名古屋・京都・大阪より西から横浜花博へ来る人の玄関は新横浜駅です。東海道新幹線の全列車が停まり、駅の中で JR 横浜線・横浜市営地下鉄・相鉄線・東急線に乗り換えられます。ここでは列車の選び方、座席と号車、予約の手段、大きな荷物の扱いを、JR東海と関連サイトの公式ページで 2026年9月時点に確かめた範囲で書きます。新横浜駅から会場最寄り駅への行き方と駅周辺のホテルは新横浜駅からのルートと宿の記事にあります。
1. のぞみ・ひかり・こだまはどれも停まる
JR東海ツアーズの停車駅案内によると、新横浜駅にはのぞみ・ひかり・こだまのすべてが停まります。3 つの違いは停車駅の数です。
| 列車 | 停車駅 | 東京〜新大阪の目安 |
|---|---|---|
| のぞみ | 東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪が基本。一部は山陽新幹線へ直通 | 最短 2時間21分 |
| ひかり | のぞみの停車駅に加えて、小田原・熱海・三島・静岡・浜松・豊橋・岐阜羽島・米原のうちいくつか。列車によって違う | 約 3時間 |
| こだま | 東京〜新大阪の全 17 駅 | 約 4時間 |
新横浜に停まるという点では 3 つに差がないので、名古屋以西から来るならのぞみで着く時刻を先に決め、席が取れなければひかりを見る、という順で足ります。のぞみの指定席料金はひかり・こだまより数百円高く、自由席の料金は 3 列車とも同じです。指定席の特急料金は時期によって上下し、最繁忙期は 400円増し、繁忙期は 200円増し、閑散期は 200円引きです。
2. 座席と号車
JR東海ツアーズの座席案内にある号車の割り当ては次のとおりです。列車によって変わることがあるので、乗る前に案内表示で確かめます。
| 座席 | 号車 | 補足 |
|---|---|---|
| 普通車自由席 | のぞみ 1〜2、ひかり 1〜5、こだま 1〜6 と 13〜16 | 座席の保証はない |
| 普通車指定席 | 上記以外の普通車 | 各車両の最後部が「特大荷物スペースつき座席」 |
| S Work 車両 | 7 号車(普通車指定席) | 仕事向け。6〜10 番の A・C 席は「S WorkPシート」で指定席に 2,000円加算 |
| グリーン車 | 8〜10 号車 | コンセント・読書灯・フットレスト付き |
富士山が見えるのは進行方向に関係なく E 席側(グリーン車は D 席側)です。トイレは奇数号車、多目的室と車いす対応の席は 11 号車にあります。
のぞみが全席指定になる期間があります。JR東海の案内では、2026年はゴールデンウィークが 4月24日〜5月6日、お盆が 8月7日〜8月16日で、この期間ののぞみは自由席特急券では座れず、デッキに立つ扱いになります。ひかり・こだまには同じ期間も自由席があります。花博の会期(2027年3月19日〜9月26日)にもゴールデンウィークとお盆が入るので、その時期に自由席で来るつもりならひかり・こだまを選ぶか、指定席を取ります。2027年の期間は JR東海の発表を待って追記します。
S Work 車両の決まり
7 号車の S Work 車両は、のぞみ・ひかり・こだまの 16 両編成に設定されています。パソコンのキーボード音や Web 会議の声はお互いに許容する車両で、端末の電子音は切るかイヤホンを使い、乗客同士の会話と座席の回転は控える決まりです。通信容量が通常の約 2 倍の「S Wi-Fi for Biz」が使えます。スマートEX・エクスプレス予約のほか、駅の窓口や指定席券売機でも買えます。
3. 予約の手段は 3 つ
スマートEX(年会費無料)
手持ちのクレジットカードと交通系ICカードがあれば登録でき、年会費はかかりません。乗るときは登録した Suica・PASMO・ICOCA・TOICA・manaca などの交通系ICカードを改札にタッチします。東海道・山陽・九州新幹線が対象で、EX早特 1・3・7・21、EXファミリー早特 7、22 歳以下の EX U22 割、65 歳以上の EX 65+割などの割引商品があります。
エクスプレス予約(年会費 1,100円)
年会費は 1,100円(税込)で、JR東海エクスプレス・カードや対応するクレジットカードへの入会が要ります。割引商品はスマートEXと同じ名前のものが並びますが、金額は商品と区間ごとに違うので、両方の公式サイトで比べます。専用の EX-ICカードは 2026年8月で新規発行と再発行を終え、乗車に使えるのは 2027年夏ごろまでの予定です。以後は交通系ICカードを登録して乗ります。紙の「EXご利用票」は 2027年2月に発行を終える予定です。
きっぷ(窓口・指定席券売機)
駅のみどりの窓口や指定席券売機で買う方法です。指定席は乗車日の 1 か月前の 10 時に発売が始まります。会員登録をしたくない人、複数人分をまとめて買う人はこちらが分かりやすいと思います。
4. 大きな荷物は席ごと予約する
3 辺の合計が 160cm を超えて 250cm 以内の荷物は「特大荷物」で、持ち込むには「特大荷物スペースつき座席」の予約が要ります。指定席の各車両の最後部の席で、追加料金はかかりません。花博の会期中は 1 週間分のスーツケースを持つ人が増えるはずなので、160cm を超えるかどうかを家で測っておくと安心です。
5. 新横浜駅で降りてから
JR東海の駅ページでは、新横浜駅の乗り換え先は JR東日本(横浜線)・横浜市営地下鉄・東急電鉄・相鉄です。新幹線ホームの頭上に「横浜線・地下鉄のりかえ」の案内があり、在来線の乗り換え改札を通って横浜線に移れます。花博のシャトルバスが出る十日市場駅へは横浜線、瀬谷・三ツ境へは相鉄新横浜線経由が候補で、比較は新横浜駅からのルートと宿の記事に書きました。会場アクセス全体は会場アクセスのまとめにあります。
編集部の考え
西から来る人にとって、新横浜は東京駅より 1 駅手前で降りられる分だけ楽な駅だと思います。迷うのは列車の種類より予約の手段で、年に何度も新幹線に乗らない人はスマートEXで足り、EX-ICカードの終了を気にする必要もありません。自由席で来るなら、のぞみが全席指定になる連休と盆だけ気をつければよく、その期間はひかりの自由席が現実的です。荷物は 160cm の線を越えるかどうかだけ、出発前に確かめておくのがよいと思います。
