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trip-jp博覧会からミュージアム、寺社仏閣まで 横浜花博 2027 開幕まで 138日

日本庭園を見てから花博へ:東京の都立庭園4か所と水戸・偕楽園の行き方・料金

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本文の価格・時刻・日程は2026年9月11日時点の公式発表に基づきます。予約の直前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

水戸・偕楽園の梅の花越しに見える水戸の市街
偕楽園の梅林から見た水戸の街並み 写真: LuxTonnerre(CC BY 2.0、Wikimedia Commons)

日本の庭園を横浜花博(GREEN×EXPO 2027)の前後に見ておくと、会場に集まる世界各国のガーデンと比べられます。取り上げるのは、東京都心の都立庭園4か所(六義園・小石川後楽園・浜離宮恩賜庭園・旧古河庭園)と水戸の偕楽園です。開園時間・休園日・入園料・最寄り駅は公式サイトで確認しました。数値は2026年9月11日時点のものです。

1. 早見表

庭園最寄駅開園時間休園日入園料(一般)
六義園(文京区)JR山手線・東京メトロ南北線 駒込駅 徒歩7分9:00〜17:00(入園16:30まで)12月29日〜1月1日300円
小石川後楽園(文京区)JR総武線 水道橋駅/東京メトロ 後楽園駅9:00〜17:00(入園16:30まで)12月29日〜1月1日300円
浜離宮恩賜庭園(中央区)都営大江戸線・ゆりかもめ 汐留駅/JR・東京メトロ 新橋駅9:00〜17:00(入園16:30まで)12月29日〜1月1日300円
旧古河庭園(北区)JR京浜東北線 上中里駅/東京メトロ南北線 西ヶ原駅 徒歩7分9:00〜17:00(入園16:30まで)12月29日〜1月1日150円
偕楽園(茨城県水戸市)JR常磐線 水戸駅(梅まつり期は臨時駅「偕楽園駅」)6:00〜19:00(2月中旬〜9月30日)/7:00〜18:00(10月1日〜2月中旬)本園に定期休園日なし320円

都立庭園は65歳以上が割引、小学生以下と都内在住・在学の中学生が無料です。偕楽園は満70歳以上が半額です。65歳以上や小人の金額は、下の各庭園の説明にあります。

2. 東京の都立庭園4か所

六義園

五代将軍徳川綱吉から下屋敷を与えられた柳澤吉保が、7年かけて築いた回遊式築山泉水庭園です。国の特別名勝に指定されています。入園料は一般300円、65歳以上150円、小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料です。アクセスはJR山手線・東京メトロ南北線の駒込駅(南口)から徒歩7分、都営三田線の千石駅から徒歩10分です。公式サイトの花の見ごろ情報では、春はコブシ・ツツジ・ソメイヨシノ・フジ・シダレザクラ、秋はイチョウ・モミジ・ドウダンツツジが紹介されています。

六義園の池。手前に枝を横に伸ばした松、池の中に石を組んだ小島、対岸に桜と茶屋が見える
六義園の池と対岸の桜(2023年4月5日撮影)写真: Tmv(CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons)

小石川後楽園

六義園と並んで江戸の二大庭園に数えられる庭園で、こちらも国の特別名勝・特別史跡です。入園料は六義園と同じ一般300円、65歳以上150円。東門はJR総武線 水道橋駅西口から徒歩5分、東京メトロ後楽園駅2番出口から徒歩6分、西門は都営大江戸線 飯田橋駅C3出口から徒歩3分です。

小石川後楽園の池のほとり。新緑のカエデの下に木の橋が架かり、玉石を敷いた岸に沿って園路が続く
小石川後楽園の池のほとり。春の新緑の時期(2014年4月14日撮影)写真: Guilhem Vellut(CC BY 2.0、Wikimedia Commons)

浜離宮恩賜庭園

海水を引き入れる「潮入の池」が今も残る、江戸時代の代表的な大名庭園です。入園料は一般300円、65歳以上150円です。大手門口へは都営大江戸線・ゆりかもめの汐留駅から徒歩7分、JR・東京メトロ銀座線・都営浅草線の新橋駅から徒歩12分。中の御門口へは汐留駅から徒歩5分です。公式サイトの花の見ごろ情報に載っているのは、春はサクラ・フジ・ナノハナ、秋はコスモス・ヒガンバナなどです。

汐留の高層ビルから見下ろした浜離宮恩賜庭園。木々に囲まれた池と芝生の広がりを運河と高速道路が囲み、奥に東京湾と船着き場が見える
汐留のビルから見下ろした浜離宮恩賜庭園。海側の池が「潮入の池」(2006年8月公開の写真)写真: Chris 73(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)

旧古河庭園

武蔵野台地の高低差を生かし、丘の上に洋館、斜面に洋風庭園、低地に日本庭園を配した庭園です。日本庭園部分は京都の庭師・七代目小川治兵衛の作庭で、洋館・洋風庭園は建築家ジョサイア・コンドルの設計とされています。入園料は一般150円、65歳以上70円と、都立庭園の中では控えめです。アクセスはJR京浜東北線 上中里駅、東京メトロ南北線 西ヶ原駅からいずれも徒歩7分。秋はバラと紅葉が見どころで、2026年は「秋のバラフェスティバル」が10月10日〜11月6日に開催予定です。

旧古河庭園の洋館。黒っぽい石造りの2階建てで、白い鎧戸の窓が並び、手前の斜面にバラの花壇と石段がある旧古河庭園の日本庭園。池に石の橋が架かり、松に雪吊りの縄が円錐形に張られ、奥に紅葉した木々が見える
旧古河庭園の洋館とバラの花壇(2009年4月撮影)と、低地の日本庭園(2024年12月12日撮影)写真: Wiiii(CC BY-SA 3.0、Wikimedia Commons)/Asanagi(CC0、Wikimedia Commons)

六義園と旧古河庭園を両方訪ねるなら、共通入園引換券(園結びチケット、一般400円)が使えます。

3. 水戸・偕楽園

水戸市の偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園のひとつです。本園の開園時間は、2月中旬〜9月30日が6:00〜19:00、10月1日〜2月中旬が7:00〜18:00です。本園に定期的な休園日はありません。入園料は一般(15歳以上)320円、小人160円で、満70歳以上は半額です。梅まつり期間(毎年2月中旬から3月末頃)以外は、茨城県民が証明書の提示で無料になり、開門から午前9時までは誰でも無料です。園内の御殿建築「好文亭」は別料金(一般230円)で、休館は12月29日〜31日です。

梅の見頃は、JR東日本の Web メディア「JREメディア」の記事(2026年2月17日公開)によると、例年2月中旬から3月中旬です。早咲きの梅は1月中旬ごろから咲き始め、4月上旬まで楽しめるとされています。この時期に合わせて、JR常磐線には臨時駅「偕楽園駅」が設けられます。JR東日本の公式サイトの駅一覧にも載っている駅です。2026年は2月11日・14日・15日、2月21日〜28日、3月1日〜8日・14日・15日、3月20日〜22日の9時48分〜16時33分に、下りの特急列車と普通列車が臨時停車しました。上り列車は通過するため、帰りは水戸駅から乗車します。開設日程は年によって変わるので、行く年の公式発表を確認してください。梅まつり期間以外に訪ねる場合は、水戸駅からバスを利用します。

国土交通省の公式サイトによると、1984年以降に開催されたA1クラスの国際園芸博覧会では、政府出展として「日本庭園」がテーマに使われてきました。日本でのA1クラス開催は1990年の大阪「国際花と緑の博覧会」以来、2027年の横浜花博が2度目です。2027年の政府出展「日本政府苑」(農林水産省・国土交通省)は、2026年5月22日に展示概要を公表しました。テーマは伝統的造園技術等を活用した「令和日本の庭」です。体感型シアターで日本各地の自然風土を展示するほか、各流派の家元等によるいけばなを展示します。宮内庁が管理してきた盆栽(黒松・檜・五葉松、樹齢340〜390年)も展示します。いけばなの協力流派や盆栽の会期中2回の入れ替えは、公式サイトでは「予定」と書かれています。

4. 回り方の例

東京の都立庭園4か所は、いずれも入園料が安く、休園日は年末年始だけです。日帰りで2〜3か所を回りやすい距離にあります。六義園(駒込駅)と旧古河庭園(西ヶ原駅・上中里駅)は、どちらも東京メトロ南北線の駅が最寄りで、共通引換券を使えば同じ日に2園を回れます。浜離宮恩賜庭園は最寄りが汐留駅と新橋駅なので、横浜方面への行き帰りに寄りやすい庭園です。

水戸の偕楽園は東京から離れているので、梅の時期に日帰りか一泊で訪ねることになります。臨時駅「偕楽園駅」が使える期間に合わせて計画すると、水戸駅からのバス乗り継ぎを省けます。

一泊して開門から9時までの無料の時間に入るなら、前の晩の宿は楽天トラベルの水戸駅周辺のホテル・旅館の一覧PRで探せます。帰りの上り列車は偕楽園駅を通過するので、水戸駅に近い宿なら行きも帰りも同じ駅を使えます。

5. 編集部の考え

花博で世界各国のガーデンを見る前に、六義園や旧古河庭園のような回遊式の日本庭園を一度見ておくと、様式の違いに気づきやすくなると考えます。旧古河庭園は入園料が安く、洋風庭園と日本庭園が同じ敷地にあるので、二つの様式を短い時間で見比べられる庭園だと思います。

偕楽園の梅の例年の見頃(2月中旬〜3月中旬)は、花博の開幕(2027年3月19日)の少し前にあたります。開幕前の週末に偕楽園へ、開幕後に花博へ行けば、時期をずらして両方を見られます。

訂正(2026年9月19日): 2027年の政府出展の内容は公式サイトで確認できないと書いていましたが、日本政府苑の公式サイトが2026年5月22日に「令和日本の庭」をテーマにした展示概要を公表していました。

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よくある質問

都立庭園はどこも入園料が同じですか。

いいえ。六義園・小石川後楽園・浜離宮恩賜庭園は一般300円・65歳以上150円ですが、旧古河庭園は一般150円・65歳以上70円です。いずれも小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料です。

六義園と旧古河庭園を両方見るお得な切符はありますか。

東京都公園協会の公式サイトによると、六義園・旧古河庭園共通入園引換券(園結びチケット)が一般400円、65歳以上200円で販売されています。使用期限はありません。

偕楽園には梅の時期だけ使える駅がありますか。

JR常磐線に臨時駅「偕楽園駅」があり、JR東日本の公式サイトの駅一覧にも掲載されています。開設される日程や時刻は年によって異なるため、行く年の公式発表を確認してください。

花博の会場にも日本庭園はありますか。

国土交通省の公式サイトによると、1984年以降に開催されたA1クラスの国際園芸博覧会では、政府出展として「日本庭園」がテーマに使われてきました。2027年の政府出展「日本政府苑」は、「令和日本の庭」をテーマに、いけばなや宮内庁の盆栽などの日本文化展示を行うと2026年5月22日に公表されています。いけばなの協力流派や盆栽の入れ替えは、公式サイトでは「予定」と書かれています。

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