新幹線を新大阪で降りると有馬温泉まで約1時間10分、新神戸まで乗って降りれば約30分です。新神戸からは地下鉄で谷上へ、神戸電鉄に乗り換えて有馬口へ、有馬口でもう一度乗り換えて有馬温泉駅に着きます。どちらの時間も、神戸観光局の有馬温泉のサイトが交通案内に載せている目安です(2026年10月26日に確認)。
新神戸から谷上まで、市営地下鉄の北神線
新神戸駅から谷上駅までの7.5kmは、神戸市営地下鉄の北神線です。この区間はもとは北神急行電鉄の北神線で、神戸市が阪急電鉄グループから資産などを譲り受け、2020年6月1日に市営地下鉄として運行を始めました。神戸市交通局の説明では、このとき谷上駅から三宮駅までの運賃が550円から約半額の280円に下がりました。今の新神戸駅から谷上駅までの運賃は、神戸市交通局の料金の案内で確かめてください。
谷上から神戸電鉄で有馬口、有馬温泉駅へ
谷上駅から先は神戸電鉄です。谷上から有馬温泉までの運賃と、電車が何分おきに走るかは、神戸電鉄のサイトの運賃検索と時刻表検索で調べられます。帰りの電車も、有馬温泉駅の時刻表で先に見ておけます。
大阪・三宮・三田からの乗り継ぎ
新幹線を新大阪駅で降りた場合は、JR神戸線で三ノ宮駅へ出て、地下鉄で谷上駅へ向かいます。JR大阪駅からも同じくJR神戸線で三ノ宮駅へ出て、地下鉄で谷上駅、神戸電鉄で有馬口駅を経て、有馬温泉駅まで約1時間。阪急・地下鉄・神戸高速の三宮駅からは、地下鉄で谷上駅へ出て約30分です。
阪急・阪神の梅田駅からは神戸高速鉄道の新開地駅まで行き、新開地から神戸電鉄で谷上、有馬口と進んで約1時間20分かかり、朝夕には新開地発有馬温泉行きの直通電車もあります。ここまでの時間と直通電車のことは、どれも神戸観光局の有馬温泉のサイトの交通案内にあります。
谷上を通らない道もあります。JR福知山線の三田駅から神戸電鉄に乗り、有馬口駅で乗り換えて有馬温泉駅へ向かう道で、福知山駅から来るなら約2時間15分です。大阪国際空港(伊丹)からは、大阪モノレールの蛍池駅、阪急宝塚本線の宝塚駅を経てJR福知山線で三田駅へ出る道が約1時間30分。同じ空港から阪急バスで有馬温泉へ直接行けば約30分、宝塚駅から阪急バスに乗り継ぐ道は約50分です。新神戸駅からは、三宮バスターミナルを経て有馬温泉へ行く高速バスの有馬エクスプレス号も出ています。
太閤の湯クーポンとおもてなしきっぷ
太閤の湯に入る日なら、神戸電鉄の「有馬温泉 太閤の湯クーポン」が使えます。神戸電鉄各駅(新開地を除く)から有馬温泉駅までが1日乗り放題になる乗車券に、有馬温泉 太閤の湯の入館券と館内で使える優待券が付いて、大人のみ2,600円です。発売は2026年4月1日から2027年3月31日までで、枚数に限りがあります。太閤の湯の休館日と臨時休館日は使えず、この先では2027年1月6日が休館日で、2027年1月1日から3日に使うときは500円を足します。谷上駅、有馬口駅、有馬温泉駅などの主要駅の窓口と、セブン-イレブンの神鉄谷上駅店などで売っています。
神戸電鉄の「おもてなしきっぷ」は、神戸電鉄全線(神戸高速線を除く)が1日乗り放題になる神鉄版が大人1,400円・小児1,000円、神戸市営地下鉄全線にも乗れる神戸市営地下鉄・神鉄版が大人のみ2,000円です。新神戸から地下鉄で来るなら、地下鉄にも乗れるのは神戸市営地下鉄・神鉄版のほうです。沿線の飲食店や施設で使える「おもてなしメニュー引換券」が付きます。発売は2026年7月11日から2027年1月11日までで、神戸市営地下鉄・神鉄版は神戸市営地下鉄の各駅窓口でも買えます。
有馬温泉駅から金の湯まで歩いて5分、銀の湯まで10分
有馬温泉駅から金の湯までは徒歩5分、銀の湯までは徒歩10分です。金の湯・銀の湯のサイトの交通アクセスの案内にある数字で、そのページは令和5年6月30日現在のものです。神戸観光局の泉質の案内は、日帰りで利用できる公共の外湯としてこの2か所を挙げ、有馬の湯を鉄分と塩分を含む有馬温泉古来の金泉と、炭酸を含む銀泉などに分けています。

金の湯の湯は金泉で、泉質は含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉です。無色透明の湯ですが、金の湯のページの泉質の欄には「湧出直後に茶褐色に濁る」とあります。開館は8時から22時まで(最終受付21時30分)、休みは第2・第4火曜日(祝日は営業して翌日休み)と1月1日です。大人は800円で、平日は650円になります(年末年始・ゴールデンウィーク・お盆などの繁忙日を除く)。
金の湯の横には、無料で入れる足湯があります。15分ほど浸かると全身が温まるといい、金の湯の紹介には、毎日入りに来る地元の人の「足や体が軽くなるよ」という声が載っています。足湯は金の湯の営業時間に合わせて開き、休みも金の湯と同じ第2・第4火曜日です。
銀の湯のページには、銀の湯と太閤の湯殿館の工事による休館のお知らせが出ています。休館の時期は、出かける前にこのお知らせで確かめてください。営業している日なら、銀の湯の湯は炭酸泉とラジウム泉で、開館は9時から21時まで(最終受付20時30分)、休みは第1・第3火曜日(祝日は営業して翌日休み)と1月1日。大人は700円、平日は550円です。男湯のサウナは機械の不調で休止中です。どちらの時間と料金も、2026年10月26日に見た公式サイトの表示です。金の湯と両方に入れる2館券(1,200円)も、銀の湯の休館の時期を確かめてから買ってください。
温泉街からは六甲有馬ロープウェーも出ていて、ロープウェーの有馬温泉駅と六甲山頂駅を12分で結び、片道は大人1,400円です(2026年10月26日は通常どおり運行)。
名物の炭酸せんべいは、明治40年、こんこんと湧いていた炭酸水に目を付けて生まれたと伝えられています。神戸観光局の名物の紹介では、小麦粉を炭酸水で溶き、砂糖と塩で味を付けただけの素朴なせんべいで、気温や湿度で微妙に変わる味の調整に職人の技が光るといいます。