大洋州からGREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)への参加を表明しているのは、2026年9月9日時点で5か国です。この数は、GREEN×EXPO協会(正式名称:公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)と外務省が公表した参加表明国・国際機関の一覧によります。
公式参加契約の状況
大洋州で公式参加契約を調印したのは、パラオ共和国だけです(2025年12月22日に調印、協会が2026年3月5日に発表)。ほかの4か国は2026年9月時点で調印の発表がありません。展示内容は、5か国ともまだ発表されていません。
国ごとの参加状況(大洋州5か国)
各国の面積や人口、言語、産業などは、外務省が国ごとに公開している「基礎データ」によります。
| 国 | 公式参加契約 | 面積 | 首都 | 人口 | 言語 |
|---|---|---|---|---|---|
| ソロモン諸島 | 未調印(2026年9月時点) | 2万8,900km²(岩手県の約2倍) | ホニアラ | 819,198人(2024年、アジア開発銀行) | 英語(公用語)、ピジン英語(共通語) |
| ナウル共和国 | 未調印(2026年9月時点) | 21.1km²(東京都品川区とほぼ同じ) | ヤレン | 11,947人(2024年、世界銀行) | 英語(公用語)、ナウル語 |
| パラオ共和国 | 2025年12月22日に調印(協会の発表は2026年3月5日、発表) | 488km²(屋久島とほぼ同じ) | マルキョク | 17,695人(2024年、世界銀行) | パラオ語、英語 |
| フィジー共和国 | 未調印(2026年9月時点) | 1万8,270km²(四国とほぼ同じ大きさ) | スバ | 933,154人(2025年、世界銀行) | 英語(公用語)、フィジー語、ヒンディー語 |
| ミクロネシア連邦 | 未調印(2026年9月時点) | 700km²(奄美大島とほぼ同じ) | パリキール | 113,160人(2024年、世界銀行) | 英語、現地の8言語 |
ソロモン諸島は、1978年7月7日に英国から独立した立憲君主制の国です。主要産業は農業(コプラ、木材)と漁業で、輸出は中国・イタリア・オーストラリア向けが中心です。
ナウル共和国は、GREEN×EXPO協会が公表した2026年9月9日付の一覧で、新たに参加表明国に加わりました。世界でも有数の小さな国です。外務省の基礎データによると、主要産業は鉱業(リン鉱石)ですが、外貨の主な稼ぎ手だったリン鉱石はほぼ枯渇し、ほかに経済を支える産業もありません。
パラオ共和国は、1994年に米国との自由連合盟約のもとで独立した大統領制の国で、主要産業は観光業です。観光客数は2015年の16.4万人をピークに新型コロナ禍で落ち込みましたが、2022年以降は回復基調にあります。2024年3月には米国による財政支援がさらに20年間延長されることが承認されました。

フィジー共和国の主要産業は観光・砂糖・衣料です。スバには太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局や南太平洋大学(USP)など多くの地域協力機関が置かれ、フィジーは地域協力の中心になっています。
ミクロネシア連邦は、ヤップ・チューク・ポンペイ・コスラエの4州からなる連邦国家です。主要産業は水産業・観光業・農業です。パラオと同じく米国との自由連合盟約のもとにあり、2024年3月には財政支援をさらに20年間延長することが承認されました。

参加国全体の一覧は特集ページ「参加国ガイド」からも確認できます。