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横浜博覧会 YES'89 のあとを歩く:みなとみらいに残った大観覧車と横浜美術館

本文の価格・時刻・日程は2026年9月13日時点の公式発表に基づきます。予約の直前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

みなとみらいの大観覧車コスモクロック21。赤と白のゴンドラが並ぶ観覧車がビルの間にそびえる
よこはまコスモワールドの大観覧車コスモクロック21(2018年撮影) 写真: Zairon(CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)

みなとみらい駅を出てすぐの大観覧車「コスモクロック21」は、1989年に横浜で開かれた博覧会のアトラクションとして生まれました。会場だったみなとみらい21地区には、同じ博覧会のパビリオンだった横浜美術館も今も建っています。

GREEN×EXPO 2027(横浜花博)は、2027年3月19日から9月26日まで、横浜市瀬谷区・旭区の旧上瀬谷通信施設の一部で開かれます。横浜市内で博覧会が開かれるのは、1989年の横浜博覧会「YES’89」以来です。今の横浜美術館とコスモクロック21が、どちらも公式サイトで確認できた範囲で開館時間・料金・行き方を書いています。

1. 早見表

施設最寄り駅・徒歩開館・営業時間休み料金
横浜美術館みなとみらい線 みなとみらい駅 徒歩3分10:00〜18:00(入館は17:30まで)木曜、年末年始コレクション展 一般500円
コスモクロック21(よこはまコスモワールド)みなとみらい線 みなとみらい駅 徒歩2分季節により変動(公式サイトの営業カレンダーで確認)月に数日、不定期入園無料。乗車1回1,000円(3歳以上)

開館時間・料金は2026年9月13日に各施設の公式サイトで確認しました。展覧会や季節で変わることがあるので、行く前に公式サイトを確かめてください。

2. 横浜博覧会YES’89とは

1989年(平成元年)3月25日、みなとみらい21地区で「横浜博覧会(YES’89)」が開幕しました。横浜市中央図書館の「横浜10大ニュース」一覧では、その年の1位の出来事として「市政100周年・開港130周年を記念し横浜博覧会が開催される。」と書かれ、会期191日間、来場者数1,335万人と記録されています。横浜市の資料「みなとみらい21 Information」では、この博覧会の開幕を1989年3月、閉幕を同年10月としています。

同じ資料によると、博覧会の実行主体となる財団法人は1987年(昭和62年)に発足し、このときに会期と略称「YES’89」が決まりました。会場だったみなとみらい21地区は、当時はまだ再開発の途中で、横浜市の資料によると土地区画整理事業が完了したのは2011年です。

3. コスモクロック21(よこはまコスモワールド)

よこはまコスモワールドの公式サイトによると、コスモクロック21は「1989年横浜博覧会(YES’89)のパビリオンとして誕生した大観覧車」で、博覧会が終わったあとも運行が続けられました。1999年3月、現在の場所に「新生・よこはまコスモワールド」としてオープンした際に、コスモクロック21もあわせて移設されています。

今のコスモクロック21は、全高112.5メートル、定員480人、回転輪の直径は100メートルです。ゴンドラは8人乗りが60台あり、そのうちシースルーゴンドラが4台、バリアフリー仕様が2台含まれます。1周の所要時間は約15分です。よこはまコスモワールド自体の入園は無料で、コスモクロック21の乗車料金は1回1,000円(3歳以上)、障害者手帳の提示で500円、20人以上の団体は1人800円です。営業時間は季節や曜日で変わり、休園日も月に数日あるので、公式サイトの営業カレンダーで確かめてください。

最寄り駅はみなとみらい線のみなとみらい駅で、徒歩約2分です。JR根岸線・横浜市営地下鉄の桜木町駅からは徒歩約10分です。

4. 横浜美術館

横浜美術館の公式アーカイブによると、1989年3月25日、横浜博覧会のパビリオンのひとつとして美術館が開設されました。その後、同年11月3日に横浜美術館条例が施行され、正式に開館しています。横浜市中央図書館の「横浜10大ニュース」でも、この年の出来事として「横浜博覧会開幕に合わせ横浜美術館、マリタイムミュージアム、動く歩道などがオープン」と記録されています。

開館時間は10時から18時、入館は閉館30分前までです。休館日は木曜と年末年始で、展覧会によって変わる場合があります。2026年度のコレクション展の観覧料は一般500円です。館の詳しい展示内容や、近くの神奈川近代文学館・大佛次郎記念館とあわせた回り方は、別の記事に書いています。

最寄り駅はみなとみらい線のみなとみらい駅で、3番出口から徒歩約3分です。

5. 桜木町駅・みなとみらい駅からの歩き方

JR根岸線・横浜市営地下鉄の桜木町駅からは、動く歩道を使ってみなとみらい方面へ歩けます。横浜市の資料「みなとみらい21 Information」によると、この動く歩道が完成したのも1989年3月で、横浜博覧会が開幕したのと同じ月です。動く歩道を使うと、桜木町駅から横浜美術館・よこはまコスモワールドとも徒歩約10分です。

みなとみらい線を使う場合は、みなとみらい駅が最寄りです。コスモクロック21へは徒歩約2分、横浜美術館へは3番出口からグランドガレリアを通って徒歩約3分で、どちらもみなとみらい駅から5分かからずに着きます。2つの施設は続けて回りやすい距離にあります。

6. 編集部の考え

YES’89の跡地は、公園や単独の施設ではなく、みなとみらいという街そのものになりました。当時のパビリオンだった横浜美術館とコスモクロック21は、今は街の一部としてそのまま残っています。横浜花博の会場(旧上瀬谷通信施設)は違う残り方になりそうです。横浜市の土地利用基本計画では、農業振興・観光にぎわい・物流・公園防災の4つのゾーンに分ける計画になっていて、防災・公園ゾーンは花博のレガシーを継承する公園にすると横浜市は説明しています。街になったみなとみらいと、ゾーンに分かれる上瀬谷のどちらに近い跡地になるのか、閉幕後に実際に見に行きたいと思います。

よくある質問

横浜博覧会YES'89はいつ、どこで開かれましたか。

1989年3月25日、みなとみらい21地区で開幕しました。横浜市中央図書館の「横浜10大ニュース」によると、会期は191日間で、来場者数は1,335万人でした。市政100周年と横浜港開港130周年を記念した博覧会でした。

横浜美術館は博覧会のときからある建物ですか。

はい。横浜美術館の公式アーカイブによると、1989年3月25日に博覧会のパビリオンのひとつとして開設され、同年11月3日に横浜美術館条例の施行にあわせて正式開館しました。

コスモクロック21は開業した当時と同じ場所にありますか。

いいえ。よこはまコスモワールドの公式サイトによると、博覧会のアトラクションとして生まれたコスモクロック21は、博覧会終了後も運行が続けられ、1999年3月に現在の場所へ移設されました。

横浜花博(GREEN×EXPO 2027)の会場も、閉幕後にみなとみらいのような街になりますか。

横浜市の「旧上瀬谷通信施設土地利用基本計画」によると、会場を含む地区は農業振興・観光にぎわい・物流・公園防災の4つのゾーンに分けて活用する計画です。博覧会の会場がそのまま市街地になったみなとみらいとは、残り方が違うことになります。

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