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屋内出展施設「はなめぐり」の中身:全期間21者と9日ごとに入れ替わる227者、公式参加者約20者。ドバイと大阪の組子ファサードは9月末に組み上がる

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屋内出展施設「はなめぐり」の完成イメージ。白い立体格子の組子ファサードが建物全体を覆い、前の広場を人が歩いている
屋内出展施設「はなめぐり」の完成イメージ(図: 永山祐子建築設計) TSP太陽 プレスリリース 2026.09.15(PR TIMES)より。図: 永山祐子建築設計

編集部のひとこと

227者が9日間ごとに入れ替わる屋内展示は、単純に割れば1回に10者ほどが並び、会期中に20回以上入れ替わる計算です。同じ建物に2度入っても中身が違う施設で、当サイトの7月時点の一覧(屋内通期19件)から通期の出展も2者増えています。外装の組子はドバイ、大阪に続く3か所目の使い道です。

発表の要点

出典: TSP太陽 プレスリリース「GREEN×EXPO 2027 屋内出展施設『はなめぐり』に愛称が決定! ドバイ万博、大阪・関西万博から横浜へ受け継がれる組子ファサードの最新状況を公開」(2026年9月15日、PR TIMES) 出典: GREEN×EXPO協会 プレスリリース「公募したテーマ館・園芸文化館・屋内出展施設の愛称が決定」(2026年9月15日、PR TIMES)

  • 屋内出展施設の設計・施工を共同企業体で受託している TSP太陽株式会社と有限会社永山祐子建築設計が 2026 年 9 月 15 日、GREEN×EXPO協会(公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)による愛称「はなめぐり」の決定にあわせて、完成イメージと施工現場の状況を公開した。
  • 施設の中身: テーマは「訪れるたびに新たな感動」。会期の 192 日間、国内外の花・緑出展者と、外国政府・国際機関の展示を行う。花・緑出展は全期間の出展が 21 者、9 日間ごとに入れ替わる短期間の出展が 227 者。外国政府・国際機関の公式参加者は約 20 者で、全て全期間。協会が発注する来場者向けの施設としては会場で最大の建物。
  • 組子ファサード: 2020 年ドバイ万博の日本館と、2025 年大阪・関西万博のウーマンズ パビリオン(カルティエとの共同館)で使った組子ファサードを再利用する。組子ファサードは日本の麻の葉文様と中東のアラベスクを組み合わせた立体格子で、ドバイの日本館のために永山祐子建築設計が設計した。TSP太陽が持つリース部材と組み合わせ、壁面には映り込みで奥行きを出すミラー膜を使う。
  • 工事の進み方: 2026 年 7 月末から現地で組子ファサードの施工を始め、9 月末に組子ファサードの竣工、年内に建物全体の竣工を予定している。太陽グループの太陽工業の膜材も使う。
  • 永山祐子さんのコメント: 2018 年のドバイ万博日本館の提案時から、パビリオンの大規模な再利用を構想していた。5 年ごとに場所を変えて新しい建物を建てて終わる万博のパビリオンへの疑問が出発点。2024 年末の公募型プロポーザルに TSP太陽と組んで応募して採択され、大阪・関西万博の会期中に次の施設の設計を進め、閉幕の翌日から再利用のための解体を始めた。解体が決まっている建築だからこそ別の場所で生かせる、という考えを「動く建築」と呼んでいる。大阪・関西万博のパナソニックグループの「ノモの国」も、東邦レオの Village 出展施設として再利用される予定と触れている。
  • プロジェクトの体制: 事業主は協会。基本設計・実施設計は永山祐子建築設計、施工・設計監理は TSP太陽、組子ファサードの構造設計はオーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン、植栽計画は荻野景観設計。
  • 発表に書かれていないこと: 建物の面積、短期間出展の入れ替えの日程、館内の展示の並び方。
施工中の「はなめぐり」。白い立体格子の組子を高所作業車で組み上げている現場の写真
組子ファサードの施工現場(2026 年 9 月時点の状況として公開された写真)TSP太陽 プレスリリース 2026.09.15(PR TIMES)より。写真: OMOTE Nobutada

編集部の考え

数字を割ってみます。短期間の出展 227 者が 9 日間ごとに入れ替わる。会期 192 日を 9 日で割ると 21 回ほどの入れ替えで、1 回あたり 10 者ほどが並ぶ計算です。全期間の 21 者と公式参加者約 20 者は据え置きで、館の半分ほどが 9 日ごとに変わる、という施設です。「はなめぐり」という愛称が「訪れるたびに新しい景色」を表すと協会は説明していますが、その中身がこの数字です。

当サイトの屋内(通期)出展の一覧は 2026 年 7 月 1 日時点で 19 件でした。今回の 21 者は 2 者増えています。どこが増えたかは発表に無いので、出展者一覧の更新を見て記事を直します。

もう一つは建物そのものです。組子ファサードはドバイ、大阪に続いて 3 か所目で、当サイトの万博のパビリオンはどこへ移ったかで追ってきた「建物の再利用」が、横浜の会場ではノモの国と、この組子の 2 つになります。大阪・関西万博でウーマンズパビリオンの白い格子を見た人は、同じ部材を横浜で見ることになります。9 月末に外装が組み上がるので、会場の外から見える最初の建物の一つになると思います。

行く人へのヒント

  • 「はなめぐり」は 9 日ごとに中身が変わる施設です。行く日の出展者を知りたい人は、入れ替えの日程が発表されてから来場日時予約を入れてください。
  • 会期中に 2 回以上行くつもりなら、この施設は毎回違う展示に当たります。通期パスの考え方が参考になります。
  • 大阪・関西万博に行った人は、ウーマンズパビリオンの組子とノモの国の 2 つの「見覚えのある建物」を探せます。万博から横浜へ来るものの一覧は大阪・関西万博に行った人のための横浜花博にあります。
  • 愛称の由来と、同じ日に決まった「ねっこ」「いろはにわ」は3 施設の愛称の記事で。

花博に行く前に決める 4 つ

  1. 1 券種を選ぶ早割は3月18日まで
  2. 2 来場日時を予約9月18日 受付開始
  3. 3 バスか駐車場を予約同じく9月18日から
  4. 4 宿を押さえる PR 楽天トラベルで横浜駅の周辺を探す

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