名古屋から特急ひだに乗れば乗り換えなしで下呂駅に着き、温泉街へは駅から徒歩3分です。駅の中と駅前には手湯があり、降りてすぐ下呂の湯に手を浸せます。
名古屋から特急ひだで下呂駅へ
下呂温泉へ向かう特急は、名古屋駅から高山本線に入る「ひだ」です。岐阜県の観光公式サイトの案内では、ひだが停まる主な駅は高山・下呂・美濃太田・岐阜です。下呂は温泉街の玄関口の駅で、高山へ行くひだに乗っていれば、途中の下呂で降りられます。
名古屋〜下呂の所要時間と、定期のひだの1日の本数は未確認です。乗る列車はJR東海の時刻検索で決めてください。
秋はJR東海が、2026年10月1日から11月30日までの間に、下呂・高山方面への臨時特急ひだを計48本走らせています。これからの日では、ひだ81号(名古屋10:18発、高山13:00着)が10月31日と11月1日、ひだ83号(名古屋13:38発、高山16:24着)が11月3日と11月21〜23日に走ります。下呂に着く時刻は、時刻検索で確かめてください。
きっぷを受け取らずに乗る特急券の買い方
名古屋〜下呂のひだの特急券は、JR西日本の予約サイト「e5489」で買うJR東海チケットレス特急券で、普通車指定席が大人2,390円、小人1,190円です。グリーン車は大人4,660円、小人3,730円。どれも通常期の発売額で、閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しになります。予約は乗る日の1ヶ月前から、列車が出る2分前までできます。特急券だけの値段なので、乗車券は別に要ります。
ここからの早特3と早特7の額は、どちらも2025年7月16日の発表のときの予定額です。早く決められるなら、乗車日の3日前まで買える「特急チケットレス早特3」が、名古屋〜下呂の普通車指定席で大人2,060円です。ただし毎年4月27日〜5月6日、8月10日〜19日、12月28日〜翌年1月6日は使えません。新幹線と乗り継ぐなら「特急チケットレス早特7」があります。「EXサービス」で名古屋着の新幹線を予約したあと、予約完了の画面などにある「EX旅先予約」からe5489に進んで買う切符で、EXサービスの会員でWESTER会員でもある人が対象です。乗車日の7日前まで買え、名古屋〜下呂の普通車指定席が大人1,510円です。
乗車券の側は、JR東海の2025年7月の発表で、サービス開始日の2025年10月1日から、TOICAの利用エリアの外にある高山本線の下呂・高山・飛騨古川の3駅でも、特急ひだに乗るときはTOICAが使えるようになるとされています。普通列車で使えるのは、この3駅どうしの間と、岐阜〜美濃太田間の各駅とこの3駅の間に限られます。チケットレス特急券と合わせれば、スマートフォンの画面が特急券になり、改札はTOICAをタッチして通るので、駅できっぷを受け取らずにひだに乗れる、というのが発表の説明です。ただ、下呂温泉観光協会のサイト(2026年9月の保存分)には「下呂駅は、TOICA等の交通系ICカードはご利用になれません」という案内が載っています。TOICAで乗るつもりなら、今の扱いをJR東海で確かめてください。
ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、年末年始は、臨時列車も含めて全てのひだが全運転区間で全席指定席になり、自由席特急券ではひだに乗れません。指定席が満席のときは、駅の窓口で立席特急券(自由席特急券と同額・数量限定)を買えますが、e5489では買えません。2026年度の期間の日付は、JR東海の在来線のページで確かめてください。
東京からは新幹線で名古屋に出て乗り換える
東京からは東海道新幹線で名古屋まで行き、ひだに乗り換えます。EXサービスとWESTER会員の両方に入っていて、乗車日の7日前までに決められるなら、上に書いた早特7が使えます。東京〜名古屋の所要時間は未確認です。
HC85 系の窓から中山七里を見る
ひだはハイブリッド方式のHC85系で走り、デッキには沿線の伝統工芸品を見られる「ナノミュージアム」があります。設備と行き先の駅は特急ひだの行き先の駅とチケットレス特急券の区間、HC85系の設備にまとめました。
窓の外で見たいのは、下呂市にある飛騨木曽川国定公園の景勝地、中山七里です。約28キロメートルの行程に春の桜、秋の紅葉、奇岩怪石が続き、下呂市の案内には「車・列車の車窓から絶景が臨めます」とあります。
下呂駅から徒歩3分、足湯のある温泉街を歩く
駅のすぐ隣には下呂市総合観光案内所があり、温泉街の地図がもらえます。温泉街には無料の足湯が点在し、3つの共同浴場で外湯に入れます。

飛騨川の河川敷にある噴泉池は、下呂市が下呂温泉のシンボルとして挙げる場所で、源泉に触れたり写真を撮ったりできます。ただし2021年12月1日から入浴はできません。
湯に入るなら、下呂市が日帰り入浴施設として挙げる白鷺の湯があります。洋館風の白い建物にヒノキ風呂の内湯があり、玄関前には「ビーナスの足湯」があります。下呂市の案内では、大人430円、10時から20時45分(受付は20時まで)、毎週水曜休み(祝日なら翌日)です。旅館のお風呂も回りたいなら、同じ下呂市の案内にある湯めぐり手形が1枚2,500円で、加盟旅館(約15軒)から3か所を選んで入れ、購入日から6ヶ月使えます。
食べるものなら、下呂市が「下呂温泉の新名物」と紹介するトマト丼です。甘辛く煮込んだ飛騨牛と舞茸の上に、ざく切りのトマトをのせます。下呂市の特産品の案内では、市内の標高600m前後の場所は昼と夜の寒暖差が大きく、そこで採れるトマトが甘みの多い夏秋トマトとして人気だと紹介しています。
下呂市の紹介では、江戸時代の儒学者林羅山が下呂温泉を有馬、草津とともに「天下の三名泉」と称しました。湯はアルカリ性単純温泉です。