- 株式会社サカタのタネ(横浜市)が 2026 年 9 月 15 日、GREEN×EXPO 2027 の花・緑出展としてグループで行う 5 つの展示の詳細を特設サイトで公開し、あわせて出展のキービジュアルを発表した。
- 庭園「百花菜覧」(屋外): 横浜の空や海を思わせる青系の花壇、中央のオブジェを季節の花が囲む花壇、和風モダンな花壇、野菜・ハーブ・草花を一緒に植えたポタジェ。同社が開発した約 160 品種の花と約 20 品種の野菜を中心に、季節ごとに植え替える。
- オブジェ「ミライのハナ」: 庭園の中央に置く、この世にまだ存在しない花を表したオブジェ。色は空や海を思わせる濃縹(こきはなだ)色と、生命の息吹を表す萌黄(もえぎ)色。花びらの模様は金継ぎから着想を得て、異なる文化や技術が重なり合う様子を表す。
- 特設館「旅するタネと私」(屋外出展): 見る・聞く・触れる・香る体験でタネの世界を紹介する。タネの実物展示、一粒のタネから広がる未来を描いた約 3 分の映像、種苗会社の仕事を体験するコーナー。外壁は植物のイラストで埋める。
- 屋内出展(短期間、5 月)「幸せの丘・ファームテーブル」: カンパニュラを主役に、花の丘と食卓を組み合わせた空間。
- 屋内出展(短期間、7 月)「花と夢のなる木・花の咲く小径」: 樹木と、色や形の違うトルコギキョウを使った展示。
- サカタのタネ グリーンサービス(屋外出展)庭園「自然と溶け合う理想の暮らし」: ビオトープの川に沿って、宿根草・一年草の鮮やかな景観から、在来種を多く使った自然な景観へ移り変わる庭。
- キービジュアル: 2026 年 7 月に発表した出展コンセプト「世界を動かす、タネをまこう。」をイラストにしたもの。一粒のタネから出た双葉から始まり、植物、暮らし、社会、未来へと広がる絵。特設サイトも作り直し、社員の話を載せた「プロジェクトストーリー」を公開した。今後「展示予定の植物」などを順次載せる。
- 発表に書かれていないこと: 各展示の会場内の位置、特設館に入るのに予約が要るか、5 月と 7 月の屋内展示の具体的な日付。

編集部の考え
横浜で創業した種苗会社が、地元の博覧会に 5 つ出す。当サイトの神奈川県内の花・緑出展では、サカタのタネを「屋外・屋内(短期)」、グリーンサービス社を「屋外」と区分だけで書いてきましたが、今回で中身が全部見えました。屋外が 2 つ(庭園と特設館)、屋内の短期が 2 回(5 月と 7 月)、グループ会社の庭園が 1 つ、という内訳です。
数字で目を引くのは庭園の約 160 品種の花と約 20 品種の野菜です。自社で開発した品種を中心に植えると書いてあるので、品種名の札を見ながら歩ける庭園になると思います。家庭で育てたことのある花の名前を会場で探す、という楽しみ方ができる場所です。
屋内の短期展示が 5 月と 7 月の 2 回に分かれているのは、屋内出展施設「はなめぐり」の短期出展が 9 日間ごとに入れ替わる仕組みだからです(同日発表の「はなめぐり」の記事)。5 月のカンパニュラと 7 月のトルコギキョウでは花が違うので、1 回の来場では片方しか見られません。屋外の庭園も季節で植え替えるので、この出展は複数回の来場で差が出る型です。
会場内の位置は書かれていません。屋外の花・緑出展の場所がまとまって発表されれば、行く順路が組めます。
行く人へのヒント
- 屋内の短期展示は 5 月と 7 月で中身が違います。カンパニュラなら 5 月、トルコギキョウなら 7 月です。具体的な日付は特設サイトの更新を待ってください。
- 庭園「百花菜覧」は季節ごとに植え替えます。春と夏の両方を見るなら、通期パスの考え方を読んでから券を選んでください。
- 神奈川県内のほかの花・緑出展者と展示区分は神奈川県内の花・緑出展にあります。
- 特設サイトの「展示予定の植物」が出たら、自分の庭にある花があるか探してみてください。

編集部のひとこと
横浜で創業した種苗会社が、地元の博覧会に庭園・特設館・屋内の短期展示 2 回・グリーンサービス社の庭園の 5 つを出します。庭園の約160品種は品種名を見て歩ける規模で、屋内の展示は 5 月と 7 月で中身が変わります。会場内の位置と特設館の予約の要否は未公表です。