リニア見学センターへは、特急で来ても大月で降ります。最寄りの禾生駅と田野倉駅の時刻表には、富士急の特急も新宿から直通する「富士回遊」も載っていないからです。大月からは路線バスで15分(大人片道380円)か、富士急行線の普通で禾生駅へ行って20分ほど歩きます。
正式な名前は山梨県立リニア見学センターで、所在地は山梨県都留市小形山です。禾生は「かせい」と読みます。大月から乗る路線バスは駅前のバス停から出るリニア見学センター行で、小人は半額です。帰りは、禾生から東京行きの普通に乗れば乗り換えずに済みます。
大月までは中央線の特急
新宿から大月までは特急で約1時間です。大月に停まるのは、甲府へ向かう特急「かいじ」と、富士急行線へ直通する「富士回遊」(JR東日本の案内で2026年10月24日に確認)。「あずさ」に乗るときは、大月に停まる便かを時刻表で確かめてください。
大月から先はバスか富士急行線
| 大月からの行き方 | 距離・時間 | 運賃・料金 |
|---|---|---|
| リニア見学センター行の路線バス | 15分 | 大人片道380円(小人半額) |
| 富士急行線で禾生駅へ、駅から歩く | 約1.6km、徒歩20分ほど | 大月〜禾生 310円 |
| 富士急行線で田野倉駅へ、駅から歩く | 約2.3km、徒歩25分ほど | 大月〜田野倉 230円 |
| 大月駅前からタクシー | — | 目安は2500円〜3000円程度 |
距離と徒歩の時間はセンターのアクセスの案内のもの、富士急行線の運賃は富士急の運賃表にある大人のきっぷの運賃です(2026年10月24日に確認。こどもは半額)。
路線バスはセンターの休館日に運休する便があります。河口湖の方から電車で来るなら、富士急行線の都留市駅からもリニア見学センター行の路線バスが出ていて、20分ほど、運賃460円です。バスの時刻は、センターのアクセスのページからJR大月駅と富士急バスのページへ進んで確かめます。
禾生駅から歩く
禾生駅と田野倉駅の時刻表に載っているのは、各駅に停まる普通と、トーマスランド号と、JR直通の普通です。時刻表の凡例では、どの列車も乗車券だけで乗れると案内されています。大月で乗り継ぐのは普通の列車です。
富士急行線で行くときに降りるのは禾生か田野倉で、駅からの距離と時間は上の表のとおりです。どちらの駅にもタクシーは常駐していません。センターのよくある質問では、両駅からの徒歩を25分〜30分程度と長めに見ています。
帰りは東京行きの普通もある
禾生駅の時刻表には、JR線へそのまま乗り入れる普通の東京行と高尾行が載っています。この列車に乗れば、禾生から大月で乗り換えずに中央線を東京や高尾まで帰れます。行きに同じ直通の列車で禾生まで来られるかは未確認です。
開館日と入館料
開館は9:00〜17:00で、入館は16:30まで。休館日は毎週月曜日(月曜日が祝日なら翌火曜日)、祝日の翌日(金・土・日なら開館)、年末年始(12月29日〜1月3日)です。秋は臨時開館があり、2026年10月22日に更新されたお知らせでは、10月1日から11月29日まで毎日開館です。休館日は変わることがあるので、センターのページのカレンダーで日ごとに見ます。
入館料が要るのはどきどきリニア館で、わくわくやまなし館は無料です。どきどきリニア館は試験車両の実物を置き、超電導リニアの仕組みを体験しながら学ぶ館です。わくわくやまなし館は、2階に山梨県の観光情報コーナー、1階にリニアグッズや地場産品の売店があります。
どきどきリニア館の個人の料金は、一般・大学生420円、高校生310円、中学生・小学生200円で、未就学のこどもは無料。土曜日は、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校に在学している人が無料になります。この料金は2027年3月までのもので、2027年4月1日から料金が改正されます。新しい料金は、センターのお知らせ「利用料金(どきどきリニア館)改正のお知らせ」で確かめます。
個人で行くなら予約は要りません。入館料はクレジットカード、電子マネー、QRコード決済でも払えます。車いすは貸し出していますが、台数に限りがあり、事前の予約は受け付けていません。
館内にレストランはなく、飲み物やパンの自動販売機があります。食事のできる店は、センターから約600mの道の駅つるにあります。持ってきたものを食べられるのは、どきどきリニア館3階の展望ラウンジの一部と、わくわくやまなし館の2階・3階です。
走行試験を見るには
センターは、山梨リニア線の走行試験の始まりに合わせて開いた県立の博物館型の見学施設です。ただ、センターの前を通る走行試験は、毎日あるわけではありません。カレンダーには、開館日か休館日か、走行試験の予定があるかないかが日ごとに出ます。予定は通常、毎週金曜日の夕方に翌週土曜日までの分が発表され、長期の予定は発表されません。試験の時刻やセンターの前を通る時刻も発表されず、カレンダーの予定についても「試験の都合等により予告なく変更、中止される可能性があります」とあります。
館内では、各所の走行状況モニターで試験の様子が分かり、センターのよくある質問には「試験車両接近時には随時、館内放送を行っております」とあります。走行試験の予定がある日に行き、放送とモニターを目安に車両が通るのを待つことになります。どきどきリニア館には解説担当のスタッフもいます。超電導リニアの体験乗車は、JR東海のホームページで案内されています。
どきどきリニア館には、2003年に581km/hを記録した試験車両MLX01-2の実物が置かれていて、車内に入ることもできます。窓が普通の電車より小さく、ドアが上下に開くのは、車体の穴を小さくして強度を高め、軽く作るための工夫だと、センターは展示車両の説明で書いています。
石和温泉に泊まるなら
帰りに中央線を甲府の方へ向かえば、石和温泉に泊まる組み方もできます。石和温泉駅への行き方と座席の買い方は「石和温泉へ電車で行く」に書いています。
