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花博の先輩をたずねる旅:1990年大阪「花の万博」鶴見緑地と、淡路・浜名湖の跡地を鉄道でめぐる

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本文の価格・時刻・日程は2026年9月11日時点の公式発表に基づきます。予約の直前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

1990年に大阪で開かれた花博のメインパビリオン「咲くやこの花館」は、今も大阪市の植物園として営業しています。2000年の淡路島と2004年の浜名湖で開かれた園芸博の会場跡も、公園になっていて入園できます。開園時間・料金・行き方は、各施設の公式サイトで確認できた範囲で書いています。

GREEN×EXPO 2027(横浜花博)は、2027年3月19日から9月26日まで、横浜市瀬谷区・旭区で開かれます。GREEN×EXPO協会(公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)の公式サイトによると、日本でA1クラスの国際園芸博覧会が開かれるのは、1990年の大阪「国際花と緑の博覧会」以来です。

1. 早見表

年・名称今の施設開園・開館時間料金最寄駅
1990年 国際花と緑の博覧会花博記念公園鶴見緑地(咲くやこの花館)公園は山のエリアのみ9:00〜17:30(11〜3月は16:30まで)、花館は10:00〜17:00公園は無料、花館は大人500円Osaka Metro長堀鶴見緑地線 鶴見緑地駅
2000年 ジャパンフローラ2000国営明石海峡公園 淡路地区9:30〜17:00(入園券販売16:00まで。季節により変動)大人(高校生以上)450円鉄道なし。JR舞子駅・三宮駅からバス
2004年 パシフィックフローラ2004(浜名湖花博)浜名湖ガーデンパーク8:30〜17:00(4・5月のみ)/8:30〜18:00無料JR浜松駅からバス約60分

国土交通省の資料「国際博覧会と国際園芸博覧会の関係」によると、国際園芸博覧会にはAIPH(国際園芸家協会)承認のクラス区分があります。最大の区分はA1(世界園芸博覧会)です。開催期間は3〜6か月、最低面積は50haで、BIE(国際博覧会事務局)の承認も必要です。1990年大阪と2027年横浜はこのA1に、2000年淡路と2004年浜名湖はその次のB(旧A2・B1)に区分されています。

2. 大阪・鶴見緑地(1990年「国際花と緑の博覧会」の跡地)

1990年4月から9月まで、大阪市の鶴見緑地で「国際花と緑の博覧会(EXPO’90)」が開かれました。会場のメインパビリオンとして建設されたのが「咲くやこの花館」です。咲くやこの花館の公式サイトによると、1987年6月に着工、1989年3月に完成し、会期中の来館者数は405万2,557人でした。博覧会終了後の1991年4月27日に大阪市の運営で再オープンし、今も営業しています。

開館時間は10:00〜17:00(入館は16:30まで)、休館日は月曜(休日の場合は翌平日)と年末年始(12月28日〜1月4日)です。入館料は大人(高校生以上)500円、中学生以下と障がい者手帳等の提示者は無料、大阪市内在住の65歳以上も証明があれば無料です。支払いは現金とPayPayのみです。

大阪市の公式サイトによると、当時の会場には60の国・地域・国際機関による国際庭園が設けられ、状態の良いものは原則として残す方針がとられました。今の花博記念公園鶴見緑地の「山のエリア」には、バラ園・日本庭園・国際庭園があります(鶴見緑地公式サイト)。公園自体は入園無料で、休園日はありません。開園時間は「山のエリア」が4〜10月9:00〜17:30、11〜3月9:00〜16:30で、それ以外のエリアは24時間入園できます。

最寄駅は大阪メトロ長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅で、駅を出てすぐです。大阪メトロの公式ニュースによると、鶴見緑地線(現・長堀鶴見緑地線)は1990年の花博の開催にあわせて開業した路線です。大阪駅からは、JR大阪環状線で京橋駅へ行き、長堀鶴見緑地線に乗り換えます。新大阪駅からは、御堂筋線で心斎橋駅まで行き、長堀鶴見緑地線に乗り換えます(乗換路線は大阪メトロの各駅ページで確認しました)。

3. 淡路島・国営明石海峡公園(2000年「ジャパンフローラ2000」の跡地)

淡路島では、2000年3月から9月まで「国際園芸・造園博『ジャパンフローラ2000』」が開かれました。公式サイトによると、会場になったのは国が管理する国営明石海峡公園の淡路地区です。

この場所はもともと、関西空港の建設用に土を採取した跡地(約100ヘクタール)でした。自然を回復させる整備が進められ、2002年3月21日に文化・交流ゾーンの一部30.1ヘクタールが供用開始されました。整備は今も続いており、計画面積96.1ヘクタールに対し、開園面積は47.2ヘクタール(2025年5月時点、計画の約49%)です。

開園時間は季節によって変わり、2026年9月時点では9:30〜17:00(入園券の販売は16:00まで)です。入園料は大人(高校生以上)450円、65歳以上のシルバー料金210円、中学生以下は無料です。休園日は公式サイトで確認できませんでした。

淡路島に鉄道はありません。公式サイトのアクセス案内によると、JR舞子駅からは高速舞子バス停まで行き、バスに乗ります。約15分で「夢舞台前」バス停(東浦口ゲートまで徒歩3分)か「聖隷淡路病院前」バス停(淡路口ゲートまで徒歩5分)に着きます。JR三宮駅からもバスがあり、同じバス停まで約45分です。

4. 浜名湖ガーデンパーク(2004年「浜名湖花博」の跡地)

浜松市の公式サイトによると、2004年4月8日から10月11日まで、浜名湖ガーデンパークで「しずおか国際園芸博覧会『パシフィックフローラ2004』(浜名湖花博)」が開かれ、約544万人が来場しました。

今は静岡県営の公園として、入園料・駐車料とも無料で開放されています。開園時間は8:30〜17:00(4・5月のみ)と8:30〜18:00、休園日は年末年始(12月29日〜1月3日)です。園内には、ネパール・中国・韓国・イギリス・イタリアなど各国の伝統的な庭園様式を再現した「国際庭園」があります(公式サイト)。

最寄駅はJR浜松駅とJR舞阪駅です。公式サイトによると、JR浜松駅からはバスで約60分(大人800円・小人400円)です。JR舞阪駅からは2026年3月20日〜6月7日の土日祝などに限り臨時バスが運行されていました。期間限定のため、訪問時は最新の運行状況を公式サイトで確認してください。

5. 新幹線での回り方の例

  • 鶴見緑地(大阪): 新大阪駅から御堂筋線・長堀鶴見緑地線を乗り継いで鶴見緑地駅へ。日帰りしやすい距離です。
  • 淡路島: 新神戸駅で新幹線を降り、三宮駅か舞子駅まで移動してバスに乗り換えます(新神戸から先の経路は各駅の乗り換え案内で確認してください)。
  • 浜名湖ガーデンパーク: 東海道新幹線の停車駅ではJR浜松駅が最寄りです。浜松駅からバスに乗り換えます。

大阪と淡路島は近いので同じ日程で回れますが、浜名湖は離れているため、別の日に訪ねるのが現実的です。

6. 編集部の考え

3つの跡地は、今の残り方がそれぞれ違います。大阪では当時のメインパビリオンだった咲くやこの花館がそのまま植物園として使われていて、博覧会のときの建物に今も入れます。淡路島は国営公園として、博覧会の後も自然を回復させる整備が続いています。今の公園の中心は、当時の展示施設よりも、土を採った土地の再生のほうです。浜名湖ガーデンパークは入園無料の県営公園として開放されていて、各国の庭園様式を再現した国際庭園があります。

横浜花博の会場も、閉幕後は跡地になります。開催から20年以上たった3つの跡地を見ておくと、博覧会のあとに何が残り、どう使われているかを具体的に想像できると思います。

よくある質問

大阪の鶴見緑地に、1990年の花博の建物は残っていますか?

メインパビリオンだった「咲くやこの花館」が、大阪市運営の植物園として今も営業しています。開館時間は10:00〜17:00(入館は16:30まで)で、入館料は大人(高校生以上)500円です。大阪市は、博覧会の国際庭園のうち状態の良いものを原則として残す方針をとりました。いまの公園の「山のエリア」には日本庭園・国際庭園があります。

淡路島の会場跡には鉄道で行けますか?

淡路島に鉄道はありません。国営明石海峡公園(淡路地区)の公式サイトによると、JR舞子駅または三宮駅からバスに乗り換えて向かいます。

浜名湖花博の会場は今どうなっていますか?

浜松市の公式サイトによると、2004年の「パシフィックフローラ2004(浜名湖花博)」は浜名湖ガーデンパークで開催され、約544万人が来場しました。今は入園無料の静岡県営公園として営業しています。

横浜花博(GREEN×EXPO 2027)も同じ区分の博覧会ですか?

国土交通省の資料によると、1990年大阪と2027年横浜はA1クラス、2000年淡路と2004年浜名湖はB(旧A2・B1)クラスに区分されています。

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