレットが接続列車としているのは特急宇和海17号(松山14時30分発、八幡浜15時27分着)で、次の宇和海19号(松山15時30分発、八幡浜16時27分着)では乗り換えられません。

編集部の考え

大洲城は、毎週土・日・祝日の15時18分頃と16時45分頃、列車が肱川の鉄橋を渡るのに合わせて本丸からのぼり旗を振っています。JR四国の2021年12月の発表にあるとおり、この旗振りと伊予大洲駅の甲冑姿の出迎えは運行当初から毎運行日続いてきたものです。旗振りの2回はどちらも午後で、八幡浜編が伊予大洲駅を15時13分に、道後編が16時49分に通る時間帯です。乗る便をこのどちらかに決めたら、席のきっぷは乗車日の1か月前の10時から、食事予約券はみどりの窓口とtabiwaで4日前までに、別々に買います。

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