2027年は、横浜花博(GREEN×EXPO 2027)と同じ春から秋にかけて、横浜トリエンナーレも開かれます。横浜トリエンナーレは、横浜市などが主催する現代アートの国際展です。
花博の会期は2027年3月19日から9月26日までです。会場に駅はなく、瀬谷・三ツ境・十日市場・南町田グランベリーパークの4駅からシャトルバスで向かいます。GREEN×EXPO 2027は、2022年11月にBIE(博覧会国際事務局)からA1クラスの国際園芸博覧会として認定を受けました。日本でのA1クラスの開催は、1990年の大阪「国際花と緑の博覧会」以来です(いずれもGREEN×EXPO協会による)。
第9回横浜トリエンナーレの公式情報
横浜トリエンナーレ公式サイトの発表(2025年12月8日付)によると、第9回の内容は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2027年4月23日(金)〜9月12日(日)(124日間) |
| 主な会場 | 横浜美術館ほか |
| アーティスティック・ディレクター | コスミン・コスティナシュ氏(キュレーター・著述家)、インティ・ゲレロ氏(キュレーター・美術教育者) |
| テーマ | 正式名称は未発表。「よりよい明日を生きようとする人びとの営み」に寄り添う方針が示されている |
| チケット | 発表なし(2026年9月時点) |
| 主催 | 横浜市、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、NHK、朝日新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会 |
横浜美術館のお知らせによると、コスミン・コスティナシュ氏はルーマニア出身、インティ・ゲレロ氏はコロンビア出身のキュレーターです。
前回の第8回は2024年3月15日から6月9日まで、横浜美術館のほか旧第一銀行横浜支店やBankART KAIKOなどを会場に開かれました(公式サイトによる)。第9回の詳しい会場割りは、2026年9月時点では横浜美術館以外は未発表です。
花博と会期がどう重なるか
| 催し | 会期 |
|---|---|
| GREEN×EXPO 2027(横浜花博) | 2027年3月19日〜9月26日 |
| 第9回横浜トリエンナーレ | 2027年4月23日〜9月12日 |
横浜トリエンナーレの会期は、花博の会期にすべて含まれます。トリエンナーレは花博の開幕からひと月ほど後に始まり、花博の閉幕の2週間ほど前に終わります。
1日で両方か、2日に分けるか
花博のシャトルバス発着駅(相鉄本線の瀬谷・三ツ境、JR横浜線の十日市場、東急田園都市線の南町田グランベリーパーク)は、それぞれ別の鉄道路線にあります。横浜美術館の最寄り駅は、東急東横線と直通するみなとみらい線の「みなとみらい」駅です。3番出口からはマークイズみなとみらいを通り、徒歩3分で着きます。横浜美術館公式サイトによると、開館時間は10時から18時まで、休館日は木曜と年末年始です。展覧会によって異なる場合があるとも書かれています。
瀬谷・三ツ境からは、相鉄本線で横浜駅に出て、みなとみらい線に乗り換えるのが基本の経路です。みなとみらい線は横浜駅から元町・中華街駅までの路線で、横浜駅から 2 つ目がみなとみらい駅です(横浜高速鉄道の路線図による)。十日市場(JR横浜線)と南町田グランベリーパーク(東急田園都市線)からの経路と所要時間は、各社の乗換案内で確かめてください。日をまたいで2日に分ける場合は、横浜駅かみなとみらい周辺に宿をとると、翌日にどちらへも動きやすくなります。
同じ年のほかの催し
横浜市の発表によると、「ガーデンネックレス横浜2026」は2026年春の花と緑のイベントで、メインビジュアルにGREEN×EXPO 2027公式マスコットの「トゥンクトゥンク」が起用されました。発表では、開催まで1年となったGREEN×EXPO 2027に向けて、春のにぎわいをつなぐ催しと説明されています。ただし発表ページに2027年の開催についての記載はなく、2027年も続くかどうかは2026年9月時点で確認できませんでした。
新潟県の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は2027年に開かれる予定で、公式サイトに2026年6月25日時点の「第1弾参加作家」の一覧(国内外の37組)が載っています。会期は、2026年9月時点で公式サイトから確認できませんでした。第9回横浜トリエンナーレも、2025年12月の発表で公開されたのはアーティスティック・ディレクターと会期です。会場割りやチケットの詳細は、まだ発表されていません。
編集部の考え
花博は上瀬谷の広い会場で庭園と緑を見る博覧会、トリエンナーレは横浜美術館を中心に街なかで現代アートを見る展覧会で、性格がはっきり違います。どちらも半日以上は見ておきたい催しなので、1日に詰め込むより2日に分け、横浜駅かみなとみらいに泊まるほうが無理がないと思います。トリエンナーレの会場割りとチケットは未発表なので、発表が出たらこの記事を更新します。