東海ブロックの自治体で、GREEN×EXPO 2027の花・緑出展の一覧に載っているのは9件です(2026年7月1日時点)。岐阜県、静岡県、愛知県、三重県と、静岡市、浜松市、名古屋市、富士市、田原市です。
GREEN×EXPO 2027(正式名称は2027年国際園芸博覧会)の開催地は横浜市瀬谷区・旭区の旧上瀬谷通信施設の一部で、会期は2027年3月19日から9月26日までです。主催するGREEN×EXPO協会(公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)は、都道府県・政令指定都市など自治体の出展を「花・緑出展」として募っています。2026年7月1日時点で、自治体による花・緑出展は71件(開催地の神奈川県・横浜市を含む全都道府県、全政令指定都市)です。全国の一覧と地域別の記事は花・緑出展の特集ページにあります。
東海の自治体一覧
出展区分には、屋外の庭園として展示する「屋外出展」と、会場内の屋内施設で展示する「屋内出展」があります。屋内出展はさらに、会期を通して展示する「全期間」と、決まった週だけ展示する「短期間」に分かれます。屋内出展(短期間)の「出展週」は、出典の一覧表にある通し番号です。愛知県と田原市の参加申込は、単独ではなく共同出展の枠組みです。
| 自治体 | 出展区分 | 屋外の場所 | 屋内の出展週 |
|---|---|---|---|
| 岐阜県 | 屋外出展・屋内出展(全期間) | 自治体(東側) | — |
| 静岡県 | 屋内出展(短期間) | — | 第9週 |
| 愛知県(横浜国際園芸博覧会出展あいち実行委員会) | 屋内出展(短期間) | — | 第1週・第27週 |
| 三重県 | 屋外出展・屋内出展(短期間) | 自治体(東側) | 第9週・第21週 |
| 静岡市 | 屋外出展 | 自治体(東側) | — |
| 浜松市 | 屋外出展・屋内出展(短期間) | 自治体(東側) | 第5週・第12週・第16週・第27週 |
| 名古屋市 | 屋外出展 | 自治体(東側) | — |
| 富士市 | 屋内出展(短期間) | — | 第15週 |
| 愛知県田原市(共同出展:JA愛知みなみ) | 屋内出展(短期間) | — | 第1週 |
展示内容が分かっている3件
GREEN×EXPO協会の花・緑出展ページには、東海ブロックのうち静岡市、浜松市、岐阜県の3件について、展示のコンセプトの説明があります。
静岡市(屋外出展)
GREEN×EXPO協会の紹介では、静岡市の出展は次代を担う地元の学生がデザインに関わったものです。静岡市の自然、文化、産業と、次世代の創造力を伝える展示になるとしています。具体的な植栽計画や庭園内の配置は、2026年9月時点で公表されていません。
浜松市(屋外出展・屋内出展短期間)
浜松市について協会は、山・海・川・湖に恵まれ、生物相や植物相も豊かな都市だと紹介しています。多様な人々と文化、産業が発達した都市でもあるという説明です。浜松市が持つ自然・文化・産業の多様性は、多様な生き物が共存する庭園で表現するとしています。屋内出展(短期間)は第5週・第12週・第16週・第27週です。
岐阜県(屋内出展全期間)
岐阜県の屋内出展は、飛騨地方の合掌造りを思わせる茶室風の空間が中心です。協会の発表によると、花苗を敷き詰めた花畳や床の間の花飾り、茶庭、水の流れを配置して、自然豊かな岐阜を表現します。岐阜県産の花きや美濃和紙を使い、岐阜の花産業と伝統文化が感じられる空間にするとしています。屋内出展(全期間)のため、会期を通じて見られる予定です。
なお会場内の自治体による屋外出展の区画は、東側と西側に分かれています。東海ブロックで屋外出展がある岐阜県・三重県・静岡市・浜松市・名古屋市は、いずれも東側の自治体ゾーンです。西側の自治体ゾーンには埼玉県・千葉県・東京都などが区画を持ちます(同じ出典による)。
展示内容が未発表の自治体
静岡県、愛知県(横浜国際園芸博覧会出展あいち実行委員会)、三重県、名古屋市、富士市、愛知県田原市(田原市・JA愛知みなみ)については、2026年9月時点でGREEN×EXPO協会の花・緑出展ページに個別の展示内容の説明が公表されていません。出展区分・屋外の場所・屋内の出展週は、上の表で確かめられます。自治体名は参加申込書の記載によるもので、今後変わる場合があると協会は注記しています。
出展者は2026年3月19日の「GREEN×EXPO 2027開催1年前記者発表会」で最初に公表されました。2026年7月1日時点の一覧には、2025年12月締切で実施した追加公募の内定者も入っています。GREEN×EXPO協会の発表によると、この時点で花・緑出展(企業・団体・個人、自治体)は全体で390件(自治体71件、企業・団体・個人319件)です。花・緑出展(自治体)は必要な予算の成立が前提となるため、変更の可能性があるという協会の注記もあります。
編集部の考え
東海ブロックでは岐阜県と浜松市が先に具体的な展示コンセプトを公表していて、地域の自然や伝統産業を前面に出した庭園になりそうです。愛知県・三重県・静岡県・名古屋市など人口の多い自治体ほど、2026年9月時点では展示内容がまだ固まっていないのだと思います。これらの中身が分かるのは、追加の発表が出てからです。会期や来場方法、チケットと宿のことは横浜花博 2027 のページにまとめています。