米州からGREEN×EXPO 2027への参加を表明した国は、アメリカ合衆国、エクアドル、コロンビア、ボリビア、パナマ、ハイチの6か国です。GREEN×EXPO協会(公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)が公表した参加表明国の一覧(2026年9月9日付)と、外務省の一覧(2026年9月7日時点)に基づいています。コロンビアは、この2026年9月9日付の一覧で新たに加わりました。6か国のうち、協会と公式参加契約を調印済みなのはアメリカ合衆国だけです。
GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)は、2027年3月19日から9月26日まで、横浜市瀬谷区・旭区の旧上瀬谷通信施設の一部で開かれます。国ごとの説明は外務省の基礎データと協会の発表をもとにしており、いずれも2026年9月時点の情報です。
北米の参加国
アメリカ合衆国
アメリカ合衆国は、2026年1月14日付でGREEN×EXPO協会と公式参加契約を調印しました(発表は同2月6日)。G7参加国として初めての調印です。出展は米国植物園(USBG)が主導し、米国公共庭園協会(APGA)が協力します。米国植物園は、米国議事堂建築監(AOC)の管轄下にあります。出展テーマは「幸せの追求」です。外務省の基礎データによると、首都はワシントンD.C.、人口は約3億4,235万人(2026年2月、米統計局推計)、言語は主として英語です。米国については「アメリカ合衆国の記事」で詳しく書いています。
中米・カリブの参加国
パナマ共和国
パナマ共和国は参加表明国の一覧に載っています。2026年9月時点で公式参加契約は調印されておらず、展示の公式情報も発表されていません。外務省の基礎データによると、首都はパナマシティー、人口は約451万人(2024年、世銀)、言語はスペイン語です。パナマと日本は経済の関係が深く、日本はパナマ運河の主要利用国のひとつです。日本船舶の約6割はパナマ船籍です。2020年のOECD/DAC統計では、パナマへの援助国の首位は日本です。
ハイチ共和国
ハイチ共和国も参加表明国の一覧に名前があります。2026年9月時点で公式参加契約は未調印で、展示の公式情報も発表されていません。外務省の基礎データでは、首都はポルトープランス、人口は1,158万人(2022年、世銀)、言語はフランス語とハイチ・クレオール語(共に公用語)です。2010年のハイチ大地震を受けて、日本は2010年2月から2012年12月まで自衛隊施設部隊をハイチPKOに派遣しました。2019年3月末までに、総額3.2億ドル超の復興・開発支援も行いました。
南米の参加国
エクアドル共和国
エクアドル共和国は参加表明国の一覧に載っています。2026年9月時点では、公式参加契約の調印も、展示の公式情報の発表もまだありません。外務省の基礎データでは、首都はキト、人口は1,828万人(2025年、世銀)、言語はスペイン語(ほかにケチュア語、シュアール語等)です。
コロンビア共和国
コロンビア共和国は、GREEN×EXPO協会が公表した2026年9月9日付の参加表明国一覧で新たに加わりました。2026年9月時点で公式参加契約は調印されておらず、展示の公式情報も発表されていません。外務省の基礎データによると、首都はボゴタ、人口は5,342万人(2025年、世銀)、言語はスペイン語です。
ボリビア多民族国
ボリビア多民族国も参加表明の段階にあり、2026年9月時点で公式参加契約は結ばれていません。展示の公式情報も出ていません。外務省の基礎データによると、首都はラパス(憲法上の首都はスクレ)、人口は1,258万人(2025年、世銀)、言語はスペイン語及びケチュア語・アイマラ語を中心とする先住民言語36言語です。2025年11月に就任したパス大統領は、先進諸国との関係改善を掲げています。
編集部の考え
米州6か国のうち、公式参加契約まで進んだのはアメリカ合衆国だけです。旧米軍施設の跡地で開かれる博覧会に米国が最初に応じたことは、土地の歴史を考えると意味のあることだと思います。展示は公共庭園が中心になりそうです。中南米5か国はいずれも参加表明の段階で、展示の公式情報はまだ発表されていません。コロンビアは9月の一覧更新で加わったばかりです。パナマやハイチのように、経済や協力の面で日本と関係の深い国も入っているので、公式参加契約まで進むかどうかが気になっています。
調印や展示の発表があれば、それぞれの国の説明に書き足します。参加国の一覧は特集ページ「参加国ガイド」にあります。会期や会場への行き方、チケット、宿は「横浜花博 2027 のページ」で確かめられます。
