2026年10月16日時点で、アジアからはインドや韓国、中国など16か国がGREEN×EXPO 2027に参加を表明しています。数字は、GREEN×EXPO協会(正式名称:公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)と外務省が公表した一覧によります。どちらも、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)に参加を表明した国と国際機関を挙げています。このうち8か国は、協会との公式参加契約の調印が発表されています。
公式参加契約を結んだ国
2026年9月時点で、GREEN×EXPO協会との公式参加契約の調印が発表されているアジアの国は8か国です。タイ王国・インド・フィリピン共和国に続いて、ネパール・ブータン王国・大韓民国・マレーシア・キルギス共和国の調印も発表されました(調印日は国ごとの項にあります)。3か国はいずれも当サイトに個別記事があります。
国ごとの参加状況(アジア16か国)
各国の参加状況と、外務省の基礎データにある首都・人口・言語は次の表です。この16か国のうち、展示の方向性が発表されているのはタイ王国・インド共和国・フィリピン共和国の3か国だけで、表のあとに載せています。ほかの13か国は、2026年10月時点で展示の公式情報が出ていません。表の「協会発表」は、協会が調印を発表したものの、発表文に調印日が書かれていない国です。
| 国 | 公式参加契約 | 首都 | 人口 | 言語 |
|---|---|---|---|---|
| 1. インド共和国 | 協会発表 2026年4月6日(発表、ルクセンブルクと同日) | ニューデリー | 約14億5,094万人(2024年、世界銀行) | ヒンディー語(連邦公用語) |
| 2. インドネシア共和国 | 未発表(2026年9月時点) | ジャカルタ(人口1,067万人) | 約2.79億人(2023年、インドネシア政府統計) | インドネシア語(公用語) |
| 3. キルギス共和国 | 2026年6月30日に調印(協会の発表は2026年7月27日) | ビシュケク | 730万人(2025年、国連人口基金) | キルギス語(国語)、ロシア語(公用語) |
| 4. 大韓民国 | 2026年4月29日に調印(協会の発表は2026年5月29日) | ソウル | 約5,177万人(2023年、韓国統計庁) | 韓国語(公用語) |
| 5. タジキスタン共和国 | 未発表(2026年9月時点) | ドゥシャンベ | 1,080万人(2025年、国連人口基金) | タジク語(公用語)、ロシア語も広く使用 |
| 6. タイ王国 | 協会発表 2025年10月15日(発表) | バンコク | 6,605万人(2025年) | タイ語(公用語) |
| 7. 中華人民共和国 | 未発表(2026年10月時点) | 北京 | 約14億人(外務省の基礎データ、2023年9月) | 中国語(公用語) |
| 8. トルクメニスタン | 未発表(2026年9月時点) | アシガバット | 760万人(2025年、国連人口基金) | トルクメン語(公用語)、ロシア語も広く通用 |
| 9. ネパール | 協会発表 2025年6月30日(発表、調印日は公表なし) | カトマンズ | 2,965万1,054人(2024年、世界銀行) | ネパール語(公用語、124の言語グループ) |
| 10. 東ティモール民主共和国 | 未発表(2026年9月時点) | ディリ | 約139万人(2023年、東ティモール政府統計) | テトゥン語及びポルトガル語(公用語) |
| 11. フィリピン共和国 | 協会発表 2026年6月4日(発表) | マニラ | 1億1,272万9,484人(2024年、フィリピン国勢調査) | フィリピノ語(国語)、フィリピノ語及び英語(公用語) |
| 12. ブータン王国 | 2026年3月17日に調印(協会の発表は2026年4月23日) | ティンプー | 約78.6万人(2023年、世界銀行) | ゾンカ語(公用語) |
| 13. ベトナム社会主義共和国 | 未発表(2026年9月時点) | ハノイ | 約1億30万人(2023年、越統計総局) | ベトナム語(公用語) |
| 14. マレーシア | 2026年5月29日に調印(協会の発表は2026年6月23日) | クアラルンプール | 約3,440万人(2026年、マレーシア統計局) | マレー語(国語)、中国語・タミール語・英語も使用 |
| 15. モンゴル国 | 未発表(2026年9月時点) | ウランバートル | 約359.1万人(2025年、モンゴル国家統計局) | モンゴル語(国家公用語) |
| 16. ラオス人民民主共和国 | 未発表(2026年9月時点) | ビエンチャン | 758.2万人(2023年、ラオス統計局) | ラオス語(公用語) |
インド共和国の展示は、生命のつながりを重んじる思想やヨガの要素を踏まえた園芸文化を紹介する方向です。くわしくは個別記事「GREEN×EXPO 2027 インド共和国」をご覧ください。

タイ王国の展示は、味覚・香り・視覚・音を使った体験で、土壌の再生や地域の活性化などタイの持続可能な取り組みを紹介する方向です。くわしくは個別記事「GREEN×EXPO 2027 タイ王国」をご覧ください。

フィリピン共和国の出展テーマは「Bukás: Gardens of the Bayanihan Spirit」です。「Bukás」はフィリピン語で「開かれた」と「明日」を意味し、自然・革新・協働に開かれた国という思いを込めた言葉です。くわしくは個別記事「GREEN×EXPO 2027 フィリピン共和国」をご覧ください。

編集部の考え
アジアの参加表明国は、東南アジアと南アジアの国が目立ちます。大阪・関西万博でタイやインドの展示を見た人は、横浜の展示と見比べる楽しみがありそうです。タイは2029年にコラート国際園芸博覧会の開催を控えていて、横浜への参加はその準備も兼ねているのかもしれません。ただ、16か国のうち13か国はまだ展示の方向が発表されておらず、どんな展示になるかは分かりません。
参加国全体の一覧は特集ページ「参加国ガイド」からも確認できます。