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乳頭温泉へ電車で行く。こまちの田沢湖駅から、バス約50分で七湯へ

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本文の価格・時刻・日程は2026年10月26日時点の公式発表に基づきます。予約の直前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

田沢湖駅のホームに停まる、赤い車体のE6系秋田新幹線こまち。左に駅舎、右に別の路線の電車が見える
田沢湖駅に停車中の秋田新幹線E6系こまち(2013年9月撮影) 写真: 掬茶(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)

「鶴の湯温泉入口」という名前のバス停で降りると、鶴の湯まで歩いて約50分かかります。羽後交通の乳頭線の時刻表は、鶴の湯へ行く人にその手前のアルパこまくさで降りて宿の送迎バスに乗るよう求めています。東京駅から秋田新幹線こまちで田沢湖駅まで2時間55分、駅前からこのバスで約50分・950円、乗り換えはこの1回で七湯に着きます。

秋田新幹線こまちで田沢湖駅まで

乳頭温泉組合のアクセスの案内では、こまちで田沢湖駅までは仙台駅から1時間15分、盛岡駅から40分、秋田駅から55分です。JR東日本のJREメディアの旅の記事(2026年9月10日更新)も、田沢湖駅を東京駅から乗り換えなしで3時間かからない駅として紹介しています。

東北新幹線で仙台や盛岡まで来ている人は、その駅からこまちに乗れば、田沢湖駅まで乗り換えずに着きます。

こまちの座席は、JR東日本のネット予約「えきねっと」で予約して買えます。列車ごとの時刻と料金は、乗る日の分をえきねっとか JR 東日本の時刻表で確かめてください。

田沢湖駅前から乳頭線のバスで約50分

田沢湖駅前からは、羽後交通の乳頭線が乳頭蟹場温泉まで走っています。田沢湖畔、水沢温泉郷、田沢湖高原温泉、アルパこまくさを通って山へ入り、休暇村前、妙乃湯温泉前を経て終点に着く路線です。所要は乳頭温泉組合の案内で約50分、田沢湖・角館観光協会の案内では約45分で、令和8年4月1日改正の時刻表だと、駅前を6:55に出た便は妙乃湯温泉前に7:40、乳頭蟹場温泉に7:43に着きます。

田沢湖駅前を出る便は、この時刻表で6:55から17:20まで。帰りは乳頭蟹場温泉を8:00に出る便から18:15の便まであります。時刻表には「一部ダイヤは新幹線と接続になっておりません」と注意があるので、こまちの到着時刻とバスの発車時刻を並べて見ておくと、駅で長く待たずに済みます。

下の表の運賃は羽後交通の運賃表(令和8年4月1日現在)、時刻は6:55発の便のものです。休暇村前と妙乃湯温泉前は、時刻表でも同じ時刻です。

停留所6:55発の便の時刻田沢湖駅前からの運賃
田沢湖畔7:07400円
アルパこまくさ7:29750円
杉谷地7:30800円
鶴の湯温泉入口7:33850円
休暇村前7:40950円
妙乃湯温泉前7:40950円
乳頭蟹場温泉7:43950円

バスで宿の前まで行けるのは、妙乃湯や休暇村、蟹場のように停留所のある宿です。泊まる宿によって最寄りのバス停は違います(観光協会の案内)。駅からタクシーに乗ると、組合の案内で約30分、妙乃湯の英語の案内では妙乃湯まで約7,000円です。

鶴の湯はアルパこまくさで降りて宿の送迎に

時刻表の注意書きの文は「施設へご連絡の上、アルパこまくさから送迎バスをご利用ください」で、乗る前に宿へ電話を入れておきます。アルパこまくさまでの運賃は750円です。連絡先の鶴の湯の電話は0187-46-2139で、時刻表と組合の鶴の湯のページの両方に載っています。

日帰りで入るなら、鶴の湯の立寄り湯は10:00〜15:00で、入浴料は700円です。月曜日は日帰り入浴で露天風呂に入れません(乳頭温泉組合の鶴の湯のページの表示)。

七湯を回る湯めぐり号と湯めぐり帖

乳頭温泉組合に入っている7軒は、鶴の湯、妙乃湯、蟹場、大釜、孫六、黒湯、休暇村です。この7軒の間を、組合の湯めぐり号というバスが結んでいます。組合のトップページによると、7軒はそれぞれ自分の源泉を持ち、温泉郷全体で十種類以上の源泉があります。湯めぐり号は、組合の鶴の湯のページで鶴の湯の1.5km手前に建つと案内されている木造の一軒宿、山の宿にも停まります。

湯めぐり帖は2,500円(こども1,000円)で、組合の案内では7軒の入浴が可能です。組合が書いているのは入浴の範囲で、妙乃湯の英語の案内では、湯めぐり号の乗車も含まれます。組合の案内では宿泊客限定の販売で、各施設のフロントで売っています。湯めぐり号に乗るだけなら湯めぐりマップが1,000円で、妙乃湯の英語の案内では誰でも買えます。組合のページの注意書きでは、支払いは現金のみで、湯めぐりマップを売るのは4月〜11月迄です。12月〜3月の湯めぐり号の券の扱いは未確認です。

冬期に替わる前の通常期間の時刻表(令和8年4月15日〜)では、湯めぐり号は鶴の湯を8:40に出て、山の宿、休暇村、妙乃湯、大釜、蟹場を回り、黒湯を経て孫六に9:19に着きます。鶴の湯発は8:40から16:11まで、孫六発は9:24から16:55までです。通常期間から冬期に切り替わる日と、2026年の冬の時刻表は未確認です。

休暇村、妙乃湯、大釜、蟹場の4軒は、妙乃湯の英語の案内で歩いて回れる距離にあり、湯めぐり号でも妙乃湯から大釜、蟹場へは1分ずつで着きます。

妙乃湯の英語の案内では、冬は湯めぐり号が黒湯と孫六へは行かず、前の冬の組合の冬期の時刻表(2025年11月10日〜)では鶴の湯と蟹場の間の運行でした。同じ時刻表の注意書きでは、孫六温泉へは大釜温泉で降りて徒歩15分程です。11月より後に乗るなら、その冬の時刻表を組合のページで確かめてください。

秋田藩の湯治場だったブナの森の七湯

乳頭温泉郷は、十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓に点在する7つの湯宿の総称で、環境省指定の国民保養温泉地です。組合の歴史のページには、江戸時代から続く秋田藩の秘湯で、「かつては効能あらたかな温泉の湯治場として人々に愛されてきました」とあります。

冬の雪景色の中の鶴の湯温泉。屋根に雪が厚く積もった木造の建物が並び、周りの地面も木々も雪で白くおおわれている
秋田県仙北市の鶴の湯温泉(2007年12月撮影)写真: Fumiaki Yoshimatsu from Tokyo, Japan(CC BY-SA 2.0、Wikimedia Commons)

鶴の湯は秋田藩主の湯治場で、警護の武士が詰めた茅葺き屋根の長屋「本陣」が今も残っています(組合の鶴の湯のページ)。組合のトップページは温泉郷を「ブナの原生林で生まれたての酸素を深呼吸」と紹介していて、妙乃湯の英語の案内にも、湯上がりにブナの森の小道を歩く過ごし方が載っています。

秋田の名物のきりたんぽ鍋を、本場の大館でたんぽを焼くところから鍋に仕立てるまでは、大館のきりたんぽ鍋の記事に書いています。

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