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trip-jp博覧会からミュージアム、寺社仏閣まで 横浜花博 2027 開幕まで 138日

KAJIMA TREE:鹿島建設がGREEN×EXPO 2027で大屋根リングの木材を継ぐVillage出展

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大阪・関西万博の大屋根リングの内側を見上げた写真。木の柱と梁が格子状に組まれ、奥まで続いている
大阪・関西万博の大屋根リングの木組み。KAJIMA TREE はリングの木材を再利用して建てる 写真: Abasaa(パブリックドメイン、Wikimedia Commons)

鹿島建設は、GREEN×EXPO 2027のVillage出展の1つとして「KAJIMA TREE」を建てています。構造体には大阪・関西万博の大屋根リングの木材を再利用し、鹿島はその木材の譲渡先です。建設地は会場内の鹿島出展エリア(横浜市瀬谷区)です。

Village出展の中のKAJIMA TREE

GREEN×EXPO 2027の会場を運営するのは、GREEN×EXPO協会(正式名称は公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)です。協会によると、Village出展は展示と体験を組み合わせた共創事業です。会場内に設けられた5つのVillageに、企業・団体がテーマ「幸せを創る明日の風景」に沿った館を出す仕組みです。協会のページにはVillage出展12館の完成予想図が並び、KAJIMA TREEもその1館として載っています。

同じページで、東急グループの「とうきゅうグループ館」は自然と都市が融合する新しいライフスタイルの提案、KTグループの「KT GROUP Mobi+」は車がエネルギーを必要な場所へ運ぶ構想、と紹介されています。KAJIMA TREEは、大屋根リングの木材という「すでにあったもの」を建材に使う館です。

大屋根リングの木材で建てるタワー

協会のページによると、KAJIMA TREEは「自然と人の明日の物語」を掲げる、GREEN×EXPOのシンボルです。大屋根リングで使われていた木材を、先端技術で再び生かして建てる計画です。ページには「※鹿島は大阪・関西万博の大屋根リングの木材の譲渡先です」との注記もあります。

鹿島の特設サイトも、KAJIMA TREEを協会と同じ位置づけで扱っています。鹿島建設はGREEN×EXPO 2027のVillage出展パートナーです。サイトでは、この建物は「未来の都市づくりに向けた新たな風景」を表すタワーです。

建築の技術と規模

鹿島の特設サイトによると、KAJIMA TREEの構造体には大屋根リングの木材を再利用しています。日本の伝統建築の美しさと鹿島の先端技術を組み合わせた建物で、風や地震のエネルギーをしなやかに吸収する構造を採用しています。

池の向こうに立つ大阪・関西万博の大屋根リング。木の柱と梁が格子状に何層も組まれ、上の通路を日傘を差した人が歩いている
大阪・関西万博の大屋根リング(2025年撮影)。KAJIMA TREE の構造体には、このリングの木材を再利用する写真: Abasaa(パブリックドメイン、Wikimedia Commons)

規模については、高さは約60メートルで、20階建てのマンションと同じくらいです。再生木材を使った建物としては国内最大級と、特設サイトにあります。この取り組みは、脱炭素・資源循環・自然再興に向けた挑戦の一つだそうです。

着工前の2026年5月13日には、「非住宅 木造建築フェア2026」というイベントで、KAJIMA TREEの1/100模型が初めて公開されました。

鹿島建設は2026年9月15日、本体工事の開始にあわせて木材の加工方法を明らかにしました。大屋根リングの解体後に運ばれた木材は、加工工場で清掃・加工・研磨をします。そのうえで制震ダンパ金物を取り付け、柱や梁の構造部材にしています。加工した柱や梁を組み合わせたユニットは、あらかじめ組み立てておく「地組」という方法で施工しています。

基礎コンクリートには、大阪・関西万博で使ったCO2吸収コンクリートの舗装ブロックと、鹿島の旧横浜支店の解体材を使います。

同じ発表で、完成は2027年2月末を予定しているとも明らかにしました。館内でどんな展示や体験ができるか、来場者がいつから中に入れるか(博覧会の開幕は2027年3月19日)は、2026年9月時点で公表されていません。

発表の経緯

日付できごと
2026年5月13日「非住宅 木造建築フェア2026」でKAJIMA TREEの1/100模型を初公開(鹿島の特設サイトによる)
2026年6月1日「KAJIMA TREE建設工事」の起工式(鹿島建設が6月9日に発表)
2026年9月14日本体工事を開始し、建設現場を初公開。完成は2027年2月末を予定(鹿島建設が9月15日に発表)

出展パビリオンの一覧は、特集ページ「出展パビリオン」にまとめています。

訂正(2026年9月19日): 「発表の経緯」で、「KAJIMA TREE建設工事」が2026年6月9日に起工したと書いていましたが、起工式は6月1日に行われ、6月9日は鹿島建設の発表日でした。

よくある質問

KAJIMA TREEとはどんな建物ですか。

鹿島建設がGREEN×EXPO 2027のVillage出展として建てる建物です。大阪・関西万博の大屋根リングで使われていた木材を再利用し、GREEN×EXPOのシンボルとして紹介されています。

木材はどこから来ていますか。

大阪・関西万博のシンボルだった大屋根リングの木材です。GREEN×EXPO協会のサイトによると、鹿島建設はこの木材の譲渡先です。

KAJIMA TREEの規模はどのくらいですか。

鹿島の特設サイトによると、高さは約60メートルで、20階建てのマンションと同じくらいの高さです。再生木材を使った建物としては国内最大級だとしています。

いつ完成しますか。

鹿島建設は2026年9月15日、2027年2月末の完成を予定していると発表しました。「KAJIMA TREE建設工事」の起工式は2026年6月1日に行われ、鹿島建設は6月9日にこれを発表しました。

KAJIMA TREEは会場内のどのVillageに区分されますか。

2026年9月時点で確認できた出典の範囲では明記されていません。GREEN×EXPO協会はVillage出展12館の一つとしてKAJIMA TREEを紹介しています。

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